6億で売却したWEBサービスの誕生と成長の道のり

登録日:2018.10.7  |  最終更新日:2019.2.6

高額のM&A取引が目立つ今。この時代の流れはあなたにも関係がある。

M&Aとは、会社の合併を表す「merger」と、株の買占め「acquisition」を組み合わせた用語。簡単にいえば企業売買のことを指している。


具体例をあげると、ブランド品を現金化できるアプリ「CASH(キャッシュ)」は70億円でDMMに買収された。マッチングサービスの「pairs(パリス)」は海外の会社に推定100億円で買収されている。


かくいう私も、3年間ほど運営した中規模の特化型ポータルサイト「資金調達プロ(https://shikin-pro.com)」を一部上場企業に6億2000万円で売却した。

最初に紹介したアプリやマッチングサービスの金額と比較すれば6億2000万円なんて微々たるものだ。儲かっている投資家からすれば「そのレベルで自慢かよ(笑)」と思うかもしれない。

しかし、このM&A取引によって私は起業家から投資家へとステージをかえた。 6億2000万円の売却は知識なくしてはできないものだったし、確実に私の人生のターニングポイントだった。


この経験はあなたにとっても関係がある。

この記事を読んでくれているあなたは起業家を目指しているのだと思う。

しかし、今から何かに取り組む場合「会社を一からつくり30億円で売却する」より「Webビジネスをつくり数億円で売却する」方が現実的で達成しやすい。

平たく言えば、この記事を読んでおいた方が、あなたは高額の利益を得られる可能性が高い。


今回は私が6億2000万円で売却した資金調達プロについて話す。

資金調達プロがどんなサイトで、どのように成長させ、なぜ売却したのか。

この記事を読めば、あなたは以下のような情報を得られる。

  • 社会的に価値があるのはどんなビジネスか
  • そのビジネスはどうやって育てるのが効果的なのか
  • どうすれば高額で他企業に売却することができるのか

ぜひ私の経験談から学んでほしい。


6億2000万円で売却した「資金調達プロ」

まずは私が一部上場企業に6億2000万円で売却した特化型ポータルサイト「資金調達プロ(https://shikin-pro.com)」について話す。

資金調達プロはその名の通り「資金調達」にフォーカスした、特化型の中規模ポータルサイトだ。


あなたは資金調達と聞いてどんなものを思い浮かべるだろうか。

資金調達という言葉はかなり抽象的で、色々なものが含まれる。そこで、サイト作成にあたり以下のようなものと定義した。

  • 金融機関からの借り入れ
  • 個人投資家からの援助
  • ベンチャーキャピタルからの出資
  • 補助金
  • 助成金

資金調達プロではこれらの受け取り方や申請方法、相手の見つけ方など、様々な情報を網羅している。

これから起業を考えていたり新規事業の立ち上げを予定していたりする人が、このサイトさえ見ればスムーズに資金調達ができるようにつくった。

自分でいうのもなんだが、資金調達をしたい人にとって圧倒的に役立つサイトである。


資金調達プロを始めた理由

資金調達プロを運営しはじめたのは起業家人生で経験した大きな挫折がきっかけだ。

挫折に関しての詳しい内容は「売上が20分の1に転落!?事業が傾いた時の対策と諦めずに続けられた大きな理由」という記事で話している。気になる方はそちらを見てほしい。

簡単に説明すれば、社会はユーザーに合わせてどんどん変化をしていたのだが、私そこに目を向けていなかった。

結果的に、それまでは営業利益ベースで月1600万円を稼いでいたのだが月300万円まで減少。この大きな挫折をきっかけに私は自分のビジネスを見つめなおし、ひとつの結論をだした。


