【徹底解説】出資金の3つのパターン+αとメリット・デメリットを紹介
公開日:2019.5.21 | 最終更新日:2025.3.19

あなたは出資金についてきちんと理解できていますか?
出資金について正しく理解することは会社経営をしていく上でかかせません。「会社が使えるお金かな?」と、なんとなくの理解でとどめていませんか?
今回は出資金について以下の点をまとめさせていただいています。
- 出資金とは?融資や投資との違い
- どのような資金が出資金としてあつかわれるの?
- 出資金を提供するメリット・デメリット
- 出資金を利用するメリット・デメリット
この記事を読めば、出資金とは何なのか明確に答えられるようになります。これから経営を始める方、投資を始める方は出資金への理解は必要不可欠です。
サクッと読めるよう簡単にまとめさせていただいたので、ぜひ参考にしてみてください!
出資金の概要を30秒で解説!融資・投資との違い

出資金とは、会社や組合などの団体が運転資金として資金を募集したときに提供された資金のことです。このとき、出資金の提供者を出資者と呼びます。
出資金は運転資金として扱われるので、何か商品を作ったり、サービスを提供したり、といったことにつかわれますね。会社であれば出資金は資本金としても扱われます。
また出資者には出資先から配当を受け取る権利を得たり、残余財産の配分をうけたり、決議権を与えられたりします。
出資と似た言葉に融資と投資がありますよね。この3つの言葉の違いをきちんと理解できていますか?
投資の目的は利益の追求です。出資も融資も人によっては利益の追求を目的としている場合もあるため、出資は投資にくくられることもありますし、融資が投資にくくられることもあります。
しかし、投資には株式の配当などはないため出資になりえませんし、返済義務もないので融資にもなりえません。
また、融資は銀行などからお金を貸し出す際に使われる言葉です。一時的に貸しているだけなので、当然返済義務があります。加えて、利子を付けて貸し出すこともできます。
融資には例えば以下のようなものがあります。
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一方、出資は会社などに資金を提供する場合、原則返済の義務がありません。また、上記で説明したようにさまざまな権利をうけとることができます。
このように、投資、融資、出資は似ているようで性質は全く違うんですね。
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出資金として扱われる資金は主に4パターン

出資金として扱われるものの例は以下のとおりです。
- 株式の購入費用
- 信用組合への入会金
- 農協等への入会金
- 資本金の振込み費用
それぞれみていきましょう。
【出資金のパターン1】株式の購入費用
会社の株式を購入した際、その資金は会社の運転資金として利用されます。つまり、株式を購入したときに株式の発行会社へ出資金を提供したということになるんですね。今回の記事では株式の購入などにより会社に出資した場合の出資金をメインに取り扱います。
株式の購入費用が会社の運転資金に充てられていることから、会社が株式を公開している場合は、会社が資金調達をしているということです。
株式はネットなどを通じて全世界に公開できるため、もっともお金を集めやすい資金調達方法になります。
株式の購入者、つまり株主には会社の業績に合わせて配当金を受け取る権利、株主総会に参加する権利、残余財産を受け取る権利などが与えられます。
そのため、株主総会に参加すれば、取締り役などの役員の決定、解任などを投票などにより決議可能です。
また個人または法人の株式の保有率が50%以上をもつとき、実質的に会社の決議件をもちます。
会社は株式という形で様々な権利を与える代わりに、資金調達をしているんですね。
株式会社などについては以下の記事を参考にしてみてください
【出資金のパターン2】信用組合への入会金
信用組合への入会金も出資金としてあつかわれます。理由は先ほども述べたとおり、運営資金として扱われるからです。配当金なども、業績に応じて支払われます。
多くの信用組合が入会金として出資金を募っています。1口1000円程度のものが多いですね。
信用組合は基本的に組合人にしか融資をおこなっていません。つまり、融資を受けるためには入会金を支払って出資を行なう必要があります。
信用組合への入会金は会社への出資と違って、脱退したら返還されることがほとんどです。信用組合は株の発行によって出資金は募集していません。
【出資金のパターン3】農協等への入会金
入会金として出資金を徴収しているのは、信用組合だけではありません。農協などの団体に参加する場合も入会金=出資金を支払う必要があります。配当金も当然存在します。
【出資金のパターン4】資本金の振込み費用
例外的ですが、会社設立の際に払い込んだ資本金も一般的に出資金と呼びます。出資金の運転資金として利用されるという役割が汲み取られているのでしょうね。合同会社などで経営者が出資者と呼ばれるのも、会社の運営に必要な資金を経営者自身が賄っているからです。
ひとことに出資金といっても徴収方法や返済があるのかないのかなどの違いがあります。共通しているのは運転資金として利用される点。出資金の使われ方はさまざまです。
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出資金を提供する4つのメリット

