絶対に社長になる!お金や人脈がないあなたも100%社長になれる7ステップ
公開日:2017.11.3 | 最終更新日:2025.6.3

社長になるにはお金や人脈が必要だと一般的に考えられていますが、制度の改定や新たなビジネスの誕生により、近年ではお金や人脈がなくても社長になる道を切り開くことが可能となりました。では、具体的にどのようなステップを踏めば、お金や人脈がなくても社長になれるのでしょうか?
この記事では、これまで数多くの起業家・経営者をサポートしてきた現役の起業コンサルタントが、100%社長になれる7つのステップを詳しく解説します。夢を諦めてしまった方はもちろん、社長になるために模索している方も必見です。
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■お金や人脈がなくても社長になれる3つの理由
初めに、なぜお金や人脈がなくても社長になれるのか、その理由をご紹介しましょう。
【理由その1】資本金は1円以上でOK!
有限会社の設立には300万円、株式会社では1,000万円と、会社設立には多額の資本金を必要とするのが従来の常識でした。しかし、2003年に「中小企業挑戦支援法」が施行されたことにより、1円の資本金でも会社の設立が可能となりました。
この制度によって会社設立のハードルが下がり、多くの起業家が起業しやすくなったことでしょう。実際、中小企業挑戦支援法の施行からわずか2ヵ月程でこの制度を利用して設立された企業は600社を超え、その後2年間で1,000社にまで増加。全体の半数以上がサラリーマンでしたが、女性の起業家も全体の4分の1程を占めています。施行当初は主に情報サービス業やコンサルタント業など少ない資金で開業できる業種が多くみられましたが、制度の認知度が高まるに従い、業種も幅広く変化しつつあります。
このように、現時点であなたに1円しかなかったとしても会社を設立し社長になることができるのです。ただし、少額で起業する場合には注意点があります。
中小企業挑戦支援法を利用して設立した会社は「確認有限会社」「確認株式会社」と呼ばれ、設立時の資本金は1円でも問題ないものの、会社設立後5年以内には有限会社の場合300万円、株式会社の場合は1,000万円の資本金を用意する必要があります。もしも期限内に資本金が用意できなければ、解散または合名会社や合資会社などに組織変更をしなければなりません。
また、会社設立時には資本金以外にも、定款の認証料などさまざまな手続きや支払いが必要であり、すべて合わせると少なくとも20~30万円かかるとされています。したがって、1円の資本金で会社を設立する場合でも、これらの諸費用はあらかじめ用意しておきましょう。
【理由その2】資本金が少なくても起業する道はある!
資本金が1円でも会社を設立できるとご紹介しましたが、会社設立後は資本金をもとに経営を行います。そのため、資本金があまりにも少ない場合は会社の運営費用がまかなえず、結局はあなたの報酬を立て替えるなど貸付を行わざるを得ない状況も考えられるでしょう。また、資本金が少ないと金融機関からの信用を得にくく、多額の融資を受けることも難しいと言えます。
そこで、会社を設立せずに個人事業主として事業を始める道もあります。会社設立時の法的な手続きも要らず、設立時や会社の維持に費用もかからないため、初めて起業する場合にはおすすめです。
個人事業主は会社の設立ではないため、資本金が0円でもビジネスをスタートでき、上記のように5年以内に資本金を用意する必要もありません。さらに、個人事業主でも従業員を雇ったり、屋号を付けたりすることも可能です。
資本金がなくてもすぐに始められるビジネスの代表としては、インターネットを用いたネットショップ、アフィリエイト、クラウドソーシングなどが挙げられるでしょう。パソコンとインターネット環境があれば、いつでもどこでも仕事ができる点が最大の魅力です。
さらに、自宅でのショップ開業も比較的少ない資金で始められるビジネスでしょう。室内を改装したり、卸売業者からまとめて商品を仕入れたり、専門機器を購入する場合はそれに応じた資金が必要ですが、賃貸物件での開業に比べると保証金や敷金、礼金、月々の家賃、仲介手数料、火災保険などを節約することができます。規模が小さければ従業員を雇わずひとりで経営することもできるため、人件費もかかりません。
そのほか、車の運転や家事、掃除、買い物などを代行して報酬を受け取る代行ビジネスも小資本で始められるビジネスのひとつ。代行ビジネスには墓参りや個人輸入、遺品整理などさまざまな種類があります。ターゲット層を絞り、需要の高いサービスを考えてみると良いでしょう。
| 業種・ビジネス | 資本金の目安 |
| インターネットショップ | 10,000円~(仕入れ費、製作費など) |
| アフィリエイト | 0円~ |
| クラウドソーシング | 0円~ |
| 自宅ショップ | 1,000,000円~(改装費、仕入れ費、製作費など) |
| 代行ビジネス | 0円~ |
【理由その3】人脈が必要ないビジネスもある!