それは、ビジネスの本質とはユーザーに価値を感じてもらうことというものだ。

ビジネスは商品ありきだとか理念ありきだと語る人もいる。もちろん商品も大切だし、理念もあった方が一体感は生まれるだろう。

しかし、ユーザーがひとりもいなければビジネスは成り立たない。

逆にいえば文字の読み書きを教えたり家事を代行したりあなたが当たり前のようにできることでも、そこに価値を感じてお金を支払う人がいればそれはビジネスなのだ。


挫折を味わうまでの私は、その時々の検索エンジンにあわせ上位表示されるようにサイトをつくっていた。ようは時代の雰囲気にあわせていたのだ。

けれど、それでは検索エンジンがユーザーにあわせてアップデートを重ねるたびに表示順位も変動する。もちろん収益も変動する。

だから、月1600万円の営業利益が突然300万円まで減少するような事態が起きた。


もし最初からユーザーに視点を合わせ、ユーザーが価値を感じるサイトを作成していたらどうだろうか。

それならいくら検索エンジンがアップデートを重ねようと順位は変わらないはずだし、安定的にユーザーが利用してくれるため収益に変動はない。

結局、ビジネスはユーザーありき。 検索エンジンなどのプラットフォームにあわせるのはいわば裏技のようなもので、改善されてしまえば使えなくなってしまうものなのだ。

資金調達プロはこのビジネスの本質を意識して、ユーザーに価値を提供することを第一に制作した。


資金調達プロのポジショニング

資金調達プロのポジショニングは、「日本一、資金調達のプロを集めたポータルサイト」だ。プレスリリースもこの内容で配信した。

当時、こういうコンセプトのサイトは他になかった。 そのため、ただ始めただけでも日本一とか日本最大級を名のることができた。


資金調達プロの運営をはじめた頃、私個人にお金を集める特別な知識があったわけではない。

2015年当時、私は27歳で事業歴は5年を超していた。 だがメインで運営していたのはカードローンや車の一括査定サイト、医療系ポータルサイトなどだった。

そこで、徹底的にサイトの信頼性や価値を高めるために「資金調達の専門家」や「資金調達をした企業」に取材を繰り返した。

資金調達の専門家とは税理士や会計士の資格を持っている人や、銀行から融資を引き出すコツを知っている起業家だ。 こういったプロ達から、見栄えの良い決算書や事業計画書の作成方法など具体的な話をしてもらいコンテンツをつくった。


これでポジショニングとブランディングはそこそこ確立できた。

資金調達プロは多くのアフィリエイトサイトとは一線を画すことができたのだ。


同時に、税理士など資金調達のサポートを行っているとPRしている事業所のデータを100件ほど収集、記載した。

著作権を侵害するような部分はのぞき、あくまでユーザーが知りたがる住所や電話番号などのデータをわかりやすく並べたのだ。

そのため、3年間の運営のなかで「勝手に掲載するな」などのクレームは1つたりとも来ていない。むしろ「掲載していただいてありがとうございます」と感謝の連絡をもらうばかりだった。

掲載された事務所側も「資金調達プロ」という日本最大級のポータルサイトに自分が資金調達のプロとして掲載されるのは嬉しいことだったからだ。

かくして資金調達プロはユーザーにも掲載された相手にも喜ばれるサイトとなった。


資金調達プロの成長過程

では、実際に資金調達プロがどのような成長過程を歩んできたのかをお話したい。

運営している中で気をつけ重要視した部分はたくさんある。 細かい内容は「資金調達プロで具体的にやった11のステップ」で話すが、ざっくり伝えると以下の通りだ。

  1. ポジショニングとブランディング
  2. リンクの獲得
  3. サイトの価値・信頼性を高める
  4. 役に立つ記事の更新
  5. 顧客リストの獲得
  6. LP・キラーページの作成
  7. 販売先の開拓
  8. 細部へのこだわり
  9. 集客チャネルの分散
  10. 内部SEOの強化
  11. 労働時間を減らし思考の時間を増やす

