経営者が最低限身につけておかなければならない3つの知識
登録日:2018.10.7 | 最終更新日:2018.11.8
基本的に私は資金やスキル、特別な知識がなくても起業はできると思っている。
しかし、知識があれば得するのは確かだ。
世の中には聞かなきゃ教えてもらえない知っている人だけが得する情報がある。それがなければ貧富の差=わかりやすい才能の差になっているはずだ。
世の中には賢く稼いでいる人達がいる。経営者はそのポジションをとるべきだ。
そこで今回は経営者が最低限身につけておかなければならない3つの知識について話をする。これは私が実際に起業家として活動するようになってから学び、大切だと感じた知識だ。
これらを前もっておさえておけば、あなたは起業する前段階として最低限の知識は確保できるだろう。
経営をするうえで最低限おさえたい3つの知識
ではさっそく経営をするうえで最低限おさえたい3つの知識を解説する。
紹介するのは以下の3つだ。
- 経営するうえで最重要なものは集客
- ユーザー視点をもつメリットと方法
- 信頼できるメンターの必要性
とはいえ、実体験を得る前にいわれてもいまいちイメージが掴めないと思う。
詳しく解説をしていく。
1.経営するうえで最重要なものは集客
1つ目は経営するうえで最重要なものは集客ということだ。
起業をする前は重要なものを聞かれたら色々な要素があるのではと考えていた。
例えば、商品やサービスなども起業するにあたり重要なのではないかと思う。一緒に働くメンバーや事務所の立地、在庫の管理方法などもあげられる。
実際、それらも大切といえば大切だ。
しかし、ビジネスの要となるのは集客だ。集客をおろそかにすると良い商品やサービスでも売れない場合もあるし、そもそもビジネスとして成り立たなくなる可能性もある。
あなたも廃盤になった後に気付いた名商品や、活動終了してから知りファンになったバンドなどがあるのではないだろうか。もっと早く知っていればと悔しい思いをしたことが1度はあるのではないだろうか。
日本では「良いものさえ作っていれば誰かが認めてくれる」「お客様はわかってくれる」という考え方が一部ある。
昔はそれでもよかったかもしれない。商品やサービスの良さを伝える方法が、人のウワサ話しかなかったからだ。
しかし、今はインターネットでいくらでも広告がうてる。新聞や雑誌、テレビCMなどもある。ユーザーからしてみれば情報過多の時代なのだ。
この時代で適切な集客方法をとらないのは、ユーザーに届ける気がないのとほとんど同じ。良し悪しと知っているか知らないかはまったく別の話だからだ。
もっといえば、ユーザーさえいればビジネスはなりたつ。
例えばあなたは日本語が話せると思う。あなたからしたら日本語は母国語で当たり前のことかもしれない。しかし、日本語を学びたい海外の子供からしたら、あなたはピッタリの存在だ。
彼らがお金を支払い「日本語を毎週火曜日に家で1時間教えてほしい」と言えば、あなたは立派に日本語家庭教師のビジネスを始めたことになる。どれだけ当たり前のこと(この場合は日本語を話すということ)であってもだ。
さらに、他の人が作った商品やサービスを売るビジネスも世の中にはたくさんある。
例えば洋服のセレクトショップは、オーナーが買い付けた色んなブランドの商品を店頭に並べ販売している。広告代理店業者は他社の商品の広告をうつことを事業にしている。
このように、自分で商品やサービスをつくる必要はない。確実に自分で工夫する必要があるのは集客だ。
2.ユーザー視点をもつメリットと方法
2つ目はユーザー視点をもつメリットとその方法だ。
ユーザー視点については本当に大切なのでこちらの「起業するなら一番最初に考えるべきユーザー視点について」という記事で解説している。初めて聞いたという方はぜひ読んでほしい。この記事では簡単に内容を紹介しよう。
まず、ユーザー視点とはマーケティング用語の1つで、簡単に言えば顧客側からの視点のこと。ようはお客様の目線に立ち、同じ思考で物事を考えようという意味だ。
