【2023年最新】年代別のおすすめの投資先を紹介!選び方や注意点も解説
登録日:2023.8.2 | 最終更新日:2023.8.18
資産が増えることも減ることもある投資ですが、株式や債権に不動産など数多くの種類があります。そのため、投資の選択で迷っている方もいるのではないでしょうか。
選択を誤らないためにも知識をつけることが重要です。本記事では、数多くある投資の種類や注意点について詳しく解説します。
本記事を読むことで初心者から上級者まで、段階に適した投資の種類や投資先の選び方などを学べます。解説する内容を参考に、自分に適した投資を行いましょう。
投資先を探す前に把握しておきたい投資の種類8つ
投資先を探す前に、投資の種類を把握しておきましょう。投資の種類は、主に次の8つです。
- 株式投資
- 投資信託(ファンド)
- 不動産投資
- 債券投資
- 外貨預金
- 暗号資産(仮想通貨)
- FX(外国為替証拠金取引)
- 金
ここからは、それぞれの投資について解説します。
株式投資
株式投資は、企業が発行する株式を売買し、配当の分配や売却することで利益を得られます。
しかし、株式価格は企業の業績と市場に左右されるため、損失を出すケースも珍しくありません。
株式を保有していると、配当の分配や株主優待を受けられます。株式の売却価格が購入価格を上回っていれば利益となり、下回ると損失となります。
下記の記事では、起業して間もない企業に対して出資する「エンジェル投資」について、やり方や儲け方を解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
投資信託(ファンド)
投資信託は、投資の専門家にお金を預け、運用を任せる投資方法です。
投資信託は、集めたお金を株式や債券などさまざまな形で運用し、利益を生みます。
また、投資信託は投資に関する知識を持っていなくても、プロが適切な運用を行います。そのため、自分で一つひとつの投資先を選ぶ必要がありません。
投資に欠ける手間を掛けたくない人には、おすすめな投資手法と言えるでしょう。
不動産投資
不動産投資は、土地や建物を購入し、売却することで利益を得る投資方法です。また、購入した不動産を他人に賃貸し、賃料で収入を得ることもあります。
不動産投資は、土地や建物を買わなければいけないため、購入時にまとまった資金が必要です。
そのため、購入した物件は必ず高値で売れるわけではなく、空き家や災害といった物質的なリスクがあります。
債券投資
債券投資は、国や企業が発行する債券を購入し、利息を受け取る投資です。価格が変動する株式とは異なり、価格は一定です。そして、償還日には出資した金額が必ず戻ってきます。
債券投資は、安全性が高い金融商品ですが、性質の問題で流動性の面で株式など他の投資に劣ります。そのため、取引により大きな金額を稼ぎたい人には向いていません。
外貨預金
外貨預金は、銀行などへの預金を米ドルやユーロなどで行う投資方法です。預け入れと引き出しの際は、外貨と日本円を換金するため、為替の影響を受けます。
為替の影響を受けるため、預け入れ時より引き出し時が円安の場合は、利益が発生し円高の場合損失となります。
また、換金の際に為替手数料が必要な点も、通常の預金とは異なる特徴です。
暗号資産(仮想通貨)
暗号資産は、インターネット上でのみ取引を行う、管理者を持たない仮想通貨です。
ビットコインやイーサリアムが有名ですが、暗号資産にも数多くの種類があります。
また、暗号資産は価格の上下が激しく、短期間で資産が何倍になる可能性もゼロになる可能性もあります。ハッキングなどのリスクもあるため、注意が必要な投資です。
FX(外国為替証拠金取引)
FXは、外貨預金と同じように外貨を取引することで、利益を狙う投資方法です。FXは、証拠金として取引額の一部を預け、外貨と交換し差益を狙います。
FXは、レバレッジを利用することで少額で大きな投資も可能です。その際、大きな利益を生むことがあります。
しかし、レバレッジを利用すると、大きな損失を生む可能性もあるため、注意が必要です。
下記の記事では、FXや投資信託、エンジェル投資を比較してそれぞれの儲け方について解説しているので、合わせてこちらもご覧ください。
エンジェル投資の成功率は何パーセント?なり方や成功事例もご紹介
金(ゴールド)
金は、全世界共通で扱われる投資資産です。購入し、価格が上昇したタイミングで売却することで差益を狙います。金は古来から取引されており、歴史上価値がゼロになったことはありません。
また、世界情勢の変化にも強いため、世界経済が大きく変動した際に金の価格は上昇する傾向にあります。そのため、投資家の間では「有事の金」と呼ばれています。
投資初心者におすすめできる投資先3選
投資の種類を把握したところで、投資経験の浅い初心者の方向けの投資先を紹介します。
投資初心者の方におすすめの投資先は、次の3つです。
- 積立NISA
- NISA
- iDeCo
それぞれの投資先の特徴を解説しますので、参考にしてください。
積立NISA
積立NISAは最長20年間、年間40万円を上限として投資で得られる利益や分配金にかかる税金が非課税になる制度です。
ただし、投資先は限られているため、投資信託かETF(上場投資信託)でしか積立NISAは利用できません。
