【最新2019】エンジェル投資家とは?出資・投資を受ける7つの秘訣とメリット・デメリット総まとめ

登録日:2017.6.2  |  最終更新日:2018.11.5



-出資を受けることによって、世界的な大企業へ成長。

-ベンチャー企業が数百万円の出資を受けて、事業を大幅に拡大。

これらはいずれも、エンジェル投資家から出資を受けた事例です。

資金繰りに悩むベンチャー企業や中小企業にとって、「今後はエンジェル投資家が大きな存在になる」と言っても過言ではありません。2003年のエンジェル税制改正により、エンジェル投資家は税制面で優遇措置を受けられるので、今後エンジェル投資家は国内でも増えることが予想されます。2006年のアメリカでは、エンジェル投資家による投資総額が実に256億米ドルにまで及びました。

そこで今回は、15年以上の投資経験がある現役の投資家が、エンジェル投資家の探し方やコツなどを伝授します。この記事で投資家側の考えを理解すれば、初心者のあなたでも100%融資を受けられます。

■エンジェル投資家とは?

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エンジェル投資家とは、起業して間もない企業に資金を提供する個人投資家を意味し、ヨーロッパではビジネスエンジェルと呼ばれています。投資金と引き換えに、起業家から株式や社債を受け取ることが一般的です。もともとは演劇事業に資金を供給する裕福な個人投資家を指して使われていたのが、「エンジェル」という呼び名の始まりです。現在ではエンジェル投資家同士がグループを組んで、共同出資を行うケースも見られるようになりました。

創業間もない起業家にとって、資金調達は大きな課題です。起業には数千万円のまとまった資金を必要とする場合が多いですが、親戚や知人から1,000万円以上の出資を受けることは難しいでしょう。銀行などの金融機関にはアピールできる実績がまだ無く、またベンチャーキャピタルなどが1~2億円以下の投資を検討することはほとんどありません。

そこで、エンジェル投資家の出番です。エンジェル投資家の多くは起業や経営の経験があるため、ビジネスの知識やノウハウを豊富に持っており、資金提供だけでなく起業家の良きアドバイザーになってくれることも少なくありません。

日本ではエンジェル投資家の存在がまだ広く知られておらず、アメリカに26万以上のエンジェル投資家が居るのに対し、日本国内にはわずか800人程度しか居ないのが現実です。しかし、冒頭でご紹介したエンジェル投資税制の改正も影響し、エンジェル投資はこれからの普及が期待される分野でもあるため、今後ますます増えてくると予想されます。

エンジェル投資家から投資を受けるメリット・デメリット

ここではエンジェル投資家から投資を受けるときの主なメリット・デメリットをご紹介します。

○メリット

・自分で用意するのは難しい多額の資金を投資してもらえる。

・ビジネスに関する様々な知識やノウハウをもとにアドバイスをしてもらえる。

・起業家のメンター(指導者・助言者)として、精神面のサポートをしてくれる場合もある。

○デメリット

・エンジェル投資家によっては経営について主導権を握ろうとする場合がある。

・相性が合わなかった場合、企業としての目標に共に向かえない場合がある。

エンジェル投資家によっては1億円以上の多額の出資金を用意している場合もありますが、実際に投資を受ける際には金額だけではなく、人柄も重要です。面談や話し合いを繰り返し行い、信頼できる投資家を選びましょう。出資金のほかにその投資家から得られるノウハウや知識、人脈なども十分に考えることが大切です。