「ビジネスをするんだからお客様視点で考えるでしょ」と思うかもしれない。だが、以下の4つのポイントに注目して分析してみてほしい。
- 顧客価値(Customer value)
- 顧客コスト(Customer cost)
- 利便性(Convenience)
- コミュニケーション(Communication)
これはマーケティングの4Cと呼ばれる顧客・ユーザーの視点から商品やサービスを評価するためのフレームワークだ。それぞれにわけてあなたのビジネス案を考えてみてほしい。
ちなみに、この4Cという手法がメジャーになるまでは4Pというものが使われていた。
4Pでは「商品をいかにして売るか」という企業側の視点がまとめられたものだ。
これらを主軸に考えてしまっている場合はユーザー視点から離れてしまっている。方向修正をした方が良い。
- Product(製品:品質、デザインなど)
- Price(価格:値引き条件など)
- Place(流通:店舗の場所、営業日など)
- Promotion(販売促進:PRの方法など)
ちなみに、このユーザー視点は普段から自分の生活の中で「ユーザーとしての感覚」を意識することで身につく。
例をあげれば、私が作ったWebサイト「Founder(https://found-er.com)」も、ユーザーとしての感覚を意識する中でうまれた。
Founder(ファウンダー)は、起業家と投資家のマッチングサイトだ。起業家には資金を得て大きく活躍するチャンスやメンターとの出会いを、投資家には次に投資する起業家との出会いを提供している。
私がファウンダーを作る前はこういったWebサイトは世界に存在しなかった。
そのため、起業家からすれば著名な投資家は多忙でアポイントが取れない。投資家からしても面白いビジネスを始めようとする起業家はなかなか見つかるものではなかった。
素晴らしいアイデアを持つ起業家と資金をもつ投資家がうまく出会えれば、社会はよりよくなる。資金不足でスタートが切れない起業家も減るし、日本はどんどん面白くなるだろう。
もっと起業家と投資家が楽にマッチングできたらいいのに――そのユーザー的発想から生まれたサービスがFounderなのだ。
結果的にファウンダーは多くのマッチング実績を残すようになったし、ユーザー達から多くの支持を得ている。ユーザー目線で作り続けたからこそ、ユーザーが満足するWebサイトが作れたのだ。
3.信頼できるメンターの必要性
3つ目は信頼できるメンターの必要性だ。
ここまでいくつかおさえておくべき知識をまとめた。この過程で気付いてもらえているかもしれないが、成功には成功するだけの理由がある。正しい方法で努力を重ねたからこそ成功できているのだ。
だからこそ、起業家人生の中でメンターとなる人を見つけられるとその後が圧倒的に進めやすくなる。
メンターとはあなたの今後の道を示してくれる存在だ。時に第三者目線のアドバイスをくれたり、自分の体験談を教えてくれたり、融資をしてくれるような人のことを言う。あなたの先を生きている人なので、成功した方法はそのままマネをすればいいし、失敗した方法は避ければいい。
ただ、株主や上司のようにあなたに指示をだす存在ではないので注意しよう。あくまで決定権はあなたにあることが大切だ。
さきほど、Founderを紹介した時に起業家と投資家のマッチングサイトと紹介した。
だが、中にはメンター探しという形で使っている人達もいる。これから起業家を目指すあなたのメンターは、あなた以上に成功している起業家か投資家が望ましいからだ。
信頼できるメンターがいれば何かピンチの時でも正しい対処ができるだろう。
何となく全ての業務がうまくいき、ふんわりと過ごすことになってもアドバイスをくれるはずだ。信頼できるメンターがいれば、あなたのビジネスは成功にむかいやすくなる。
基本的には知識やスキルがなくても起業はできる
ここまで、経営をするうえで最低限おさえたい3つの知識を解説した。
この3つをおさえておけば、あなたの起業は圧倒的に成功しやすくなるだろう。