起業する場合には、人脈が必要だと思っている方は多いのではないでしょうか?確かに人脈があれば起業後にも情報交換ができたり、顧客を紹介してもらったり、さまざまなサポートを受ける機会があるでしょう。しかし、人脈があるからと言って必ず成功するとは限りません。言い換えれば、人脈がなくとも成功する起業家は大勢いるのです。
そこで、あえて人脈を必要としないビジネスを選ぶのもひとつの手。上述したアフィリエイトやクラウドソーシングなどは、インターネット環境さえあれば1人でも始められます。例えば、需要のある商品を見極めて、SNSなどを活用してブログやホームページへの集客を図れば、人脈がなくても顧客を得ることが可能でしょう。
さらに、同じくインターネットを用いたせどりも人脈がなくても行えるビジネスです。せどりとは、中古のCDやゲーム、書籍などを安く購入し、インターネットで転売することでその差額の利益を得る方法です。
古本屋やリサイクルショップなどで価値のある商品を見極めることが必要ですが、物によっては何十倍もの値段で売れることもあり、目利きが良ければ成功する可能性も高まります。
| 人脈が必要ないビジネス4選 |
| ・アフィリエイト |
| ・クラウドソーシング |
| ・インターネットショップ |
| ・せどり |
このように資本金が少なくても、そして人脈がなくても、あなたが社長になれるチャンスは広がっています。では、ここからは社長になるために必要な7つのステップを解説しましょう。
■【ステップ1】経営者に必要な考え方・メンタルを身に付ける
経営者になるからには成果を出し、生きていくための収入を得なければなりません。本業の傍らで行う週末起業や副業の場合は、事業に失敗したり、思うように成果が出なかったりした場合でも収入がゼロになることはないでしょう。しかし、必ず社長になると決めたのなら、必ず成果を出し収入につなげる必要があります。
そこで、経営者は「成果を生み出す思考力」を身に付けておくことが重要です。とは言え、思考だけで成果を生み出すと聞いてもピンと来ない方も多いはず。ここでは、成果を出すための思考パターンや、今すぐ実践できる思考法をご紹介します。
○成果を生み出す思考パターン
経営者として成功している人の多くは、以下のような思考パターンを自分のものにし、日々実践しています。あなたはいくつ当てはまっていますか?
| ① 常に目標の達成から逆算して物事を考える |
| ② 常に先の展開を予測し、行動に移している |
| ③ 自分の中で優先順位を付けて仕事に取り組んでいる |
| ④ 自分の意見に自信を持ち、ポジティブな言葉で表現している |
| ⑤ 興味や関心のあることは、すぐに行動に移している |
| ⑥ 物事を客観的に見ることができる |
| ⑦ リラックスや気分転換ができる自分だけの方法を持っている |
| ⑧ 常に周りに感謝している |
この中でも①~③は特に重要なポイントとなるため、より詳しく見ていきましょう。
①常に目標の達成から逆算して物事を考える
ビジネスに対して自信がある人ほどサクセスストーリーだけを考えてしまいがちですが、イメージの通りに一筋縄ではいかないのが経営の難しさ。難なく成功を掴んでいるように見える経営者は、どんな時でも常にゴールから逆算し、ゴールまでの過程にも小さな目標を掲げ、その中で起こり得るさまざまなトラブルに対して複数の対処法を持っています。
たとえば、年間の売上目標を500万円に設定したとしましょう。1年後に目標を達成しているためには、「何ヶ月後にいくらの売上を出しておくと良いか」「その中間売上目標に届かなかった場合にはどうするのか?」など、複数の目標と対処法を用意しておきます。そうすることで、進捗状況に合わせてその都度臨機応変に対応でき、目標達成へ向かって迷わず進むことができるのです。
②常に先の展開を予測し、行動に移している
先の展開を予測せずに目標に向かって進んでいると、目の前で起きていることにしか目を向けられず、トラブルを防げなかったり、無駄な時間を過ごしてしまったりする可能性があります。
たとえば普段と違う出来事が起こった時、何も考えずただ黙って待機している人と、何が起こっているのか考える人とではその後の行動に差が出てくるでしょう。前者の場合は状況を知らされるまで何も行動を起こさず、後者の場合は何が起こっているのか知るためにさまざまな手段を取るはずです。
このように日頃から常に先の展開を予測し行動に移すことが習慣付いていると、ビジネスにおいても視野が広がり、さらに決断力や判断力も養われます。