■エンジェル投資家とベンチャーキャピタルとの違い

企業が出資を受けるときの出資元として「エンジェル投資家」「ベンチャーキャピタル(VC)」があります。


エンジェル投資家もベンチャーキャピタルもどちらも会社の事業資金を出資してくれるという意味では同じです。

しかし、起業家が実際に出資を受ける場合には出資を受けるまでの流れや出資してもらえる金額に違いがあります。

出資額


ベンチャーキャピタルというのは、投資家や企業から集めたお金を事業投資に使う投資会社のことです。

そのため、個人で投資をしているエンジェル投資家に比べて出資額が大きくなる傾向にあります。

事業の内容によっては数億円規模のお金が動くこともあります。


一方、エンジェル投資家の場合は、個人の方が投資するので数百万円単位での出資が多いです。

そのため、大きいお金を必要とする場合はエンジェル投資家よりもベンチャーキャピタルにアプローチすることが多いです。



出資のタイミング


ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家との違いは出資のタイミングにもあります。


ベンチャーキャピタルが出資をする場合は、すでに形成されている事業を拡大するタイミングで行われるが多いです。

そのため、出資を受ける起業はある程度ビジネスが成長できる見込みを証明する必要があります。


ベンチャーキャピタルの出資に対し、エンジェル投資家からの出資では、事業立ち上げの資金として出資されることが多いです。



審査の厳しさ


さらに、審査面でも違いがあります。


エンジェル投資家からの出資の場合、出資をするかどうかの判断が個人での判断になるので、ベンチャーキャピタルに比べて審査が比較的緩い傾向にあります。


また、エンジェル投資家の方がパーソナリティをより重視する傾向にもあります。

そのため、多くの資金を必要としない場合は、ベンチャーキャピタルよりもエンジェル投資家からの出資の方が向いていると言えます。



起業家がベンチャーキャピタルとエンジェル投資家出資を受ける場合は、それぞれのメリットデメリットを考慮して出資を検討する必要があります。


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■エンジェル投資家の探し方は?

エンジェル投資家の探し方を4つご紹介します。ご紹介する方法以外にもどこに縁があるか分からないので、日頃から人付き合いを大切にしておくと良いでしょう。

【探し方その1】マッチングサイトの利用

マッチングサイトとは、起業家とエンジェル投資家を結ぶサービスを行うWebサイトです。起業家がエンジェル投資家の募集記事を投稿し、それを見たエンジェル投資家がコンタクトを取るのが一般的ですが、中にはサイト業者が条件に合うパートナーを紹介してくれる場合もあります。連絡はサイトを介したメッセージや、サイト外のSNS、オンライン通話などの方法があり、やり取りを重ねて信頼できるパートナーを見極めることができます。

当サイトでも起業家と投資家のマッチングサービスを行っていますので是非ご利用ください↓

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エンジェル/個人投資家と起業家のマッチングサイト一覧!特徴とメリット・デメリットまとめ

【探し方その2】クラウドファンディングの利用

ビジネスに関わらず、アイデアや大まかな企画や計画をインターネットで公開し、企画に賛同した複数の出資者から少額ずつ資金を集める仕組みです。マッチングサイトと違って相手と何度も連絡を取り合って信頼性を見極める必要はありません。ただし、エンジェル投資家ひとりあたりの出資額が少額のため、合計1,000万円以上の資金を集めることは難しいでしょう。

【探し方その3】社会人塾や、セミナー、イベントへの参加

社会人を対象とした経営塾や起業塾などの社会人塾やセミナーでは、講師や受講生同士のネットワークを伝ってエンジェル投資家を紹介してもらえるケースがあります。主催は企業やスクールをはじめ、民間団体や個人など様々あり、人脈作りや勉強の場としても役立つでしょう。また、参加者が特定の業種に限られた交流会やイベントは、同業種の人脈作りには欠かせません。投資先を探しているエンジェル投資家とも出会える可能性があります。

【探し方その4】ビジネスコンテストへの応募

参加者のビジネスモデルを競うコンテストでは、受賞者には賞金があるだけではなく、審査員や主催会社とのコネクションも作ることができます。さらにコンテスト見学者として参加しているエンジェル投資家の目に留まれば、そこからビジネスにつながる可能性もあります。受賞後に受けられる支援プログラムにも、エンジェル投資家とのマッチングが組み込まれている場合があるため、期待できるでしょう。

参考記事

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では、以下からは実際にベンチャー企業が投資を受けるにあたってのコツをご紹介します。

■エンジェル投資家から出資・投資を受ける7つの秘訣

【出資・投資を受ける秘訣その1】事業計画書の書き方をきちんと身につける

エンジェル投資家は、誰にでも無条件に大金を出資してくれるわけではありません。全国に何百人といる起業家の中から選ばれるためには、これから始める事業について相手にプレゼンテーションし、「この起業家には将来性が期待できる」と信用してもらう必要があります。

