日本のベンチャーキャピタルランキング一覧35選!VCのメリット・デメリットや投資先まで紹介
公開日:2017.11.1 | 最終更新日:2025.3.12

スタートアップ経営者にとって、非常に重要な存在と言えるのが「ベンチャーキャピタル(※以下、VC)」です。起業家・経営者にとって、VCは貴重な資金の提供元であり、VCからの投資によって起業資金を調達するケースも少なくありません。
VCは今や世界中に存在していますが、あなたが日本国内にお住まいであれば、やはり興味があるのは日本国内のVCでしょう。そこで今回は、日本国内VCに関する情報を徹底的にまとめてみました。
このページを最後まで読めば、あなたにぴったりなVCが100%見つかります。必要資金や事業内容、事業目的などをイメージしながら、あなたに最適なVCを見つけていきましょう。
■そもそもベンチャーキャピタル(VC)って何?メリット・デメリットも解説
まずは、VCの概要について理解しておきましょう。ベンチャーキャピタル(VC)とは、ハイリターンを狙ってスタートアップ企業・ベンチャー企業などに投資をする存在のことです。形態はVCによって異なりますが、全体的には法人としての形態が多い傾向にあります。
起業家・経営者が資金を調達する手段は数多くあります。では、その中でVCからの投資を選ぶメリット・デメリットは何でしょうか?主なメリット・デメリットについて、以下でまとめてみました。
VCから投資を受けると、その企業は周囲から「VCから高く評価された企業」と認識されるので、資金調達の手段がさらに広がる可能性があります。また、VCによっては経営のアドバイスやサポート、専門家の派遣など、資金面以外のサポートも期待できます。
ただし、VCから投資を受けるには、VCから高い評価を受けなければなりません。そのためにはさまざまな準備が必要ですし、準備に多くの手間・コストがかかるケースも見られます。
さらに、経営の自由度が下がる点もデメリットとなるでしょう。VCから投資を受けた企業は、ある程度VCからの注文を受け入れる必要があります。
上記の通りいくつかのメリット・デメリットがあるVCですが、VCからは多額の投資を受けることも可能なので、やはり起業家・経営者としてはVCからの投資を目指したいところでしょう。
また、現在では投資を本業とせず、自社の事業分野とシナジーを生む可能性のあるベンチャー企業に対して投資を行う、CVC(Corporate Venture Capital)が急増中です。
条件が合えばVCよりもCVCの方が大きな出資を受けられる可能性もあるでしょう。
CVCについてはこちらの「【2019最新】CVCの全知識!VCとの違いやCVCファンドを利用するメリット・デメリット!」で詳しく紹介しているので、CVCに関して知りたい方は合わせて読んでみて下さい。
それでは、日本国内の主なVCをご紹介していきます。
○政府系のベンチャーキャピタル3選と投資先一覧
政府系のVCとは、主に政府系機関が運営しているベンチャーキャピタルのことです。国の施策で運営されているVCなので、中小企業への支援に積極的な姿勢を見せています。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその1】投資育成会社
投資育成会社は、中小企業を資金面で積極的にサポートしている政府系機関です。同社は以下の通り、3つのエリアに分かれて会社を設立しています。
投資育成会社は長期安定株主としての支援を行っていますが、投資先に関しては経営者の自主性を尊重しています。相談などを通してある程度のアドバイスはされますが、経営の自由度が下がりにくいVCと言えるでしょう。
投資実績に関しては、東京中小企業投資育成株式会社のデータで投資累計が2,188社、総額が約1,145億円となっています(2017年3月時点)。1963年の設立から約50年の期間をかけて、数多くの中小企業を支援してきたことが分かります。
また、社内には公認会計士や税理士、中小企業診断士など専門資格を有した人材もそろっているので、的確な経営アドバイスを受けられる可能性が高いでしょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその2】DBJキャピタル
日本政策投資銀行グループに属している、政府系の投資会社です。日本政策投資銀行の100%子会社であり、主にグローバルな競争力を持っているベンチャー企業に対して投資を行っています。
DBJキャピタルは資金面での支援のほか、以下のようなサポートも提供しています。
DBJキャピタルは起業のサポートも手掛けているので、現時点では会社を設立していないケースでも、投資を受けられる可能性があるでしょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその3】産業革新機構