ただ、繰り返しになるが基本的には起業はスキルや知識がなくても可能だ。
私自身、最初の事業を始めた21歳の頃は本当にふつうだった。たまたま同い年にも関わらず月200万円~300万円を稼いでいた友人がいて、ビジネスのきっかけを教えてくれただけなのだ。
あえていえば、あの時は脱サラした直後で時間がありラッキーだったと思う。
幸い少しは貯金があったから、とにかく教えてもらったWebサイト製作に没頭した。足りない知識はネットで検索しながら、自分のWebサイトをつくり健康食品のレビューを掲載していった。
友人が教えてくれたビジネスは一般的にアフィリエイトと呼ぶものだ。
アフィリエイトとはいわば広告業のようなもので、自分のWebサイトやSNS、メルマガなどに起業の広告を設置。そこからアクセス数を稼いだり商品が売れたりした場合に決められた報酬を得るという仕組みだ。
最初は1人で1日12時間以上も作業に没頭していた。これほど集中するのはサラリーマンを辞めていなかったら現実的に考えて不可能だっただろう。
その努力のおかげか、事業開始から半年後には月収20万円を突破した。そのまた半年後には月収100万円を突破し、かなり順調にビジネスを拡大した。個人で事業を開始してから1年2ヶ月、法人化。株式会社ユービジョンを設立した。
もちろん、この過程の中でそれぞれ足りなかった知識は補充していった。
最初に知り合った友人はインターネットビジネスが稼げることと必要なツールは教えてくれた。だが、実際にどんな手順でWebサイトを作るかツールはどのように使えばいいのか、わからないことは自分で調べた。
さきほどお話したような「経営をするうえで最低限おさえたい3つの知識」も、起業家人生を送るなかで身につけた。
そう。知っておいた方が得な情報はたくさんある。情報を持っている人といない人では、得をするのは圧倒的に前者だ。
ただ、最初から知識やスキルがなくても起業そのものを諦める必要はない。起業家になる過程で知識を身につけることはできるからだ。
このWebサイトを見ているあなたはおそらく自分の疑問を検索し、ここまでたどり着いてくれたのだろう。その勢いを忘れずにいてほしい。
不労所得化できるビジネスモデルなら学ぶ時間も確保できる
起業家となり運営をしつつ知識を増やすことを考えた場合、不労所得化が可能なビジネスモデルが圧倒的におすすめだ。
不労所得化という言葉はいろいろな解釈があるが、私は少ない労働時間でたくさんの利益を生みだせる生産性の高いビジネスのことだと考えている。
少ない労働時間で多くの利益を生みだせる――つまり、ビジネスを拡大すればするほど自由な時間が増えるということだ。
知識やスキルがないと起業できないと言われるのは「開業してしまったあとは運営に追われ知識をつける時間がない」という側面があるからだろう。しかし、これは不労所得化が可能なビジネスにおいては当てはまらない。
不労所得化が可能なビジネスであれば知識をつける時間もたくさんある。同時に収入も確保できるので、人生の自由度はかなり高い。
ちなみに、私が行ったアフィリエイト事業も不労所得化が可能なビジネスだった。
アフィリエイト事業は自分で作ったWebサイトに企業からのPRや販売リンクを掲載。それをユーザーがクリックしたり、そこからモノを購入してくれたりすれば、決まった広告料がはいる仕組みだ。
当たり前だが、いくらユーザーに閲覧されようと広告を掲載しようとWebサイトそのものはなくならない。所有権も私に残ったままだ。
そのため、最初に閲覧されるWebサイトを作るのは手間がかかるものの、一度作り上げてしまえば少しのメンテナンスで一定の収入が得られるようになる。
そのメンテナンスを外注すれば、あなたの実働は限りなくゼロに近づく。もちろん学んでもらう必要はあるが、特別な資格が必要な税理士や医者、重労働の農業や土木業などよりも人は集めやすいだろう。
どんな事業も人件費を支払い、代わりに運営してもらえれば不労所得化は可能だろう。