そこで重要なのが「事業計画書」です。主にワードやパワーポイントで作成するのが一般的です。事業計画書は以下の項目をポイントに作成すると良いでしょう。

【項目その1】事業プラン名

エンジェル投資家の興味を引くようなプラン名を考えます。事業計画書のタイトルとして冒頭に来る項目ですが、全体の内容を仕上げてから最後に書く方がまとまりやすいでしょう。

【項目その2】会社概要

会社や経営者のプロフィールとなる項目です。これまでの経験や実績、起業の動機などを書くと良いでしょう。経営者のプロフィールは、全ての学歴などを記載する必要はありません。これまでの経歴の中でインパクトのあることを中心にアピールすると良いでしょう。なお、経営者のプロフィールは事業計画書の最後に載せてもかまいません。

【項目その3】事業概要、事業内容

事業概要を書いたあとに商品やサービスの概要についてまとめます。事業概要は会社のビジョンやビジネスの要点、独自性についてしっかりと説明しましょう。事業内容では事業のターゲットや計画、アイデアなどの情報を集め、総合的に書きます。

最も重要な項目なので、仕上がったら誤字脱字がないか入念にチェックしましょう。さらに第三者に読んでもらうのも良いでしょう。

【項目その4】経営プラン

まずは、社内の経営に関わる実務について記載します。例えば、事業を始めるにあたって必要な物品や採用する従業員数、電話回線の有無などが挙げられます。また、商品開発が必要な場合はその商品のデザインや材質、開発費用や商標登録の有無なども含まれます。

次に、起業に適した場所や地域について考えてみましょう。物件を借りる場合には、最も家賃が高かった場合と安かった場合を物件の広さと併せてシミュレーションして表にまとめておくと、その企業に必要な広さや家賃相場の参考になります。

従業員を雇う場合は、給料や社会保険、ボーナスや退職金、税金についても記載します。エンジェル投資家がこの事業計画書を読んだ時に、どのような会社でどのようなスタッフを雇う予定なのかを細かくイメージできるように、役職や部署についても明確に書いておきましょう。

【項目その5】市場マーケティング

商品やサービスについて市場分析を行います。理想とする顧客の年齢層や職業、居住地の下調べをし、さらに顧客にとって魅力のあるサービスであるかどうか、どの市場で売り上げが見込めるかなど、リサーチ会社が調査した分析結果も盛り込みながら書いていきましょう。

商品やサービスの市場データが集まれば、さらに人口統計学データをもとに市場環境を明確にしていきます。例えば、対象年齢は国内に何人いるのか、競合メーカーはどれくらいの数があるのか、商品の場合はひとりあたりの年間消費量などが挙げられるでしょう。

【項目その6】競合優位性

【項目その5】で挙がった競合他社について、分析を行います。そして、その会社よりも自分の会社の方が勝ると考えられる点や戦略について考えてみましょう。

例えば、競合他社に勝る点として売上、顧客数、商品数、価格、顧客満足度などがありますが、それらの点で他社に勝るための戦略はどのようなものが考えられるでしょうか?職場環境かもしれませんし、価値観や能力かもしれません。ここで挙がったものが今後会社のブランドイメージや強みとなるので、じっくり考えてみてください。競合他社に勝ることが思いつかない場合は、少し視点を変え、自分が勝てると思える分野への絞り込みや、ターゲット層をずらしてみるのも良いでしょう。

【項目その7】市場アクセス

どのように顧客を見つけ、自社商品やサービスを知らせるのかを計画する項目です。見込み客へのアプローチ方法や商品の説明の仕方、広告宣伝や販売戦略について書きましょう。

また、飲食店や美容室のように単発で仕事を請け負うフロー型なのか、携帯電話や電気料金など仕組みがあれば契約者を増やしていくことで収入が増えるストック型なのか、ビジネスモデルも記載すると良いでしょう。