細かい部分は別の記事で話す。

だがこの中で大きな部分をしめたのは、先に話したポジショニングとブランディング。そして、サイトの信憑性の向上だ。


サイトの信憑性をあげる方法として「顔が見えるようにする」ように意識している人は多いだろう。確かに、どんな人が書いた文章なのかわかれば信憑性はあがる。

しかし誰の顔をどういう風に記載するかまで考えて行っている人は少ない。


例えば、求人情報紙にアルバイトの人達が10人ほど集まって楽しそうに仕事をしている画像が載っていたとする。

この場合、価値があるのは10人ほどのアルバイトが出す「楽しそうな雰囲気」だ。

アルバイト役のひとりひとりに価値があるわけではない。そのため、有名なモデルや役者を起用する必要はない。


資金調達プロでは税理士や会計士、資金調達を実際に成功させた経営者など、その分野で社会的に評価の高い人物の顔を積極的に掲載した。

さきほどの例とは逆で、集合体や雰囲気ではなくその人の経歴に価値がある。

これが逆に知識のない外注スタッフの名前を執筆欄に載せていたら、サイトの信憑性はそこまで上がらないだろう。そのため、誰を掲載するかはしっかりと選び、ここぞというところで名前をだした。


読者(ユーザー)の質もどんどん向上している。

運営者もわからない、誰が書いたかもわからないサイトに価値を感じる人は少ない。

誰の名前を、どうやって記載していくのかも大切な要素なのだ。


具体的にはその道の専門家や有名な企業の社長などがコメントを寄せてくれるとありがたい。

こういった人達の発言が多ければ多いほど、ユーザーは安心することができる。

このように、資金調達プロの運営では「どうしたらユーザーが安心してくれるか」や「どんなサイトなら信頼してもらえるか」をとことん考えた。

これらを繰り返すほど実際に顔を出してインタビューに応えてくれる専門家も増えていった。とてもいい循環が起こせたと思う。

一般的に運営者情報の記載がないアフィリエイトサイトやブランディングができていないWebメディアは、掲載の打診を行っても取り合ってもらえない場合が多い。

信頼を積み重ねるにはまず顔の見える情報を、顔の見える情報を載せるには信頼を積み重ねる必要があるのだ。


では、1番最初にインタビューに応えてもらうにはどうしたらいいか?

答えは、このサイトなら掲載されたいと思われるようなメディアにすることだ。 具体的には価値あるコンテンツをたくわえることがあげられる。


価値あるコンテンツで最も作りやすいのはhow to記事。

ユーザーの悩みや疑問に対して、答えを提示する記事のことだ。


一部では「〇〇は××だ」という内容がhow to記事だと思っている人もいる。

だがこれはちょっとした勘違い。正確には「○○を解決するには××を△△して……」というように、手取り足取り教えてあげる文章のことだ。

こういうマニュアルのような文章は、ユーザーが何回も読んでくれるし、疑問が解決すれば感謝してくれる。こういった価値あるコンテンツを積み重ねていこう。


それと同時にサイトの細部を作りこもう。

具体的にはスマートフォンで見たときのレイアウトや、問い合わせページの見つけやすさ、全てが表示されるまでの速度などがあげられる。

こういった部分を整えていくことで、こだわりのある運営をしているとユーザーが察してくれる。


インタビューを受けてくれる人も1人のユーザーだ。

そのため、多くのユーザーが「いいな」と思うサイトに仕上げられれば、インタビューに答えてくれる人も増えていく。


これらを繰り返していくと、今度は「弊社をサイトに掲載してください」という依頼がくるようになる。

そこまでくれば良質なコンテンツが定期的に生み出せるようになるし、比例してリンクやアクセスも増えていく。

資金調達プロの場合は、この循環を3年間つづけた。 当時はすでに月1000万円の利益を生みだしていて、外注こそしていたものの、ほとんど不労所得のようなものだった。

そこで、私は一部上場企業に6億2000万円で売却することにした。この記事の最初でもお話していたM&A取引だ。

これに関しては様々な理由がある。もちろんリリース直後から売却するつもりで作ったわけではないし、サイト自体がだめになってしまったわけでもない。

資金調達プロを売却した詳しい理由は、次の段落から詳しく話したい。


資金調達プロを売却した本当の理由

資金調達プロは3年間の運営を経て、一部上場起業に6億2000万円で売却した。 これをきっかけに私は投資家としての第一歩を踏み出すことができた。

しかし、資金調達プロの売却には賛否両論があった。 この記事を読んでくれている方の中にも「もったいない」だとか「売却しない方がよかったのでは」と考えている人がいるかもしれない。