産業革新機構は、次世代を担う産業に対して積極的に投資をしているVCです。投資対象に関しては、以下の3点を重視して選定しています。
投資対象に含まれる具体的な分野としては、IT関連やエネルギー関連、工業関連が挙げられるでしょう。
また、産業革新機構はスタートアップやアーリーステージに該当する企業以外に、事業の再編や統合を目指す企業に対しても投資をしています。もちろん、ベンチャー企業も投資対象に含まれており、さまざまな段階の企業に投資をした実績があります。
なお、海外企業への投資にも積極的な姿勢を見せているので、海外での起業・経営を検討している方も選択肢として考えてみましょう。
ビジネスローンに関する情報はこちらでまとめています。まずはビジネスローンの詳細についてこちらでご確認ください↓
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○金融機関系のベンチャーキャピタル11選と投資先一覧
金融機関系のVCとは、都市銀行や地方銀行などが運営しているVCを指します。金融機関系のVCから投資を受ければ、投資先の銀行と良好な関係を築ける可能性があるので、将来的に資金調達の幅が広がるでしょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその4】みずほキャピタル
みずほフィナンシャルグループに属しているVC企業です。みずほキャピタルは同グループと連携する形で投資を行っており、多くの投資先企業が株式上場を果たしています。
資金面での支援はもちろん、みずほキャピタルではコンサルティングや課題解決など、経営に関する幅広いサポートを受けられます。着実に上場を目指せるVCなので、上場に興味を持っている方は積極的に検討してみましょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその5】ジャフコ
ベンチャー企業、ライフサイエンス企業などに対して投資をしているVCです。アメリカやアジアなど、海外に本社を構える企業に対しても積極的な支援を行っています。
ジャフコの強みは独自のネットワークであり、アメリカやアジア、シンガポールなど世界中にグローバルネットワークを有しています。また、投資担当の専門家を数多くそろえており、世界中の企業を多角的なサポートで助けています。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその6】信金キャピタル
2001年に設立された、信用中央金庫の子会社です。日本全国に存在する信用金庫店舗から申し込めるので、日本国内企業であればどのようなエリアでも利用しやすいでしょう。
投資対象は主に中小企業であり、非営利法人であるため利益第一主義のVCではありません。中小企業の上場やM&A、地域への貢献などをさまざまな角度からサポートしています。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその7】三菱UFJキャピタル
MUFGグループに属しているVCです。ベンチャー企業の企業価値向上や株式上場を支援しており、資金的なサポートのほか経営支援なども提供しています。
投資に関しては40年以上の実績があり、株式公開を果たした支援企業は800社にも上ります。業種に関しては特に限定していないので、さまざまな起業家・経営者の方が利用できるでしょう。
安定的な資金供給ができる点も、三菱UFJキャピタルの大きな魅力です。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその8】SMBCベンチャーキャピタル
三井住友銀行グループに属するVCです。「絆」をメインテーマとして掲げており、投資先の支援に積極的な姿勢を見せています。
業種に関しては特に限定しておらず、主な投資先はスタートアップ・アーリーステージに該当する企業です。大企業・人材・専門家との橋渡しとしての役割も担っており、起業家や経営者を多角的にサポートしています。
IPOを果たした支援企業は390社以上に上り、支援を受けた企業は着実に株式上場を果たしています。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその9】ニッセイ・キャピタル
「投資先企業と共に挑戦し続ける」をコンセプトに掲げている、日本生命保険相互会社の100%子会社です。シード期~レイター期の企業まで、幅広いステージの企業に対して支援を行っています。
また、業種に関しても特に制限はなく、設立から1,000社以上へ積極的に投資をしてきました。支援した企業のうち、250社以上が株式上場を果たしています。
着実に実績を積み上げていますし、投資対象に含まれる企業が幅広いので、起業家・経営者であれば積極的に検討したい選択肢でしょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその10】大和企業投資