だが、人を集めやすい業務の方が人件費は削減しやすい。売上がそこまで安定していなくても外注化を始めやすいので、不労所得化を目指すタイミングが早くなる。
やればやるほど費やす時間に対する利益も増えるし、非常に生産性が高いと言える。
では、アフィリエイト以外に不労所得化がしやすいビジネスは何かあるだろうか。
代表的に言われているものは以下のとおりだ。
- 不動産の運営、投資
- 株式の運営、投資
- 印税
- 成果報酬型のコンサルティング
- アフィリエイト事業
不動産の運営、投資はマンションや一軒家などのオーナーになることだ。
その建物のメンテナンスをする会社や大家を見つけることができれば、あなたは何もすることがない。全て代行をお願いしてしまえば不労所得のできあがりだ。もちろん、手間が少なければ自分でしてもいい。
株式の保有や印税の獲得、成果報酬型のコンサルティングは収益を得る権利をもつタイプだ。
保有している会社が収益をあげたり書いた本が売れたり、保有さえしておけば契約内容に応じて不労所得化が得られる。この保有するものが増えれば増えるほど金額も安定するため、分かりやすく収益が増えていくだろう。
ただ、不動産の購入にはそこそこの資金がかかるし、コンサルティングを始めるには信頼と人脈が必要。書籍を出すにもネタと時間がいるだろう。
結局、初期費用や人脈、信頼などの要素まで考え、現実的に不労所得化が可能なビジネスを始めるなら私の選んだアフィリエイト事業が最適だと思う。
アフィリエイト事業は最初にWebサイトをつくりこむ努力こそ必要だが、資金や人脈、スキルなどは必要ない。私のように脱サラし、起業家として新しい人生を歩もうと考える人にはとてもおすすめだ。
先立つものが何もないとか、始めるリスクを極限まで抑えたいという人は、ぜひアフィリエイト事業から始めてみてほしい。
起業後、経営に関する知識はメンターから学ぼう
今回は経営者が最低限、身につけておきたい3つの知識についてまとめた。
その中でも私が大きいと思うのは「メンターの存在」だ。
良いメンターと出会うことができれば、集客や顧客満足度の追求など、ビジネスをうまく進める方法を学べると話した。
くわえて、身近に成功者がいれば自分が成功した時のこともイメージしやすい。実体験に基づいた話を聞くこともできるし、様子を見ることもできるからだ。
これが、書籍やセミナーの講演だとまた違う。何か辛い出来事があったときに「あれはうまく見せていただけなんじゃないか」とか「特別なあの人だったから出来たんじゃないか」と勘ぐってしまうこともあるだろう。
起業して上手くいかない人の中には成功のイメージが掴みきれずに、途中でなげだしてしまうタイプがある。メンターの存在はこれを防いでくれる。
さらに、メンターが投資家で出資を受けられる場合も利益が大きい。圧倒的にビジネスがしやすくなるだろう。
企業そのものに資金はいらない。しかし、資金があればそのぶん拡大はしやすい。いろんなことに挑戦ができるし、集客にも人件費にもお金をかけることができる。
特にビジネスにおいて最重要な「集客」に資金をかければ、色々な方法を試せる。
集客にはSNSや無料ブログなどタダで利用できるものもある。だが、資金に余裕があるなら他にも方法がある。企業広告を依頼したりテレビCMを作成したり、無料のものとは違ったユーザー層までリーチできるだろう。
もちろん、その集客方法が効果的かはわからない。合うものもあれば合わないものもあるだろう。
でも、資金に余裕があるなら冷静に費用対効果を分析できるし、効果があるなら複数回にわたって利用もできる。
(なので、有料の集客方法は資金に余裕があるときこそ効果的だ)
無料のものに比べて有料の集客方法は即効性のあるものが多い。つまりユーザーの確保をスムーズに進められる。
集客を安定的に行うための布石としても、メンター(出資者)の存在はかなり大きい。
とはいえ、今すぐに信頼できるメンターを見つけるのは至難の業だと思う。