③自分の中で優先順位を付けて仕事に取り組んでいる
起業して間もない頃は仕事に追われ、時間が足りないと感じる方も多いでしょう。やるべきことが多く、何から手を付けて良いか分からないかもしれません。
そんな時に優先順位を見極める力が備わっていれば、効率良く業務が行えるだけでなく、自分自身の気持ちも楽になるはずです。仕事の効率性を高めるためには、今やるべき仕事を書き出すことから始めましょう。次に、それらの「緊急度」「重要度」を比べ、以下の4つに分類します。
| (1)緊急度、重要度ともに高い |
| (2)緊急度は高く、重要度は低い |
| (3)緊急度は低く、重要度は高い |
| (4)緊急度、重要度ともに低い |
やるべき仕事をこの4つに分類できると、優先順位が見えてくるはずです。この場合、最も優先順位が低いと判断できる(4)は思い切って切り捨て、(1)の仕事から始めましょう。
(2)と(3)はそれぞれの仕事量や内容から判断します。成果を生み出す経営者は常に仕事を取捨選択し、優先順位の高いものから取り組んでいます。こうすることで効率良く仕事ができ、結果的に成果につながっていきます。
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■【ステップ2】現状に適したビジネスプランを練る
どのような業種であっても、起業時の事業計画は必要。あなたの現状に適したビジネスプランを練るには、以下のようなポイントを参考にすると良いでしょう。
| 【ポイント①】自己資金 | 必要な資金の3分の1を目指そう |
| 【ポイント②】起業の理由 | 「なぜ」を考えよう |
| 【ポイント③】自分のスキル | 自分の強み、特技で喜んでくれる人がいるか |
| 【ポイント④】アイデア | 「便利」より「不便」を意識しよう |
| 【ポイント⑤】ビジネスモデル | 「成功モデル」ではなく「失敗モデル」を参考にする |
【ポイント①】自己資金:必要な資金の3分の1を目指そう
多くの起業家を悩ますのが資金調達ではないでしょうか?資金が多ければ多いほど経営が安定するとは言え、経営の見通しを立てるためにも、これから行う事業にどれくらいの資金が必要なのかを把握しておく必要があります。
まずは、起業時・起業後それぞれに必要な資金をすべて書き出してみましょう。業種によっては全額自己資金でまかなえるケースもありますが、店舗を構える場合や高価な機材が必要な場合など、融資が必要なケースもあります。
起業時には日本政策金融公庫や各自治体から融資を受けることができますが、多くの場合、必要となる資金のうち3分の1から2分の1程度の自己資金を用意することが条件です。自己資金は貯金だけでなく、不動産の売却代金や保険の解約返戻金、身内からの出資などからも用意できるため、起業を決意すると同時に資金調達も開始しましょう。
お金を作る方法はこちらの人気記事を参照ください
関連記事:【最新2019】今すぐお金を作る方法27選!あなたもカンタンにお金を手に入れる裏ワザ。1万5万10万100万円を即日ゲット!|Founder
【ポイント②】起業の理由:「なぜ」を考えよう
「なぜ起業するのか」という問いは、今後何度も訊ねられる質問のひとつ。融資を受ける場合には、面談審査でも訊ねられます。何となく起業する方はいないでしょう。では、なぜ起業するのか今一度考えてみましょう。
たとえば、「この事業で独立したいと思ったから」という答えが出たとします。次は、「なぜこの事業を選んだのか」と考えてみましょう。そして、「なぜこの事業で成功できると思ったのか」、「なぜこのサービスの需要が高いと思ったのか」、「なぜ副業ではなく独立でなければならないのか」と、「なぜ」をキーワードに自分の考えを突き詰めていきます。
もしも途中で「成功できないかもしれない」、「このサービスには需要がないかもしれない」という気持ちが湧いてきたら、そこで終わりにせず「なぜ成功できないのか」「なぜ需要がないと思うのか」と、さらに深く考えましょう。こうすることで、自分の考えに根拠や一貫性が生まれ、起業への自信にもつながります。
【ポイント③】自分のスキル:自分の強み、特技で喜んでくれる人がいるか
自分の苦手なことや、嫌いなことをビジネスにしたい人は少ないはずです。恐らく多くの方が好きなことや得意なこと、または努力して取得した資格を活かし起業したいのではないでしょうか?