しかし、資金調達プロを売却したのには以下の4つの理由がある。

  1. 他にやりたいことがあったから
  2. 税金面の問題を解決できるから
  3. 自分の価値を高めることができるから
  4. 資本収益率を高めることができるから

これらについてもしっかりと話をしておきたい。


他にやりたいことがあったから

まず1つ目の理由は他にもやりたいことがあったからだ。

そもそもの性格として、私はその時に一番楽しくて面白いことに常に夢中になっていたい人間だ。

そのため育ててくれる相手に事業を譲り、他の会社や事業に力をいれたかった。これは資金調達プロに限った話ではない。


もちろん、ひとつのサイトや組織を拡大していくという選択肢もある。

しかし、私は忙しいことが嫌いだ。

やりたいことが多く慌ただしいならまだいいのだが、本来やりたくなかったことで忙しくなり自分の時間がとれなくなるのは本末転倒。

特に自分が嫌いなマネジメントや教育などの管理的な業務で忙しくなるのは本当に嫌だった。


この、やりたいことと嫌いなことを明確にしておくのは起業家にとってとても大切だ。

ここが不明確になっていると「周りがやってるから」とか「人が多いと信頼されている会社に見えるから」などの理由で、自分の予定からずれた組織化が進んでしまう。

とくに日本では忙しいことをステータスにする人達もいるため気を付けたほうがいい。 それらに惑わされず自分のやりたいように会社を運営するためにも資金調達プロの売却を決めた。


ちなみに、何か一つの事業や組織に執着し続けるより、自分の自由に重きをおいた方が人生は充実すると考えている。

従業員が100人いるとか1000人いるという情報は、そこまで魅力的な話ではないと思う。 それよりも自分の感性にしたがってフットワークを軽くしておく方が人生の充実度は高いからだ。


税金面の問題を解決できるから

2つ目は税金面の問題を解決できるからだ。

あなたは人生でどれくらいの金額を稼ぎ、蓄える予定でいるだろうか?

もしあなたが運営しているサイトが毎月1000万円の利益を安定的にだしているとしよう。実際に売却当時、資金調達プロは毎月1000万円ほどの利益をだしてくれていた。

しかし、そのサイトを運用して6億円を貯蓄するには単純計算で5年の時間が必要だ。

実際はここに運用経費や生活費、税金などがかかる。 月1000万円の利益をだしても、半分くらいは無くなってしまうと見て間違いない。


おそらく6億円を貯めるには2倍の10年が必要。 仮にあなたが30歳だとしたら40歳でようやく実現できる金額なのだ。

さらに会社の持続率も合わせて考えてほしい。 5年以上続く会社は全体の14.8%、10年続く会社は6.3%、20年は0.4%と言われている。つまり10年かけて6億円を貯めようとしても成功率はとても低い。


だが、M&Aでサイトや事業を売却すれば同じ金額を圧倒的に短い時間で手に入れられる。

M&A取引に必要なのはせいぜい1ヶ月半といったところだ。それでM&A取引で決定した金額から約20%の税金を差し引きすれば、あとはそのまま手元に残る。


もちろん取引の金額はこれからサイトが得られるであろう利益の期待値を含めて算出される。あからさまに損な金額は設定されない。

ちなみに株式のキャピタルゲインは税金が20%。さきほど事業として運営するなら50%近くは運営費や税金でなくなると話したが、それがたったの20%で済むのだ。この節約率は大きい。


もちろん資金調達プロをそのまま運用していれば、10年後には同じだけの資産を手に入れていただろう。

しかし、M&A取引で最短で終わらせれば、資金調達プロをメンテナンスする時間などを削減できたことになる。私はM&A取引をすることで、損することなく10年分の時間を手に入れることができたのだ。