通常であれば、投資によって得られた利益には、所得税と住民税合わせて20%の税金がかかります。
しかし、積立NISAでは得られた利益に一切税金が発生しません。小額から始められるため、初心者でも安心の制度です。
NISA
NISAは、積立NISAのように一定期間で得られた投資の利益が、非課税になる制度です。
積立NISAと異なるのは、期間と上限金額、投資対象です。NISAの場合は期間は5年、上限金額は年間120万円、投資対象には株式投資が加わります。
ただし、NISAは2024年から制度が変わり、上限金額は102万円となります。また、非課税となる利益の対象も現行の制度とは異なるため、注意が必要です。
少額から株式投資をはじめたい方にはNISAがおすすめです。
iDeCo
iDeCoは毎月一定の金額を運用し、60歳以降になったら受け取れる私的年金制度です。
公的年金を補うために始まったiDeCoには、以下のようなメリットがあります。
- 運用による利益は非課税
- 掛金全額が所得控除対象
- 受取時に公的年金・退職所得控除が適用
このようなメリットがあるため、減税としても利用できます。
ただし、私的年金制度という性質上、原則として60歳以上にならなければ受け取れません。急な入用でも動かせない点がデメリットです。
投資中級者におすすめできる投資先2選
少額の投資を経験し、資産の増減になれた方は立派な投資の中級者です。
投資の中級者におすすめの投資先は次の2つです。
- 投資信託
- インデックス投資
ここからは、上記の投資先について解説しますので、特徴や注意点を把握しましょう。
投資信託
投資信託は、先ほども解説した通り、ファンドにお金を預け、プロが運用する金融商品です。投資信託は、ファンドが投資先を決めるため、金融に関する深い知識が無くても参加できます。
投資信託は投資先が分散されるため、業績や景気に左右されるリスクを抑えることが可能です。しかし、積立NISAやNISAでも投資信託は可能ですが、投資額に限度があります。
積立NISAやNISAで投資に慣れたら、より大きな金額を投資できる投資信託をはじめてみましょう。
インデックス投資
インデックス投資は、市場全体の値動きに合わせた成果を目標とする投資方法です。
インデックスは、日経平均株価や東証株価指数、NYダウなどの市場全体の動きを表す指標です。日経平均株価を指標とする場合、日経平均株価を構成する225の金融商品銘柄に投資します。
インデックス投資は分散投資が基本のため、投資信託と同様にリスクが低いという特徴があります。しかし、インデックス投資は通常の投資信託などと比べて目標とする数値が低いため、大きなリターンは得づらいという点も特徴です。
投資上級者におすすめできる投資先2選
投資を重ねて資産の増減に慣れ、自分なりに投資への理解を深めれば、上級者と言えます。
上級者におすすめの投資先は次の2つです。
- エンジェル投資
- 個別株
それぞれの投資先の特徴や注意点を解説しますので、新しい投資先として検討してみましょう。
エンジェル投資
エンジェル投資は成長途上にあり、未上場の企業へ出資する投資方法です。
エンジェル投資は革新的で将来性がありながらも、資金調達に悩む企業に出資します。投資先から見れば困っているところを助けてくれるため、エンジェル投資と呼ばれます。
エンジェル投資は投資額が少なくても、投資先が成長すれば大きなリターンを得ることが可能です。しかし、投資先が倒産したり思うような成長をしなかった場合、出資した金額を失う可能性もあります。
下記の記事では、エンジェル投資のリターン相場やリターンを得る方法について解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。
エンジェル投資家のリターン相場は?リターンを得る方法・成功率も紹介
個別株
個別株は先ほども解説した通り、株式会社が発行する株式を売買し利益を得ることを目的とした投資方法です。
株式投資によって得られる利益は値上がり時の売却益、保有することによる配当と株主優待です。
株価は景気や企業の業績によって左右されるため常に値動きがあります。そのため値動き次第で、利益が大きくなることも損失が大きくなることもあります。
個別株への投資は市場の動きに注意を払い、投資先の業績に目を光らせることが重要です。
投資先の選び方5つ
投資先を選ぶ時、人はさまざまな選び方をします。投資先を選ぶ際は、以下の5つのポイントに注目しましょう。
- 企業の業績
- 株主優待
- 運用コスト
- 興味のある企業
- リターンとリスク
それぞれのポイントを解説しますので、今後の投資に活かしましょう。
企業の業績
投資先を選ぶ際は、出資する企業の業績を必ず確認しましょう。
企業の業績といっても、過去の業績よりも将来の業績予測が重要です。業績予測が上昇傾向にあれば株価も上がり、下降傾向にあれば株価は下がります。
企業の業績は、各社のホームページに掲載されているIR情報や証券会社の情報サイトなどで確認が可能です。企業の業績の中でも業績予想は決算短信に記載されています。
業績を確認する際は、決算短信をチェックしましょう。
株主優待