【項目その8】収益性

事業を始めるにあたって、何ヶ月後にどれくらいの収益が見込めるのかを記載します。数ヶ月分を書いたら、1年後2年後、さらに将来を見て10年後など、会社が発展するに従って収益性がどのように変化していくかを具体的に書きましょう。

【項目その9】リスクヘッジ

厳密なルールはありませんが、経営する中で考えられる景気や為替などの外的要因、資金繰りや取引先の倒産など内的要因によって起こり得るリスクを想定し、その解決策まで書きましょう。会社のステージによっても考えられるリスクは変わってくるので、創業期、成長期、成熟期、衰退期の4つのステージに分けて考えていくとスムーズにまとまります。

【項目その10】資金計画

エンジェル投資家に「資金を出す価値のある会社だ」と思ってもらうためには、資金計画の透明性は欠かせません。【項目その4】でも記載した、事業の立ち上げに必要な費用をリストアップします。事業のスタートに必要であれば、パソコンや事務用品なども含めましょう。

ここで大切なことは、できるだけ正確な見積もりを出しておくことです。はじめから完璧なオフィスを目指す必要はありません。代替できるものがあれば利用し、本当に必要なものだけを考え記載しましょう。

1~10までの項目が埋まったら何度も読み返し、校正を重ねて完成です。エンジェル投資家に良く思われたいがために自分を過大評価し過ぎたり、目立つために奇抜さをアピールし過ぎたり、楽観的な現実味の無い売り上げ計画を立ててはいけません。現実を見てしっかりと分析を行い、ありのままを記載しましょう。

また、インターネットを使って競合他社の事業計画書を調査してみたり、できあがった事業計画書を専門家にチェックしてもらったり、新たに分かったリスクを書き加え常に最新のデータにしておくと良いでしょう。


【出資・投資を受ける秘訣その2】事業が世の中に与える価値を伝える

エンジェル投資家から出資を受けるときに伝えたいポイントの一つとして、事業が世の中に与える価値」というものがあります。

「事業が世の中に与える価値」というのは、その事業をやることで世の中のどういう悩みが解決されるのか、世の中にどういう影響を与えるのかということです。世の中に与えるインパクトが大きければ大きいほど事業の成功率も高まる可能性があります。事業を成功させることで、世の中にどのような影響を与えるのかということも投資家の方にしっかりと伝えるようにしましょう。

また、どういう想いでこの事業を立ち上げたのか、どういう想いでこの事業を広めたいと思っているのか、ということを伝えることもとても大切です。事業への想いが強ければ強いほど事業に対する本気度にもなりますので、事業に対する気持ちもきちんと伝えるようにしてください。

【出資・投資を受ける秘訣その3】投資家がどんな情報を欲しがっているのか把握する

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エンジェル投資家が投資を検討する際にどのような情報を求めているのか知っておくと、あらかじめ答えを用意しておけるため質問されてもスムーズに説明できます。ここでは、起業家がエンジェル投資家へ売り込みを行う際に高確率で聞かれるポイントを確認しておきましょう。

 

【ポイントその1】ターゲット層が感じている問題は?

ターゲット層が感じている不満や不都を解決することが、商品やサービスを提供する企業の目的とも言えます。将来の自分の顧客になるであろうターゲット層はどのような問題や不都合を感じているのか、明確にしておきましょう。

【ポイントその2】問題の解決策は?

上記で挙がったターゲット層の問題点を解決する方法を、商品やサービスを利用して説明しましょう。難しく考えずに「この商品、このサービスがあるからこの問題が解決できる」というポイントを押さえて説明できると良いでしょう。

【ポイントその3】マーケット市場はどのようなものか?

エンジェル投資家は様々な市場にバランスよく投資したいと考えている場合が多く、マーケットの規模や詳細について尋ねる場合があります。この時点でマーケットの大きさや見込み成長について、説得力のある説明ができると理想的です。

【ポイントその4】競合他社はどこか?

競合相手が居ないケースはほとんどありません。もしも同じような企業が既にあり、エンジェル投資家が「独自性が無く将来の成長が見込めない」と判断すれば投資を受けられない可能性もあります。日本国内に限らず、海外の市場までしっかりと調べておく必要があると言えるでしょう。

【ポイントその5】競合他社とどのように差別化するか?