何を仕事にすれば良いか分からない方は、これまでの経歴をさかのぼり、自分の強みを探ってみましょう。その際、身近な家族や友人にあなたの強みや長所を聞いてみるのもおすすめ。自分では気が付かなかった新たな一面が見つかるかもしれません。
自分自身のスキルが分かったら、そのスキルを活かすことで喜んでくれる人がいるかどうか考えてみましょう。喜んでくれる人が多いようなら、ビジネスとして成り立つはずです。
反対に、いくら自分自身の特技であっても、世間で必要とされていなければ起業しても安定した収入を得るのは難しいと判断できます。
【ポイント④】アイデア:「便利」より「不便」を意識しよう
ゼロから新たなサービスを生み出すことは難しくても、日常にはヒントが転がっています。たとえば、普段利用している商品やサービスについて「もっとこうなれば便利なのになぁ」「パソコンだけではなくスマートフォンからも利用できると良いな」などと感じたことはありませんか?それは立派なアイデアです。
「必要は発明の母」という諺があるように、日常で感じる「不便」が思いがけなく名アイデアにつながる可能性もあります。オリジナリティのあるサービスを生み出すためには、日頃から常に「不便」を意識しておきましょう。
【ポイント⑤】ビジネスモデル:「成功モデル」ではなく「失敗モデル」を参考にする
ビジネスに失敗しないために多くの起業家が成功モデルに注目しますが、より近道となるのが失敗モデル。失敗しやすいパターンを知っておけば、あらかじめそれらの失敗要素を補ったビジネスモデルを構築することができるのです。
たとえば、失敗しやすいパターンとして以下の3つが考えられます。
【失敗のパターン1】過剰在庫による資金繰りの悪化
在庫を多く抱えていると、それだけで管理費や維持費がかかってしまいます。食品のように消費期限のあるものは期限を過ぎると廃棄せねばならず、使用期限のない商品も物によっては経年劣化する場合があるでしょう。
【失敗のパターン2】多額の固定費による資金繰りの悪化
起業すれば会社員のように月々の給料が保証されている訳ではありません。利益が多い月もあれば、ゼロに近い月もあるでしょう。しかし、月々の収入に関わらず、事務所や店舗の家賃や水道・光熱費、人件費などは支払う必要があるため、資金繰りを圧迫させる恐れがあります。
【失敗のパターン3】月々の売上が安定しないことによる資金繰りの悪化
上記でもご紹介したように、月々の売上が安定しないことが起業の弱点。当月の売上が良くても、翌月はゼロかもしれません。収入が安定しなければ常にお金の心配をしてしまうだけでなく、先々の資金計画も立てにくくなるでしょう。
ビジネスモデルを考える際には、以下のようにこれらの失敗要素を補うことがポイント。
| 改善前 | 改善後 | 参考ビジネス |
| 過剰在庫がある | 在庫を抱えない | アフィリエイト、コンサルタント、代行業など |
| 多額の固定費がある | 固定費を掛けない | 自宅オフィス、インターネットショップなど |
| 月々の売上が安定しない | 継続課金システムを構築する | 定期購入プラン、継続サービス、管理サービスなど |
このように、失敗モデルを参考にすると改善点が見え、ビジネスモデルも立てやすくなります。
■【ステップ3】退職に向けて行動を起こす
【ステップ1】と【ステップ2】をクリアすれば、起業するための下準備が整いました。ここからは、退職に向けて具体的に行動に移ります。
退社を決意してから実際に退社するまでには、以下のように5つの手順があります。
| ① 上司へ退職の意思を伝える |
| ② 退職届を提出する |
| ③ 業務の引継ぎを行う |
| ④ 円満退社 |
| ⑤ リフレッシュ休暇、有給休暇などの消化 |
退職の意思を伝えるのは、法律上退職日の2週間前でも問題はありませんが、実際には業務の引継ぎや有給休暇の消化などを行うため、2ヶ月ほど余裕を持って伝えるのが望ましいでしょう。具体的な退職日は、上司と相談の上決定します。進行中のプロジェクトや対応中の業務があり退職日までに有給休暇やリフレッシュ休暇を取得できない場合は、退職後に消化できるかどうかも確認しておきましょう。
退職の意思を伝えた後は事務的な手続きが多いため、それほど苦に感じることはありませんが、「①上司へ退職の意思を伝える」が大きな壁となるケースは珍しいことではありません。退職の意思を伝えると上司から引き留められたり、退職しないよう説得されたりと退職を承諾してもらえず、退職に向けた話し合いが進まない場合があります。
しかし、退職はあなたの「権利」です。憲法で定められた「職業選択の自由」を、会社が妨害することはできません。上司から何と言われようと、退職の意思を貫き通すことが大切です。
○会社へ不満を伝えることは避けよう!