このように税金やM&Aの仕組みなどの社会のルールは、お金持ちや賢い人が得するようにつくられている。そういった人達は、すでにある稼ぎを最大化することでより多くの資金を蓄えている。


自分の価値を高めることができるから

3つ目は自分自身の価値を高めることができると考えたからだ。

何か成功を掴むには、それまでの成果をリセットして新しい分野に挑戦した方がいい。

だれでも新しいことの方が楽しいし意欲がわく。夢中になれるかどうかは、成功に直結するからだ。


なにか1つのことに絞って、3年を費やし80%くらいの出来になったとする。

そのあと成長率はグッとさがる。3年間のうちで基本的なことは極めてしまっているし、80%が160%になることはない。おそらく95%くらいだろう。


このやり方が悪いとは言わない。

ただ、せっかく100%極めたとしてもその能力がずっと必要とされる保証はない。変化がはやい現代においては、複数のことを80%ずつ極めた方が生き残る力は強い。


さらに、複数の分野で80%ずつの力を身につけておけば、それらを組み合わせて新しい分野に挑戦もできる。

私がWebサイト構築と起業家の経験をかけあわせて資金調達プロをリリースしたように、それまでになかった新しいものを作りだすこともできるのだ。

インターネットが発達した現代は本当に市場の流れがはやい。逆にいえば、自分に知識さえあれば、どんどん新しいものを作りだし成功をおさめられるのだ。

そのためには、自分で価値を高める選択(新しい分野への挑戦)を決断する必要がある。


資本収益率を高めることができるから

最後に、資本収益率を高めることができるからという大きな理由もある。

これについては私の知識に基づく考えなので、ひとつの思想として読んでほしい。

私にとってのWebサイトの運営は得意なことであり、そのまま続けていれば毎月1000万円がほぼ不労所得の状態で手に入ってきていただろう。

この生活はある意味、アーリーリタイアと呼べる。 それに得意ではないFXや株のトレードに挑戦するよりも成功確率はかなり高かったと思う。


しかし、変化のない生活は楽しくない。

とくに悩むこともなく、ただただ目の前の作業をこなしていく日々……。安定こそしているだろう。だが、よりレベルの高い起業家・経営者になるにはどうするべきか考えたら、このまま継続するというのはありえなかった。


では、次のレベルに挑戦するとしよう。

そのときに億単位のキャッシュを持っていれば、そのレベルの起業家や経営者と同じように仕事ができる。

例をあげるとすれば上場を目指すアーリー・ミドルステージのベンチャー企業への出資、特定の市場を一気に独占しにいくというやり方もできる。

さらに、私がいままで蓄積してきたWebサイト構築の技術やマーケティングの手法を別分野で発揮できる。いわば投資家の視点に立てるのだ。


こうやって投資家というポジションに経つと、マネジメントの仕事は経営者がやってくれる。

コツコツ同じ会社を続ける必要もないし、常にワクワクと今後のことを考えていられる。まさに理想の生活だ。


さらに投資家は資本にお金を生みだせることができる。 なので投資した以上のリターンが発生することもザラなのだ。

1000万円を10倍にすれば1億円。6億円の元手があれば、10億や20億にすることも可能だ。

さらに、この場合の労力やコストは値段に比例しない。

必要なのは思考や視点、やり方だ。会社を10倍にするのと、資本を10倍にするのでは、必要になるものが違う。

このフェーズに私は挑戦したかった。つまり、資本収益率を高めたかったのだ。


資金調達プロ売却後の変化

資金調達プロの売却後、私の手元には6億2000万円という大きな資金が残った。 これにより私は投資家としてのフェーズを歩み始めた。

資金調達プロを売却した理由から察してもらえると思うが、このままアーリーリタイアをするつもりは毛頭ない。そもそも6億2000万円という金額は私が理想とする生活をできるほどの金額でもない。