競合他社との差別化や、マーケットでの個別化を説明できることが大切です。競合他社が簡単に真似できてしまうものでは、将来的に顧客を奪われてしまう可能性があります。自分の商品やサービスの他社に負けない点や、違う点を明らかにしておきましょう。

【ポイントその6】何をビジネスモデルにしているか?

多額の投資金を持っているエンジェル起業家も、将来性の無い企業には投資しません。そこで、ビジネスモデルや収益プランなどを明確に提示できるよう、資料などを用意しておくと良いでしょう。

【ポイントその7】アピールポイントや実績はあるか?

エンジェル投資家は、事業計画や収益性だけでなく人としても起業家を見ています。この質問が出れば、ビジネスに対する自分の強みや実績をさらにアピールできるチャンスです。

【ポイントその8】どのようなチームが構成されるか?

従業員を雇う場合は、どのような人材をどのような役職に就けるのか、チームとしてどのように事業に関わっていくかなど、チームの説明も考えておきましょう。また、従業員が株式を保有する場合はその割合も提示しましょう。

【ポイントその9】資金以外に欲しいものは?

エンジェル投資家によっては資金以外にも人脈や経営のノウハウ、ネットワークなど、様々な強みを持っています。資金以外にサポートしてもらいたいものがあれば、説明しましょう。

【ポイントその10】資金はいくら欲しいのか?

1~9までのポイントを踏まえ、出資してもらいたい金額を提示しましょう。ただ金額を伝えるのではなく、その額に至った理由や資金使途も具体的に説明する必要があります。事業計画に則り、現実的な金額を算出しましょう。


【出資・投資を受ける秘訣その4】エンジェル投資家へのリターンを明確にする

投資家から出資を受ける場合は、投資家が出資をするメリットを明確にする必要があります。例えば、銀行融資の場合は、返済額に対する利息が銀行側のメリットになります。同じように、エンジェル投資家にも出資をするメリット(リターン)を明確にする必要があります。

しかし、エンジェル投資家の場合は、銀行融資と違って明確なリターンというものが定められていません。そのため、出資を受ける際に企業と投資家で直接交渉する必要があります。

エンジェル投資家へのリターンとしては以下のようなものがあります。

・株の譲渡
・利益の分配金
・役員報酬
・サービスの提供


では、リターンの設定はどのようにしたらよいのでしょうか?

エンジェル投資家の場合は、投資した金額以上に金銭的な見返りがあるのかというのがポイントとなります。

熱意だけで出資をしてくれる投資家の方もたまにいますが、多くの投資家はリターンを必ず求めています。そのため、リターン額があまりにも見合わないとエンジェル投資家も企業に出資しようとは思いません。

例えば、エンジェル投資家から70%の資金を出資してもらうとします。利益が発生したときに、会社の利益の10%しか渡さなかったら投資家の方はどう思うでしょうか?

そんな企業には誰もお金を出資したくはありませんよね。

客観的にみると当たり前のように思うかもしれませんが、投資家へのリターンをしっかり考えられてない起業家は本当に多いです。出資を依頼するときは、必ずエンジェル投資家に対するメリットを明確にするようにしましょう。


【出資・投資を受ける秘訣その5】起業家や経営者との人脈づくり

事業を成功させるうえで人脈はとても大きな財産となります。

実は、エンジェル投資家から出資をしてもらう上でも人脈作りというのは大きなメリットがあります。

出資をしてもらうためのメリットとしては大きく二つのメリットがあります。

一つは、情報の交換です。

事業を成功させるうえで最も重要なのが情報です。

どんなに資金があっても市場の情報などを知らなければ市場で負けてしまいます。

しかし、起業家や経営者との人脈づくりをしっかりとしておけば、事業における重要な情報も手に入れられる可能性が高まります。

有益な情報を手に入れることで、より洗練された事業計画を練ることができるので、エンジェル投資家からの評価も高めることができます

人脈作りのもう一つのメリットとしては、エンジェル投資家を紹介してもらえる可能性が高くなるということです。

特にスタートアップ起業家は、エンジェル投資家とすでに繋がっている可能性が高いため、スタートアップ起業家と繋がることでエンジェル投資家を紹介してもらえる可能性が高まります。