次に出資者が出資金を提供するメリットを紹介していきたいとおもいます。今回の記事では会社への出資金を前提に話をすすめていきますね。
【出資金提供のメリット1】配当が受け取れる
出資金を提供する最大のメリットといってもよいのが、配当が受け取れる点。世の中には出資を行なって、配当金だけで生きている人も存在します。
まだ創業したばかりのスタートアップ企業や、そもそもまだ開業していない会社の株式は当然安いです。そういった時期に購入し、購入した企業が大きく成長すれば、何十倍、何百倍と言った利益を獲得可能です。
高額の配当をうけとるには、これから成長する企業を早期にみつけて、多くの株式を保有する必要があります。人や事業の伸び具合を予測する能力が必要なため勉強がかかせません。
【出資金提供のメリット2】株主優待が受けられる
配当のほかに株主優待を行なっている企業も多く存在します。株主優待とは、株主に対して、企業の商品やサービスを無償、あるいは格安で提供するというものです。
例えば金券がもらえたり、お米がもらえたりといった具合。
持ち株がおおければ多いほど、より魅力的なサービスをうけられる傾向にあります。配当金も受け取れて、株主優待までうけとれたら出資者としては最高ですよね。
企業としても株主優待を採用することで、株式の保有率があがり、より多くの出資金を得ることができます。
【出資金提供のメリット3】相手に感謝される
開業前、創業前に出資によって会社の設立を手助けすることで、出資した相手との関係性によっては非常に感謝されることも。出資者としても、自分が出資したおかげで相手の夢の手助けができたとなると「出資してよかった」と思えるようになります。
ただの投資と違うのは、出資者が利益のみを追求に限っていない点。出資者によっては、多少損をしても相手の夢の手助けをしたいと考える人もいます。
【出資金提供のメリット4】余計な責任を負わなくていい
株式の場合、出資者が資金のやりとりをするのは最初のみ。会社が倒産しても借金を背負わされることはありません。
配当などの恩恵は受けるが、会社の倒産などには責任を追わないような状況を間接有限責任といいます。気軽というほどではありませんが、出資するリスクが少し減りますよね。
例えば、100万円分株式を購入して、株式をかった会社が倒産したとします。この場合、100万円は失ってしまいますが「会社の借金があるから」「あなたは会社の1株主だから」などといってあとから100万円以上の金額を請求されることはありません。
出資金を提供する2つのデメリット

出資することに対してメリットはたくさんありますが、当然デメリットも存在します。以下でみていきましょう。
【出資金提供のデメリット1】配当金が受け取れない可能性もある
出資先の会社の経営状況によっては配当金を受け取れない、もしくはかなり少額になってしまう可能性があります。倒産なんてもってのほか、当然配当金は受け取れなくなってしまいます。
出資をする際には、本当に出資する価値があるのか、出資して本当に利益がでるのかをよく考えたほうがよいです。
【出資金提供のデメリット2】出資金は返還されない
会社への出資金は基本的に返還されません。なぜなら、出資金を支払うことで、株式を購入しているからです。株式を売ることはできますが、株式を会社に返還するから出資金を返して欲しいなどの対応はできないんですね。
まれに、契約書もなしに会社にたいして出資を行なう社員や役員がいます。そういう方が、退職の際に「出資金を返してほしい」と伝えるケースがありますが、会社に出資金を提供する=株式を購入するということになるので出資金の返還は基本ありません。
この場合は、出資額に応じた株式を会社から渡してもらい、株式を会社に買い取ってもらうことで対応するしかありません。
出資金の提供は返品の聞かない買い物のようなものです。よく考えて出資するようにしましょう。
出資金を募集する3つのメリット