投資先を選ぶ際、貰える株主優待でどこにするかを決める方も少なくありません。株主優待は株式を保有していることで貰える、企業ならではの特典です。航空会社であれば割引券、食品メーカーであれば自社商品など優待の形はさまざまです。
株主優待を貰うためには、権利確定日に株主名簿に掲載されている必要があります。権利確定日は企業ごとに異なるため、気になる会社があれば投資の前に確認が必要です。自分にとって有益な株主優待を探してみましょう。
運用コスト
投資先を選ぶポイントとして、運用コストもチェックしておきましょう。投資における運用コストとは、金融商品の売買の際に必要な手数料や信託報酬などです。
株式などを頻繁に売買する場合、取引の都度手数料がかかりコストが増加します。そのため、運用コストが低い金融商品を選んで投資する方法も一般的です。
投資信託などでも、長期保有する場合は運用コストが発生します。投資先を選ぶ際は、できるだけコストを抑えることを意識しましょう。
興味のある企業
投資先の選び方として、興味のある企業を選ぶ方は少なくありません。興味もなく全く知らない企業より興味があり事業内容などを把握してる企業の方が、投資に取り組みやすいこともあります。そのため、身近な企業に投資するという方も大勢います。
興味のある企業に投資するのは、一般的な投資方法です。しかし、好きだったり興味があったりする企業が上場しているとは限りません。興味がある企業に投資したいと思った際は、上場しているか確認しましょう。
リターンとリスク
投資をする上で、リターンとリスクは常に考えなければいけません。
投資におけるリスクとリターンは一体です。大きいリターンを狙える金融商品は、その分大きなリスクを抱えています。逆にリスクが小さい金融商品は、得られるリターンも少ない傾向にあります。
高いリスクを踏まえても大きなリターンを狙いたい方は、ハイリスク・ハイリターンな金融商品を選びましょう。逆にリスクを小さくしたい方は、低リスクの金融商品に分散投資をすることでリスクを抑えることが可能です。
投資先を選ぶ際の注意点3つ
投資先の選び方を誤ると、大きく損をします。投資先を選ぶ際は、次の3つのポイントに注意しましょう。
- リスク分散を考える
- 投資先の情報を集める
- 資産状況と貯蓄額を考える
それぞれの注意点について、内容を踏まえて投資先を検討してください。
リスク分散を考える
投資をする際は、できるだけリスク分散を考えましょう。大きなリターンを狙える投資先があれば、資金を集中して投資したくなります。
しかし、資金を集中させることはハイリスク・ハイリターンのため、大きな損失につながる可能性があります。
複数の金融商品に投資すれば、損失が発生しても補うことが可能です。また、リスクを分散し長期的にじっくり投資を行うことで、安定的な利益につながります。
そのため、投資を行う際は「分散投資」により、リスクを抑えることをおすすめします。
投資先の情報を集める
投資をする際は、必ず投資先の情報を集めましょう。投資先の事業内容や業績を把握せず投資することは、大きな損失を招く恐れがあります。
例えば業績が悪く、将来的な予測も悪いことを知らずに株式を購入すれば、将来的に大きく損をする可能性は否定できません。
そういった失敗を防ぐために、投資を検討している企業のこれまでの業績や業績予測を確認しましょう。
また、事業計画などもチェックし、投資しても問題ないか確認した上で投資を行いましょう
資産状況と貯蓄額を考える
投資をする際は、現状の資産状況と貯蓄額をしっかり把握しておきましょう。
自身の資産の種類と量、貯蓄額がある中で投資に使える金額はあるかなど、資産や貯蓄の状況を細かく確認することが重要です。
資産状況や貯蓄額を把握せずに投資をはじめて、将来的に必要な資金まで投資に使用する方もいます。将来に残しておきたい資金で投資し、万が一失敗しては、取り返しのつかないことになりかねません。
投資を行う際は、「余剰資金の範囲内」で行いましょう。
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引用元:Founder公式HP
投資には、株式投資や債券投資など、初心者向けから上級者向けまで、数多くの種類があります。少しずつ投資経験を積み、大きな金額の投資へ挑戦してみましょう。
資金に余裕がある場合は、ベンチャー投資といった方法もあります。ベンチャー投資を検討している方にはFounderがおすすめです。
Founderには、3万人を越える経営者の特徴がわかりやすく掲載されています。掲載されている経営者から投資したい経営者を選びベンチャー投資をしてみましょう。
まとめ
投資は、リスクの高い金融商品やリターンの大きい投資先など、さまざまな特徴のある投資先にお金を預けられます。
大きな利益を得ることもあれば、大きな損失を生むこともあるため、投資先は慎重に選ばなければいけません。
近年は、積立NISAやNISAといった制度が設けられ、投資経験のない方でも手軽に投資に取り組めるようになりました。これまで投資をしたことが無い方も、投資経験が豊富な方も本記事の内容を参考に自分に適した投資を検討してみてください。


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