また、退職の際に勢い余って「給料が低い」「上司と合わない」「希望の部署ではない」など、会社への不満を言うのは避けましょう。会社は何とかあなたを会社に引き留めようとするため、「手当を増やす」「上司を変える」「部署を異動させる」などさまざまな解決策を提示する可能性があります。
そうなると尚更辞めにくくなってしまうため、一貫して同じ退職理由を主張し、強い気持ちを持ち続けてください。それでもどうしても承諾がもらえない場合は、内容証明付の郵便で退職届を送付する手段や、労働基準監督署に相談する手段もあります。
退職日または退職後には、会社から受け取るものや返却するものがあるため、何を用意すれば良いか事前に確認しておきましょう。会社によって異なる場合もありますが、一般的には以下のようなものが考えられます。
| 会社から受け取るもの | 会社へ返却するもの |
| ・雇用保険費保険証 | ・健康保険被保険者証 |
| ・年金手帳 | ・社員証 |
| ・源泉徴収票 | ・制服 |
| ・離職票(必要であれば) |
気持ち良く新たな一歩を踏み出すためにも、きちんと段階を踏んで、円満退社を目指しましょう。
関連記事:【脱サラしたい人必見!】独立開業・起業するのにおすすめ仕事11選!
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■【ステップ4】開業に必要なものをそろえる
退職の目途が立てば、いよいよ開業に向けての準備に取り掛かります。会社を設立せずに個人事業主として開業する場合は、管轄の税務署へ開業届や青色申告承認申請所などを提出するだけで良いですが、会社を設立する場合には以下の6つの手順が必要です。
| ① 会社設立の準備 | 会社設立項目の決定、印鑑の作成 |
| ② 定款の作成および認証 | 定款の作成、認証手続き |
| ③ 登記書類の作成 | 資本金の払込み、登記書類の作成 |
| ④ 会社設立登記 | 登記申請、登記簿謄本の取得 |
| ⑤ 開業の届け出 | 銀行口座の開設、税務署への届け出 |
| ⑥ 開業 | 助成金や融資の申請など |
会社設立と聞くと、長期間にわたって手続きをするイメージがある方もおられるかもしれませんが、きちんと順序良く行えば1週間程度で終えることもできます。そのためにも、会社解説までの流れや必要事項のポイントを押さえておくことが重要です。
【ステップ4】では、スタートラインでもある「①会社設立の準備」について解説します。これは次項の「②定款の作成および認証」において必要となる重要なステップのため、漏れのないようひとつずつ確実に行いましょう。
定款の作成および認証を受ける前に決定しておくべき項目は、以下の通りです。
| 決定しておくべき項目 | 概要 |
| ・商号 | 取引先や顧客から覚えてもらいやすい商号を考えましょう。 |
| ・事業目的 | この会社がどのような事業によって利益を生み出すのかをまとめます。 |
| ・本店(本社)所在地 | 自宅、賃貸物件、レンタルオフィス、コワーキングスペースなど。 |
| ・資本金 | 半年分の運転資金を目安に用意しましょう。インターネットビジネスなど運転資金が不要の場合や、半年分を用意できない場合などは、冒頭でご紹介したように少額の資本金でも設立可能です。 |
| ・株主構成 | 上記の資本金の出資者を指します。 |
| ・機関設計 | 資本金を出資する株主の中に今後の経営判断への介入が予想される株主がいる場合には、取締役会を設置する必要がある場合もあります。 |
| ・事業年度 | 決算月と会社の繁忙期が重なると、忙しい時期に税務申告をしなければならないため、負担を軽減するためにも閑散期に決算月を迎えられるよう調整するのがおすすめ。 |
| ・4種類の印鑑 | 会社設立時には、以下の4種類の印鑑を作成しておきましょう。
① 会社代表者印…10mm~30mm四方のサイズで作成します。会社の実印として用いる重要な印鑑です。 ② 法人口座開設用…銀行口座を開設する際に使用する印鑑。会社代表者印を使用しても問題はありませんが、安全性を考えると分けて作成しておくのが望ましいでしょう。 ③ 法人の角印…会社を経営する中で最も頻繁に利用する印鑑です。領収書や請求書をはじめとするさまざまな書類で使用します。 ④ 法人のゴム印…会社の住所が記載された印鑑で、住所を明記しなければならない書類上のやり取りの際に便利です。 これらは店舗での発注も可能ですが、インターネット通販の方が費用を抑えることができ、上記の4本セットで約20,000円前後が一般的です。④のゴム印が不要の場合は、3本セットで10,000円以内に収まる場合もあるため、必要に応じて選ぶと良いでしょう。 |