また、紹介でつなげてもらう場合は最初のハードルがぐっと下がりますので、そういった面でも人脈というのは大事になります。

人脈作りは出資以外の面でも大きなメリットになりますので、事業を伸ばしながら人脈作りもしっかり行っていくことが大切です。


【出資・投資を受ける秘訣その6】メンターを見つけて多くの投資家に連絡を取る

Johan Larsson

メンターとは、人生やビジネスにおいてサポートやアドバイスを与えてくれる、指導者、支援者、助言者を指します。信頼できる恩師や師匠もメンターに含まれます。

自分自身のメンターがいると、思考パターンを変えられたり、メンターの助言から結果につながったり、資産を増やす方法を学べるなどのメリットがあり、起業家にとっては最高の相談相手とも言えるでしょう。メンターを探すには以下のような方法があります。

・自分が目標とする実績がある人の著書を読む
・目標に関するイベントに参加する
・目標に関するセミナーに参加する
・色々な人に目標を話し、メンターを紹介してもらう

このように、必ずメンターが見つかる確固たる方法はありません。メンターとは、人との出会いの中で偶然見つかる存在なのです。

もしもメンターの候補が見つかった場合は、次のように接すると良いでしょう。

 

○メンターとの接点を作る

メンター候補が主催するセミナーへの参加や、思い切って声をかけるなど接点を作りましょう。

○メンターにとってどのようなメリットがあるかアピールする

簡単なことではありませんが、自分がメンターに与えられるメリットを伝えましょう。たとえば、メンターの歩んできた人生や実績、人間性などに共感し、感動を伝えるなどでも構いません。お互い与え合える関係を築けるのだという姿勢を見せることが大切なのです。

○結果を出し、メンターを喜ばせる

メンターにとっての1番の喜びは、人を育て、成長を見守る楽しさにあります。そこで、メンターの教えを素直に実行し結果を出すことで、「もっと育ててあげよう」という気持ちが起こります。

 

メンターが見つかれば投資の受け方や人脈作りのアドバイスを受け、できるだけ多くの投資家と知り合い連絡を取りましょう。上記でご紹介したように、メンターは人を育て成長を見守ることに楽しさを見出しているため、投資家が見つかった場合や投資を受けた場合には必ず報告をしましょう。また、なかなか投資を受けられない場合でも、月に1度のペースで現状報告を続けることが大切です。

 

【出資・投資を受ける秘訣その7】より多くの人に早く相談をする

冒頭でご紹介したように、マッチングサイトやクラウドファンディングを活用してエンジェル投資家を探す方法もありますが、身内や知人に相談してみるのも良いでしょう。もしかすると事業計画に賛同し、出資してくれるエンジェル投資家が身近にいるかもしれません。起業家としても、全くの他人に相談するより信頼できる知り合いの方に相談する方が、より話が通りやすいというメリットがあります。

ひとりの出資者から1,000万円以上の出資を受けるのは難しいかもしれませんが、100万単位ならと相談に乗ってくれる人がいたり、親戚や知人のつながりからエンジェル投資家を紹介してもらえたりする可能性もあります。

 

■日本や世界で有名なエンジェル投資家

エンジェル投資家は世界中に存在します。どのような投資家がいるのかを把握しておけば対策を立てやすくなるので、投資家に関する情報はあらかじめ収集しておきましょう。

以下ではそのヒントとして、国内外の有名なエンジェル投資家をご紹介します。

○佐々木正

大企業シャープの元副社長で、「ロケット・ササキ」の異名を持つ工学博士でもあります。エンジェル投資家としては、シャープへ自動翻訳機を売り込みに来た孫正義氏に1億円の資金を投資しました。孫氏はアメリカでソフトウェア開発会社Unison Worldを設立し、その後現在のソフトバンクとなるまで成長を遂げました。

○伊藤穣一

MITメディアラボの所長を務め、エンジェル投資家としても活躍しています。これまでTwitterやWikia、Kickstarterなどインターネット業界を賑わすユニークなビジネスに早い段階から狙いを定め、投資を行ってきた人物です。