次に会社が出資金を利用するメリットを紹介していきますね。
【出資金募集のメリット1】全て自己資本として利用できる
会社に出資金として提供された資金は、原則返還の義務がありません。つまり出資金は自己資本として利用可能ということです。返還の義務がない代わりに、業績に応じた配当金の支払いが発生します。
会社の経営は自己資本率が高いほど、会社の経営が健全であるといわれています。株式によっての資金調達の額が多いということは、会社の経営が健全である傾向が強いことを指します。自社の資源だけで資本を賄うには限界がありますから。
出資者もそれなりの想いで出資しているはずなので、気軽にとはいいませんが、融資で資金調達を行うよりも多少気が楽なのではないでしょうか?
ただし、例外として、出資者が出資の際に契約書などに返済の義務を明記してあれば返済しなくてはなりません。投資家などから出資を受ける際には契約書の内容をきちんと把握して契約しましょう。
【出資金募集のメリット2】多額の資金を集められる
株式を公開するメリットは、世界中から多額の資金を集められる点です。経営者だけで資金を集めようとおもっても限界があります。会社の規模を大きくしたい、もっと大きなことに挑戦したいと思う場合、株式の公開は必要不可欠です。
今はネットで気軽に株式を購入できる時代。知名度や実績のある会社は株式によってより出資金を徴収しやすくなっています。
資金繰りに困った場合はファクタリングを利用するのも一つの手です。以下で詳しく解説しています。
【3分でわかる】ファクタリングとは?売掛金を買い取ってもらう5つのメリットや注意点を徹底解説
【出資金募集のメリット3】融資がダメでも出資なら資金調達できる場合もある
融資を受けるにはそれなりの審査が必要になりますよね。審査ではこれまでの実績や資本金などから、信用できる会社かどうかが調査されるわけです。創業したての企業、まだ大きな実績を残せていない企業は融資を受けられない可能性もあります。
しかし、出資であれば見られるのは未来の可能性。これから伸びるといかに思わせられるかどうか、人間性や情熱、プレゼン力によって資金調達を成功させることもできます。
出資金には返済の義務がありません。加えて利子もありません。融資よりもコストを抑えて資金調達ができる可能性が高いです。融資を受けるまえにどこかから出資を受けられないか検討してみてはいかがでしょうか?
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出資金を募集する2つのデメリット

次に出資金を募集するデメリットを紹介します。
【出資金募集のデメリット1】会社の経営に第三者が関与してくる
株式会社の場合、株式を売買することで資金調達をしています。株式とは会社の所有権。株式の持ち主には会社の経営について口出しをする権利が与えられるわけです。
経営者が株式の50%以上を持っている場合は、最終決定件は経営者にあります。しかし、ある特定の個人や法人が会社の株式を50%もしくはそれ以上保有している場合、経営者と同等、それの権限を持つことに。
「自分の会社なんだから、自分のしたいようにしたい」というのであれば、株式を公開して資金調達を行うのは得策ではありません。
【出資金募集のデメリット2】配当金のコストが高くなりすぎるリスクがある
出資金の魅力は返済義務がなく自己資金のして扱える点です。しかし、業績が伸びてくると、株主に対して支払う配当金も当然上昇します。資金調達する金額よりもコストが高くなることも。
株式を公開する場合は、株式を公開する割合を十分に検討しなければなりません。資金調達をしたいからといって考えなしに公開していると、後で困ることになるかもしれませんよ。
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- 経営者3名 投資家0名
- 昨日の投稿数
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経営者3件 投資家0件
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- 15組
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- 7億円以上