| ・印鑑証明書 | 印鑑証明書の発行には450円の手数料が必要です。市区町村で手続き可能な個人と違い、法人の場合は本店の所在地を管轄する法務局にて行います。手続きには株式会社の代表取締役または取締役が出向き、「印鑑届書」「印鑑カード交付申請書」を提出。その後、発行された印鑑カードと代表者の生年月日を提示し、印鑑証明書の交付を受けます。
印鑑証明書の発行は、法務局の窓口で申請する方法、または「印鑑証明書交付申請書」「印鑑カード」「手数料分の収入印紙」「返信用切手・封筒」を法務局へ郵送する方法、そして法務局の公式サイトにてオンライン上で行う方法があります。ただし、オンライン上での手続きは主に登記や供託の申請を目的とされているため、窓口もしくは郵送にて手続きを行う方が、よりスムーズです。 |
| ・設立費用 | 資本金とは別に、会社の設立費用も用意しておきましょう。会社設立時に必要な費用には、主に以下のようなものがあります。
・定款に貼る収入印紙代 ・定款認証時に支払う手数料 ・定款の謄本手数料 ・登記手続きの際の登録免許税 これらを合計すると約25万円です。定款を電子定款にすることで収入印紙代を節約することが可能ですが、電子定款を作成するにあたって専用の機器を購入する必要があるため、結果的に支出が多くなるケースが一般的。会社設立に要した費用は領収書があれば経費として計上することもできるため、電子定款の機器ではなく収入印紙代を支払う方がおすすめとも言えます。 |
■【ステップ5】定款を作成し、認証を受ける
定款とは会社の基本的な規則を記載した書類で、「会社の憲法」と呼ばれることもあるほど会社にとって大切なものです。定款作成の手続きは以下の流れで行います。
| ・定款の作成 |
| ・定款の届け出 |
| ・認証の手続き |
では、ひとつずつ見ていきましょう。
○定款の作成
まずは、定款の作成から始めます。初めての方は行政書士に依頼するのも良いでしょう。事務所によって依頼料が異なりますが、約2~3万円が一般的なようです。
また、決まった書式はなくパソコンや手書きなど好みの作成法で問題ないため、自分で作成することもできます。インターネット上では無料のテンプレートをダウンロードできるため、活用してみるのもおすすめです。
【無料ダウンロード】使いやすい定款|テンプレート、雛形、フォーマット、サンプルは【書式の王様】
なお、定款には必ず記載しなければならない「絶対的記載事項」と、必ずしも記載する必要はありませんが、記載しておくことで法的効力が期待できる「相対的記載事項」、そして定款に記載していなくてもその効力を発生させることのできる「任意的記載事項」の3つの事項があります。それぞれの主な項目は以下の通りです。
・絶対的記載事項
| 項目 | 概要 |
| ・商号 | 会社の名前。近年では英語表記と併せて記載する会社が増えつつあります。 |
| ・事業目的 | 会社が手掛けるビジネスや、将来的に行う予定のビジネスを記載します。 |
| ・本店(本社)所在地 | 本店(本社)の所在地を、最小行政区域または正式な住所で記載します。 |
| ・財産の総額または最低額 | 設立時に出資してもらう予定の財産の総額、または出資者に対して最低限出資してもらう予定の金額。 |
| ・発起人の氏名または名称、および住所 | 会社の設立において資本金を出す人物の氏名および住所を、印鑑証明に記載されている通りに記載します。 |
| ・発行可能株式総数 | 会社設立時の発行株式数ではなく、将来的に会社が発行可能な株式の総数を記載します。 |
・相対的記載事項
| 項目 | 概要 |
| ・変態的設立事項に関するもの | 会社の設立時における現物出資、財産引受、発起人の報酬など、会社が負担する設立費用を記載します。 |
| ・株式の譲渡制限に関する規定 | 株式を譲渡する際には会社の承認を必要とする旨を定めておきます。 |
| ・株式の発行に関する規定 | 株券は原則不発行ですが、あえて株券を発行したい場合にはその旨を明記しておきます。 |
| ・基準日に関する規定 | 株主名簿に記載されている株主に対して議決権の行使や配当金の受け取りができると定める場合に、その基準となる日付を決めておきます。 |
| ・取締役、監査役、会計参与の任期 | 取締役、会計参与の任期は選任後、原則2年以内。監査役の任期は選任後、原則4年以内となっていますが、株式譲渡制限会社においては定款に記載しておくことで任期を10年まで伸ばすことが可能です。 |