○佐藤 裕介

Googleを経て、フリークアウトとイグニスの立ち上げに参画。フリークアウト、イグニスともにマザーズ上場させ、現在はフリークアウトの代表取締役に就任しながらエンジェル投資家としても活動しています。

○千葉功太郎

コロプラ社の創業メンバーとして参画し、東証一部上場まで導きました。コロプラ社の取締役を退任後にエンジェル投資家として活動しています。投資案件としてはドローンやIoT、旅行関連などに積極的に投資を行っています。

○森川亮

元LINEの社長であり、現在は女性向け動画メディア「C Channel」を運営しているC Channel株式会社の代表取締役を務めています。また、エンジェル投資家としても活動しており、ネット系ベンチャーを中心に投資を行っています。


○ジェフ・ベゾス

Amazon.comの共同創設者でありCEOも務める人物です。1994年にWorld Wide Webの利用率増加に目を付け、同年にインターネット書店Cadabra.comを開業したのがAmazonの始まりでした。その後事業が拡大し、今や世界中に広まる大企業にまで成長したことは言うまでもありません。

○ジャック・ドーシー

Twitterの共同創設者でありCEOでもあります。インスタントメッセンジャーを見て複数の人数と同時に共有できるシステムを思い付き、試作を経て2006年に現在のTwitter社の前身となるObvious社を設立しました。

○ヘザー・ケアンズ

Google創業者の一人で、人事部のマネージャーとしてGoogle社の人材獲得に力を入れた人物です。Google退職後は、エンジェル投資家として女性をメインターゲットにしている企業を中心に投資を行っているとのことです。


そのほかにも、女優のジェシカ・アルバや、ミュージシャンのジャスティン・ビーバー、NFLの選手であるペイトン・マニングなど、経営者でなくともエンジェル投資家として活動している人もいます。さらに、最近では20代の若さでエンジェル投資家として活躍する「セレブエンジェル」の存在もあり、SNSのフォロワーやファンを通して新たなスタイルでの起業支援を行っています。

■エンジェル投資家と起業家のマッチングサイトの注意点

エンジェル投資家と出会う一番簡単な方法は、起業家とエンジェル投資家のマッチングサイトを利用することです。

マッチングサイトには起業家とエンジェル投資家の両方が登録していて、投資家もしくは起業家からメッセージを送ることでやり取りが開始されます。

エンジェル投資家と起業家のマッチングサイトには有料サイトと無料サイトがありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

無料のマッチングサイトだと費用が発生しないメリットがありますが、登録者の質が低かったり悪質なユーザーが紛れ込んでいる可能性が高いので注意が必要です。

有料のサイトだと登録者の質は高いですが、投資家が見つからない場合は利用料金を払い続ける必要が出てきてしまいます。

マッチングサイトを利用するときの一番オススメな方法は、本記事で説明したエンジェル投資家に評価してもらえるポイントをしっかり押さえたうえで有料サイトに登録することです。

エンジェル投資家の方に気に入られるポイントをしっかりと抑えることができれば、早い人だと数日でマッチングすることができます。最小限のコストで資金調達を行えるようにしっかり計画を立てて登録しましょう。


■エンジェル投資家から出資を受ける秘訣まとめ

エンジェル投資家から出資を受けるには、自分自身が起業に対して自信を持っていることが肝心です。その自信を計画書やデータを用いて明確に投資家に伝えることができれば、きっと結果も付いてくるはずです。

本記事でお伝えしたポイントをしっかりと抑えることができればエンジェル投資家からの出資の可能性が100%あがります。エンジェル投資家からの資金調達を検討する際はぜひご活用ください。


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4月1日(日)より、投資家ユーザーは本人確認が必須となります。
まだ本人確認がお済みでない方は、早めに本人確認を済ませていただくことをおすすめします。
本人確認が済んでいない場合、メッセージ・案件登録等ができない等の機能制限がかけられます。
悪意のあるユーザーを除外するための措置ですので、お手数ですがご理解・ご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。

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