大和証券グループに属しているVC企業です。さまざまな企業に対して投資を行っていますが、主な投資対象は以下の分野となります。
上記3つの分野については、各分野に詳しい専門家を用意しており、資金面以外にも経営支援や相談などのサポートを提供しています。IPO実績も豊富であり、2017年6月時点では640社以上の支援企業が株式上場を果たしました。
また、海外企業への支援にも積極的な姿勢を見せています。
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■【日本国内ベンチャーキャピタルその11】三井住友海上キャピタル
三井住友海上火災保険株式会社の100%子会社にあたるVC企業です。投資にあたっては「独自性・先見性・革新性」の3点を重視しており、シード期~レイター期まで幅広い企業を対象に投資をしています。業種に関しても、特に条件などは設けられていません。
また、資金面でのサポート以外にも、上場の準備や事業計画の策定など、多角的なサポートを提供しています。ホームページ上では今後も有望なベンチャー企業に対して、積極的に投資を行うと明記されているため、上場を目指す起業家・経営者は主な選択肢として検討してみましょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその12】SBIインベストメント
成長段階のベンチャー企業などに対して、集中的に投資を行っているVCです。各分野のプロを集めたチームを形成しており、資金面での支援はもちろん、ほかにも経営支援などのさまざまなサポートを提供しています。
SBIインベストメントは、企業価値や事業内容に加えて、経営者としての素質も審査の対象に含めています。また、社内の管理体制も評価されるポイントなので、きちんと準備をした上で申し込む必要があるでしょう。
過去に数多くのIPO企業を輩出してきており、上場を目指すベンチャー企業にはぴったりなVCとなっています。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその13】りそなキャピタル
りそなグループに属しているVC企業です。昭和63年に設立してから数多くの企業を支援してきており、上場を果たした企業は2017年時点で400社を超えています。グループ企業としてのノウハウやネットワークを活かして、投資先企業にさまざまなサポートを提供しています。
また、監査法人や証券会社など、上場に必要な関係会社を紹介してもらえるので、上場を目指す企業にとっては心強い存在と言えるでしょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその14】新生企業投資
ベンチャーから成熟企業になるまで、投資先企業を長期間サポートしている新生銀行グループのVCです。単に資金を投資するだけではなく、相談やコンサルティング、アドバイスなども行っています。
金融機関系のVCとしては資本金がやや少なめですが、新生銀行グループに属している点を活かし、安定して資金を支援しています。
○CVCって何?日本国内のCVC9選と投資先一覧
CVCは「コーポレート・ベンチャーキャピタル」の略称であり、事業会社系のVCです。簡単に言えば、金融業以外の事業に取り組んでいる企業が、投資事業に取り組むために設立した投資子会社などを指します。
CVCは条件が合えば、多額の投資をしてくれる可能性もあるので、捨てがたい存在です。
VCだけでなく、CVCから出資してもらうことも視野に入れておくと良いでしょう。
CVCは政府系機関などに比べると、利益を優先するケースが多いので、投資を希望する場合は事業計画の実現性・利益性にこだわる必要があるでしょう。では、以下で日本国内の主なCVCをいくつかご紹介していきます。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその15】伊藤忠テクノロジーベンチャーズ
IT関連の企業に絞って、ベンチャー企業を資金面でサポートしているVCです。投資ステージはアーリーステージが中心となりますが、ミドル期~レイター期の企業に対しても積極的な投資を行っています。
また、伊藤忠テクノロジーベンチャーズの投資対象エリアには、アジアやアメリカ、イスラエルなど一部の海外も含まれています。資金面だけではなく、専門家や大手企業とのマッチングサービスも提供しているので、ベンチャー企業にとっては心強い存在になるでしょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその16】KLab Ventures