・任意的記載事項
| 項目 | 概要 |
| ・公告方法 | 決算の内容や資本の減少、合併、会社分割など、一般に広く公開すべき内容の公告方法を「官報への掲載」「日刊新聞への掲載」「インターネットなどへの掲載」の3種類から選択します。 |
| ・定時株主総会の開催時期 | 株主総会の時期。通常は決算期などに定期的に開催されます。 |
| ・株主総会の議長 | 株主総会で議長を務める人物。株主総会の開催毎に決定できますが、前もって取締役などが議長を務めるなど規定しておくと、毎回議長を選任する必要はありません。 |
| ・取締役、監査役の人数 | 取締役会設置会社の場合、取締役は3名以上となっています。 |
| ・事業年度 | 事業年度は1年以内を基準に、任意で定めることができます。 |
これらの項目をもとに定款が完成すれば、「公証役場に保管するもの」「登記申請の際に法務局へ提出するもの」「自分の会社に保管しておくもの」として、3部印刷しておきます。そして袋綴じ、またはホッチキスで留めて製本し、用紙と用紙の継ぎ目に割り印を押印しましょう。また、定款のうち1部には4万円分の収入印紙を貼付します。
○定款の届け出
公証人役場への届け出には、株式会社の場合はすべての発起人、有限会社の場合は社員全員で出向くのが基本です。ただし、全員そろうのが難しい場合には、代理人としてそれぞれの代表者だけで行っても問題ありません。なお、司法書士など専門家に依頼する場合は委任状が必要です。
届け出には、以下の持ち物を忘れずに持参しましょう。
| 定款の届け出時の持ち物 |
| 定款(3部) |
| 発起人または社員全員の印鑑証明書 |
| 実印 |
| 収入印紙(4万円分、定款の1部に貼付) |
| 認証手数料(5万円) |
| 謄本交付手数料(定款1枚につき250円) |
| 委任状(第三者に届け出を依頼する場合) |
○認証の手続き
あらかじめ公証役場へ電話をして、訪問日時の予約を取っておきましょう。予約した日時に公証役場を訪問し、公証人に定款を提出します。内容に問題がなければ収入印紙を貼付したものを公証人役場が保存し、残りの2通は返却されます。
万が一記載内容に間違いが見つかった場合、些細なミスであればその場で公証人が訂正してくれるケースもあります。ただし、あまりにも大きく記載方法や記載内容を誤っている場合には、定款の再作成を求められる場合もあるため、ご注意ください。
※ また、資金調達にお困りの経営者の方は以下のビジネスローンで資金調達をすることができます。最短1日で最大1,000万円のお金を資金調達することができるので、今すぐ以下のリンクをクリックして申し込んでください。
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■【ステップ6】会社設立の登記を済ませる
会社設立時の登記には、以下のような費用が必要です。
| 費用の種類 | 金額の目安 |
| ・登録免許税 | 15万円または資本金の0.007%のいずれか金額の大きい方 |
| ・登記事項証明書代 | 1通あたり600円 |
| ・印鑑証明書代 | 1通あたり450円 |
| ・司法書士への報酬 | 登記申請を専門機関へ依頼する場合は、司法書士への報酬も必要です。なお、行政書士は定款の作成、認証に必要な書類作成は可能ですが、登記申請の代行は行っていません。また、税理士は会社設立に伴う手続きの代行は法律上認められていないため、ご注意ください。 |
登記の手段については、「法務局での手続き」「郵送での手続き」「オンラインでの手続き」の3つから選ぶことができます。いずれも申請日が会社の設立日になるため、どうしても設立日にこだわりたい方は、郵送ではなく直接法務局の窓口で手続きするのが望ましいでしょう。ただし、土日祝日は法務局が開いていないため、注意が必要です。
では、それぞれの手続き方法について大まかな流れを確認しておきましょう。
○法務局での手続き
本店(本社)の所在地を管轄する法務局に行き、「商業登記」の窓口にある提出ボックスに設立登記申請書を提出します。その際、書類に不備がないか職員に一度チェックしてもらうと良いでしょう。また、登記の手続き完了までの期間も確認しておくと安心です。
捺印の押し忘れなど書類に不備があれば電話連絡があるため、代表印を持参して再度窓口へ行く必要がありますが、なければ7~10日ほどで登記は完了します。
○郵送での手続き