「サラリーマンと経営者の圧倒的な3つの違い」という記事でも話しているが、サラリーマンの頃から経営者や投資家が知り合いにいて、メンターになってくれるという人はほんの一握りだろう。普通にサラリーマンをしていたら知り合いはサラリーマンだらけになると思う。
逆にいえば、経営者になれば周りに経営者が増え始める。
一緒に仕事をしようという話もあるだろうし、なんとなく集まってくるのだ。さらに、行動を繰り返したり年齢を重ねたりするほど人間関係は広がる。今よりも未来の方が色んな人に出会える。
今、メンターになってくれる人がそばにいなくても、そこで諦める必要はない。あなたが起業家としてしかるべき行動を重ねていれば出会いはある。
とはいえ、現状どうすればいいのか困っている人もいるだろう。
その場合、まずは身近で上手くいっている人のマネをしてみよう。
上手くいっているというのは色んな要素がある。交友関係を広げるのが上手い、部下との信頼関係を築くのが上手い、集中して作業に取り組むのが上手いなど、色んな人に色んな上手い部分があると思う。
こういったそれぞれの要素を、あなた自身に取り込むようにしてみてほしい。
この相手はひとりに絞る必要はない。「この人だ!」と思うメンターに出会うまでは、視野を広くもち、その時々でまわりの助力を得ながら進めるのをおすすめする。あなたよりも成功している起業家の先輩からは学べる部分も多いだろう。
ちなみに、私は9年間の起業家人生で3度の挫折を味わった。このピンチを乗り越えられたのも、良くしてくれていた起業家の先輩やメンターのおかげが大きい。
挫折した当時のことは「売上が20分の1に転落!?事業が傾いた時の対策と諦めずに続けられた大きな理由」という記事で詳しく話している。
少しだけ説明すれば、順調に伸びていた売上が20分の1にいきなり減少した時のことなどだ。その時は、人件費などもろもろの要素を含めたら半年以内にどうにかしなければ倒産といった状態だった。
しかし、運よく対応策を知っていた先輩やメンターと出会うことができ立て直すことができた。
挫折をすると人は焦るものだ。なんとかしなくてはいけないと藁をもすがる気持ちになる。そのときに上手くいっている第三者からのアドバイスはほんとうにためになる。
上手くいっている人をマネしたりメンターを探す行動はリスク回避にもつながる。あなたの起業家人生の目標や困ったときの指標になってもらえるからだ。
ここまでの話から「より具体的にメンターを探していきたい」と感じる人もいるかもしれない。
しかし、先ほども言ったように信頼できるメンターに出会えるかはほとんど運とも言える。普通に一緒に過ごすだけではどれだけ稼いでいるかもわからないし、メンターになってくれるかいきなり聞くのも変な話だ。こちらとしても、今後の人生を左右するポイントのため簡単には選べない。
そこでぜひ、紹介している「Founder(https://found-er.com)」を利用してみてほしい。
先にも言ったがFounderはもともと、サポートを受けたい起業家とサポートをしたい投資家のマッチングサイトだ。
Founderでは、起業家がWeb上で今後の方針をアピール。自分の思考やビジネスモデルを共有する。投資家はそれを見て出資を決めることができる。出資でなくても、思考やビジョンの近いビジネスパートナーと出会うことができる。
有名な投資家になればなるほど忙しく、アポをとるのは難しい。まして出資を期待したいような駆け出しの起業家からしたら出会うことすら厳しいのだ。
そこで私はもっと起業家と投資家が簡単に出会えたら良いのにと考えた。
9年以上の起業家人生の中でも「存在自体に価値のあるサイトをつくりたい」という意識が芽生えていたこともあり、計画的にリリースした。
そのかいあってか、Founderでは満足度の高い取引が継続して行われている。マッチング実績も多数あるし、高評価の口コミもいただいた。本当に嬉しい限りだ。
この記事を読みメンター探しを本格的に行いたいという人もいるかもしれない。なかには地方に住み起業家や投資家がまわりにいないという方もいるだろう。そういった方にはFounderがとても役立つ。