グローバルリーダーを目指すベンチャー企業に対して、さまざまなサポートをしているVCです。資金提供以外にも、以下で挙げるサポートを提供しています。
特に力を入れているのは、インターネット分野の企業への投資です。中でもソフトウェアやソーシャルサービス、クラウド関連などを手掛けている方は、投資を受けられる可能性が高いでしょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその17】アイ・シグマキャピタル
丸紅株式会社の100%子会社にあたるVCです。資金面でのサポートのほか、投資先企業が直面する問題の解決や、企業としての発展も支援しています。
主な投資対象はベンチャー企業であり、これまで投資してきた件数はやや少なめですが、ITやライフサイエンス、環境など幅広い分野のベンチャー企業を支援してきています。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその18】サイバーエージェント・ベンチャーズ
2006年に設立された、6ヶ国に拠点を構えているVCです。投資活動に関しては、シード期~アーリー期のインターネットビジネスに絞っており、主にベンチャー企業やスタートアップ企業を支援しています。
2016年時点での投資総額は約160億円、支援企業の40社以上が株式上場を果たしています。各国の拠点に精通した専門家を用意しているので、どのようなエリアからでも申し込みやすいでしょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその19】GMOベンチャーパートナーズ
2016年までに100億円以上の投資実績があるVC。2005年に設立されてから、日本・アジア・アメリカの3つのエリアでIPO実績も積み上げてきました。
このVCの特徴としては、東南アジアの決済サービスへの投資に特化した「Global Payment Fund」を運用している点が挙げられます。東京・シンガポールに拠点を構えており、日本国内だけではなくアジア企業の発展にも積極的な姿勢を見せています。
日本国内に関しては、主にインターネットやテクノロジーに関するベンチャー企業に対して投資を行っています。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその20】リクルートグローバルインキュベーションパートナーズ
2006年に設立された、リクルートグループに属するVC企業です。グローバル展開を主な目的としており、国際的な競争力を持った企業を積極的に支援しています。
R&D(研究開発)型のVCであり、リクルートグループのネットワークやノウハウなどを活かして、投資先企業を多角的にサポートしています。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその21】Intel Capital Japan
アメリカに本社を構える、インテルコーポレーションの投資戦略として設立されたVCです。クラウドサービスやモバイルコンテンツなど、ITに関する企業に対して積極的な投資を行っています。
2010年頃からは多くのアジア企業に投資をしており、2011年にはアジア企業10社に対して、4,000万ドルの規模で投資を行いました。インテルは世界的に注目されている企業なので、その投資先にも世界中から注目が集まっています。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその22】YJキャピタル
ヤフー株式会社の100%子会社にあたるVCです。スタートアップ企業の成長支援プログラム「Code Republic」を運営しており、シード期~アーリー期の企業を積極的に支援しています。また、ミドル期~レイター期の企業も投資対象には含まれるので、幅広い企業にとって心強い存在と言えるでしょう。
主な投資分野はインターネット関連であり、ヤフーグループのブランド力や集客力を活かして、これまでさまざまな企業の発展に関わってきています。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその23】ベンチャーユナイテッド
ユナイテッド株式会社の子会社にあたるVCです。インターネット黎明期である1998年に設立しており、これまで多くのIT関連会社を支援してきました。
特に成長する可能性を秘めた起業家・ビジネスに対しては積極的な投資を行っており、戦略の実現に向けて多角的なサポートを提供しています。ITやイノベーションに関するビジネスを検討している方は、ぜひホームページを覗いてみましょう。
○独立系のベンチャーキャピタル8選と投資先一覧
独立系のVCとは特に親会社などを持たず、独立して投資事業を営んでいるベンチャーキャピタルを指します。独立系VCは企業ごとに目的が大きく異なるため、各社の特徴をきちんと把握した上で検討する必要があります。