「登記申請書在中」と記載した封筒に設立登記申請書を入れ、本店(本社)の所在地を管轄する法務局へ郵送します。窓口での手続きと同じように、通常は7~10日間ほどで登記は完了しますが、修正が必要な場合は電話連絡があります。
訂正後も郵送での提出が可能ですが、その際は修正箇所が分かるよう「補正書」も同封しましょう。補正書は法務省の公式ホームページからダウンロードが可能です。
○オンラインでの手続き
登記・供託オンライン申請システムを利用すると、オンライン上での手続きが可能です。
まずは、トップ画面左端の申請者情報登録を行います。次に、申請用総合ソフトをダウンロードし、インストールが完了するとソフトが起動します。同じくサイトからソフトのマニュアルもダウンロードできるため、ご活用ください。
窓口や郵送と違い、オンラインの場合にはダウンロードした申請用総合ソフト内に訂正の連絡が届くため、再提出や補正書の作成などの手続きはすべてソフト内で行います。書類に問題がなければ、登記申請書の提出後、7~10日間ほどで登記は完了します。
■【ステップ7】開業後に受けたい融資を考える
登記が完了したら、ついに会社としての経営が始まります。起業したばかりの頃は、資金不足に悩む経営者も少なくありません。そこで、起業時に利用できる融資や助成金について知っておくと安心できるでしょう。
日本政策金融公庫では、以下のように創業時に利用できる融資や貸付制度があります。
| 融資制度 | 対象者 | 融資限度額 |
| 新規開業資金 | 新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方 | 7,200万円以内(うち運転資金4,800万円以内) |
| 女性、若者/シニア起業家支援資金 | 女性または30歳未満か55歳以上で、新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方 | 7,200万円以内(うち運転資金4,800万円以内) |
| 創業支援貸付利率特例制度 | 新たに事業を始める方および事業開始後1年以内の方 | 各融資制度に定める融資限度額 |
| 食品貸付 | 食品小売業・製造小売業または花木小売業を営む方 | 7,200万円以内 |
| 生活衛生新起業育成資金 | 生活衛生関係の事業を創業しようとする方または創業後おおむね7年以内の方 | 一般貸付の場合、設備資金として7,200万~4億8,000万円 |
| 普通貸付 | ほとんどの業種の方 | 4,800万円以内 |
このほか、各市区町村の自治体でも起業家に向けた助成金制度を行っている場合があるため、最寄りの商工会議所や役所で情報を集めるのも良いでしょう。
■時間がある方はコチラも実践!成功するための2つの準備
これまでは社長になるためのステップを解説してきましたが、念には念を入れ、以下のような準備をしてライバル達と差をつけておくのがおすすめです。
【準備その1】社長になるべきか慎重に判断する
社長になってから「なるべきではなかった」と後悔しないためにも、行動を起こす前に今一度社長になるべきかどうかじっくりと考えましょう。
社長になるメリットとデメリットは以下の通りです。これらのほかにも、あなたのライフスタイルや性格を考慮しながら自分なりのメリットとデメリットを書き出してみることも大切です。
| メリット | デメリット |
| ・自由に時間を使うことができる
・自分で労働環境を作ることができる ・社会的に認められる ・働いた分だけ収入が増える | ・責任が大きい
・収入が不安定 |
【準備その2】起業セミナーへ参加する
ビジネスプランの立て方や経営に必要な基礎知識、起業家同士のネットワークを身に付けるためには、起業セミナーへ参加してみるのもおすすめです。公益財団法人、公社、市区町村、民間企業、個人事業主など主催団体はさまざまで、セミナーの内容も資金調達方法や起業のノウハウ、自己啓発など多岐にわたります。
税理士や中小企業診断士をはじめとする専門家によるセミナーは、資料代や参加費として数千円が必要な場合もありますが、中には無料のものもあるため、最寄りの商工会議所や市役所で情報収集してみると良いでしょう。
■まとめ
今回は、社長になるための7つのステップをご紹介しました。
これらのステップをひとつずつ踏むことで着実に夢に近付くことができますが、社長になることはゴールではなく、新たな人生の始まりに過ぎません。社長になったその先までしっかりと見据え、大きな夢に向かってぜひ進んでいってください。
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