実際にマッチングこそしなくても、メンターとの関係の築き方や企業の自己PRの仕方などを見るのは役立つだろう。ぜひ参考にしてほしい。
リスクがあるのは起業ではなく固定費の増加
ちなみに、3つの知識にこそ含めなかったが固定費が増加するリスクについてはしっかりと共有しておきたい。
企業そのものにリスクはない。だが固定費が膨らむことは大きなリスクなのだ。
固定費というのは具体的に以下のようなものが含まれる。
- 人件費
- 事務所の家賃・光熱費
- 借入れの返済金
これらの固定費が膨らめば膨らむほど、大きな売上をださないとあなたのビジネスは利益がでなくなる。
当たり前だが、ビジネスをする上で大切なのはいくらの利益をだせるかだ。
利益とは全体の売上から経費を引いて算出したもの。つまり、ビジネスはいかに少ない経費で大きな売上をだすかが重要になる。
ほとんどの経費は売上に対して増加していく。そのため売上が低ければ経費も低く、経営を圧迫することはない。
だが、固定費は別だ。固定費とは経費のなかでも毎月決まってかかる費用のことだ。
さきほどあげた事務所の家賃や人件費は、売上が低くても決まった金額がでていってしまう。つまり、経営が傾き売上が下がったタイミングでも変わらず経営を圧迫し続けるのだ。
固定費の中でも、とくに忘れられがちなのは借入れの返済金だ。
ここまでで繰り返し、起業そのものに資金は必要がないと伝えてきた。メンターから出資を受けられる可能性も話した。
それでも、中には初期費用として金融機関から借入をしてしまう人がいる。その返済金はそのまま固定費としてあなたのビジネスを圧迫し続ける。どう考えてもリスキーなのだ。
とくに、借入れをしてまで広告をうとうと考えている人は注意した方がいい。
広告方法にはたくさんの種類があり、どれがあなたのビジネスにとって最適化は実際に結果を得るまでわからない。効果的な広告方法を知るためには実施し、分析し、さらに実施するというトライ&エラーの期間が必要なのだ。
これが無料でできる広告方法であればいいが、有料のものの場合は満足できる結果が出る前に資金が底を着く可能性もある。
有料の広告に挑戦する場合は潤沢な資金があるか、費用対効果がわかっていて売上を伸ばすことができると確信している場合の方が良い。
広告費はかなり大きい。かけようと思えばいくらでも使えてしまうので危険だ。
起業に初期費用やスキル、人脈などは必要ない。
それらがあればあるだけ良いけれど、ない場合は正しい手順で起業の準備をすればいい。
今回は経営者が最低限、身につけておきたい3つの知識について話した。
ながくなってしまったためもう1度まとめると、3つの知識とは以下の通りだ。
- 経営するうえで最重要なものは集客
- ユーザー視点をもつメリットと方法
- 信頼できるメンターの必要性
この3つさえ把握しておけば、あなたは大きな間違いをすることなく順調に起業家となれるだろう。
逆にいえば、この3つを疎かにするとどこかでつまずく可能性が高い。起業には特別なスキルや知識は必要ないが、ぜひこの3つだけはおさえておいてほしい。
ここまでであなたは「起業って面白そう」とか「自分にもできるかも」と思っただろうか。そうであればとても嬉しい。
ただ、なかには「そうは言っても詐欺だってあるし」「世の中そんなにあまくないでしょ」と思っている人もいるだろう。
確かに、私も10年以上の起業家人生の中で詐欺や裏切りにあわなかったといえば嘘になる。
次の記事では「騙し、詐欺、裏切り。起業してわかる世の中の理不尽さ」というタイトルで、私がであった理不尽な出来事を記録に残しておこうと思う。
世の中には自分の力ではどうしようもないことがある。心構えもなしにそれらに出くわすよりは、こんなこともあるんだと知っておいた方が良いだろう。
起業家になりたいけど世の中はそんなに甘くない――そんな風に思う人が、少しでも安心できれば幸いだ。
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