では、日本国内の主な独立系VCをいくつかご紹介していきましょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその24】GLOBIS CAPITAL PARTNERS
独立系VCとしては、特に知名度が高いVCです。160億円の5号ファンドを設立するなど、独立系VCの中では最大級の規模と言えるでしょう。
主な投資対象はベンチャー企業、グロース期に差しかかった企業であり、IT関連の企業を積極的にサポートしてきました。投資先企業には有名企業も多数存在し、多くの起業家・経営者から注目される存在となっています。
海外でIPOを目指す企業に対しても、積極的なサポートを行っています。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその25】フェノックス・ベンチャーキャピタル・ジャパン
2015年にプレスリリースされた、「FENOX VENTURE CAPITAL」の日本版にあたるVCです。FENOX VENTURE CAPITALはシリコンバレーを拠点に投資を行っているVCであり、世界的に高い知名度を誇っています。
主な投資対象は次世代のテクノロジーであり、特にIT分野に関する投資には積極的な姿勢を見せています。フェノックス・ベンチャーキャピタル・ジャパンは日本日本国内のスタートアップ強化を主な目的としているので、起業家の方はぜひ選択肢として考えたいところでしょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその26】NVCC(日本ベンチャーキャピタル)
1996年に設立された、ベンチャー企業を積極的に支援しているVC。事業の初期段階から参画するVCであり、資金面以外にも経営支援などさまざまなサポートを行っています。
力を入れている主な分野としては、情報通信や医療、環境エネルギーなどが挙げられます。投資事業のほか、コンサルティング事業にも取り組んでいるVCなので、経営面で不安や悩みを抱えている方は利用を積極的に検討してみましょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその27】ANRI
シード期の企業、学術機関発のハイテク系スタートアップなどに対して投資を行っているVCです。2017年には金融機関や大企業から約50億円の資金を集め、60億円規模のファンドを立ち上げました。
ハイテク系スタートアップに関しては、多少リスクを取ってでも投資をする姿勢を見せています。法務やオフィス機能など多角的なサポートを受けられるので、該当する分野のプランを検討している方は、主な選択肢として考えるべきでしょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその28】日本アジア投資
経済同友会を母体として、1981年に設立されたVCです。日本経済の活性化、アジアへの投資拡大などを目指しており、これまで数多くのベンチャー企業・中小企業を支援してきました。
投資先の業界については特に絞っていません。飲食やサービス、リノベーションなど、幅広いジャンルの企業に投資した実績があります。IPOを果たした支援企業も少なくないので、上場を目指す場合は積極的に検討したいVCでしょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその29】アイシーピー
成長性の高いベンチャー企業に対して、積極的な支援を行っている独立系VCです。主な投資分野はIT・サービスの2つであり、投資先企業に対しては経営面でのサポートも行っています。
支援にあたっては「企業価値の最大化・リスクの最小化」を意識しており、最終的には投資先企業の付加価値を創造することを目的にしています。日本経済において、ベンチャー企業を重要な位置づけとして認識しているVCなので、起業前・起業後の経営者は積極的に検討したいところです。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその30】エンゼルキャピタル
2001年に設立された、「新しい価値の創造」を目指して投資事業を行っているVCです。本社は大阪府大阪市に構えていますが、さまざまなエリアの企業に対してこれまで資金などを提供しています。
VCとしては資本金がやや少なめですが、エンジェルキャピタルのIPO実績は少なくありません。これまで15社以上のIPOに携わってきており、着実に投資実績を積み上げてきました。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその31】サンエイト
「新たな継続的な付加価値の創造」を目的として、日本国内のベンチャー企業に投資をしているVCです。投資対象のステージは特に絞っておらず、シード期~レイター期まで幅広い段階の企業に投資を行っています。