そのため現在も事業は継続して行っている。 正確には新しく2社の設立を決め、全部で7社のオーナーをしている。


会社経営をしていると「今後の目標は?」と聞かれることがしばしばある。

しかし、目標という目標はない。 むしろ変化のはやい今の時代でなにかに固執しすぎるのは危険だと感じる。

10年後の明確な目標をもって努力をしていたとしても、自分の力が及ばない事件で無にかえってしまう可能性はゼロではない。ただでさえロボットの発達がめまぐるしく、なくなると予想される職業が多い今だ。

100年後をみすえてビジネスをできるような天才はなかなかいない。 だからこそ私は一般人らしく、今できることを精一杯やるスタンスを貫きたいと考えている。目標を決めることより、変化に柔軟に対応することを意識していきたい。

資金調達プロを売却したことで、この気持ちはより強いものとなった。

今後もその時々で面白いと感じるものや楽しいこと、好きなことを追求していきたいと考えている。


ビジネスに必要なのはポジショニング

ここまで私がつくった資金調達プロについて話した。

資金調達プロについて色々な情報を語ったが、とにかくここまで成長できたのは一言、ポジショニングが明確であったからだ。

始めた当初から業界一のポータルサイトになることは目に見えていたし、あらゆる起業家にとって資金調達の方法はしっかりとおさえておきたい情報だ。

後は掲載内容がそれに似合ったものであればサイトそのものに価値が生まれることは明白だった。


このことから、これから何かビジネスを始めようとしている人達にはぜひポジショニングを意識して事業を決定してほしい。

ここがブレていないだけであなたのビジネスは圧倒的に進めやすくなるからだ。

ポジショニングの決定方法は、まずユーザーのニーズを5W2Hに基づいて分析するのをおすすめする。

例えば、カードローンのアフィリエイトサイトを作る場合、以下のようなユーザーが想像できる。


明日の飲み会のお金がないから、今すぐ2万円だけ誰にも知られずに近場で借りたい


これを5W2Hで分析してみよう。


When
いつ
今すぐ
Where
どこで
近くで
Who
誰が
私 
What
何を
お金を
Why
なぜ
明日飲み会のお金がないから 
How
どのように
誰にも知られずに 
How much
いくら
2万円


このようになる。これを世界で一番しっかりとした根拠で案内ができれば、そのサイトのポジショニングは明確になる。

ポジショニングを決めるということは、ユーザーを決めることとリンクしている。つまりターゲットを明確にすることなのだ。

これが明確であればあるほど、拡大方法や集客方法も明確になる。つまり、ビジネスとして上手くいきやすい。


今、あなたが考えているビジネスはどういったものだろうか?

ぜひ5W2Hにあてはめて考えてみてほしい。

これがすんなり説明できればできるほど、あなたのビジネスはうまくいくだろう。


そして、繰り返しになるが今から何かに取り組む場合「会社を一からつくり30億円で売却する」より「Webビジネスをつくり数億円で売却する」方が現実的で達成しやすい。

あなたがこれから起業をするのであれば30億円で売却できる会社よりも、数億円で売却できるWebビジネスをいくつもリリースする会社をつくるべきだ。


どんなWebビジネスなら数億円で売却ができるのか?

それはポジショニングが明確であることだ。

唯一無二でなおかつユーザーが価値を感じるものであれば、そのビジネスはあらゆる企業からしても購入する価値がある。







今回、話したのは起業をしたその先の内容だ。

月収100万円は通過点。仕事を続けて変わった感覚とお金への意識」という記事でも話したが、起業家人生は年収1000万円を突破して終わりではない。

どれだけ稼いでもその先がちゃんとあるし、正しい努力をすればするほどあなたの人生は有意義なものになる。


その有意義な人生とは、楽しく仕事に没頭する人生だろうか?

それとも、資金をしっかりと確保して投資家として次のフェーズに進む人生だろうか?

この資金調達プロをつくったからこそ、私は投資家としての次のフェーズにすすむことができた。この経験があなたの人生をイメージするのに役立つと嬉しい。

次の記事では具体的な企業の手順を紹介するので、一緒にすすめていこう。


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