また、M&A仲介や事業再生などさまざまな事業に取り組んでいるので、ベンチャー企業・中小企業にとっては心強い存在と言えるでしょう。
○インキュベーター・アクセラレーター4選と投資先一覧
起業家・経営者にとっては、インキュベーターやアクセラレーターも注目しておくべき存在です。
インキュベーター・アクセラレーターは、厳密に言えばVCには含まれません。しかし、主に利益を重視するVCとは違い、スタートアップ企業やベンチャー企業の成長を主な目的としているので、起業家・経営者の方は積極的に利用するべきでしょう。
では、日本国内の主なインキュベーター・アクセラレーターをご紹介していきます。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその32】KDDI∞Labo
KDDIグループがサポートしているアクセラレーターです。すでにサービスとしてリリースされたプランも対象に含まれるので、起業家~経営者まで幅広く参加を申し込めます。
プログラムは約半年間にわたる内容であり、2017年10月時点では12期のメンバーが募集されています。これまで50以上の卒業チームがあり、着実に実績を積み重ねてきました。
なお、KDDIグループはベンチャー企業、スタートアップ企業に投資をするファンドとして「KDDI Open Inovation Fund」も運営しています。イノベーションに関するビジネスプランを練っている方は、利用を積極的に検討してみましょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその33】Open Network Lab
2010年に設立されたアクセラレーターであり、これまで70社以上のスタートアップを支援してきました。Open Network Labの特徴は3ヶ月の短期間プログラムであり、2016年からはスタートアップの発掘を目的とする「超短期集中ワークショップ」も開始しています。
プログラム期間中にはビジネスプランをブラッシュアップしていきますが、各分野の専門家を用意してくれるので、実現化に向けて着実に進めます。プログラムを修了すると、資金調達の機会も提供されるプログラムなので、事業立案~経営まで多角的なサポートを受けられるでしょう。
募集は1年に2回あり、4月~5月・10月~11月となります。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその34】サムライインキュベート
2008年に設立された、これまで100社以上に投資を行ってきているインキュベーターです。資金的なサポートに加えて、PR支援サービスも提供しているので、さまざまな起業家・経営者にとって利用価値があるでしょう。
また、サムライインキュベートは日本日本国内だけではなく、イスラエルのスタートアップも積極的に支援しています。独自のネットワークも有しているため、イスラエルでの起業を計画している方はぜひ利用したいところです。
主な支援分野としては、ITやモバイルサービス、アプリなどが挙げられます。起業家・経営者向けのイベントも開催しているので、気になる方はホームページをチェックしてみましょう。
■【日本国内ベンチャーキャピタルその35】サンブリッジグローバルベンチャーズ
2012年に設立した、株式会社サンブリッジ発祥のファンドです。東京・大阪に加えて、アメリカのシリコンバレーにも拠点を構えています。
投資先企業の中には、東証マザーズや名証セントレックスなどに上場した企業が少なくありません。2017年の7月には本社を東京から大阪へ移転していますが、関東の企業に対しても積極的な投資を行っています。
また、起業家の成長を促すイベント「Innovation Weekend Grand Finale」を定期的に開催している点も、このファンドの特徴でしょう。このイベントは約1年おきに開催されており、数多くの起業家・経営者から高い評価を受けています。
■まとめ
今回は、日本国内の主なベンチャーキャピタルをご紹介してきました。興味のあるVCは見つかったでしょうか?
VCやインキュベーター、アクセラレーターは、各々が異なる目的を持っています。目的が変われば投資対象も異なってくるので、事業内容や将来のプランに適したものを選ばなくてはなりません。
今回ご紹介した内容を参考にしながら、自分にとって利用価値が高いVCを選んでいきましょう。
また、起業家の方は「エンジェル投資家からの投資」も検討してみましょう。近年では日本においてもエンジェル投資家が増えてきており、エンジェル投資家からの出資のみで起業資金を調達したケースは少なくありません。
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