webアプリ開発とは|基礎知識から手順や費用相場、事例まで解説!
公開日:2023.6.21 | 最終更新日:2023.7.17

webアプリを開発してネットビジネスを拡大したいけど、社員で開発できるのか、外注すればよいか迷っていませんか。
今回は、webアプリ開発で悩んでいる方のため、以下について解説します。
- webアプリ開発の特徴
- 使用する言語
- 初心者でも開発は可能
- 開発にかかる費用相場
- 開発の具体的な流れ
これから解説する内容を読むと、自社のwebアプリ開発を行う方法が学べます。
webアプリ開発を検討されている方はぜひ参考にしてください。
webアプリ開発とは

webアプリ開発とは、web上で動作するアプリケーションを開発することです。
webアプリはGoogle ChromeやSafari、Microsoft Edgeなどのwebブラウザ上で動作します。見た目が似ているため、webサイトやネイティブアプリと混同されることがあります。
webアプリの特徴は、高度な操作が可能で、ブラウザ上でインストールせずに使えることです。
この章では、webアプリ開発の概要について、以下の内容を踏まえて詳しく解説します。
- webサイト開発との違い
- ネイティブアプリ開発との違い
- webアプリ開発の事例
webサイト開発との違い
webサイトとwebアプリは、どちらもブラウザ上で閲覧できますが、動作や機能は異なります。
webサイトは主に情報提供を目的として用いられ、webアプリは高度な操作が必要な場合に用いられます。
webサイトは、主に閲覧や検索などの基本的な操作が中心で、ユーザーへ一方通行で静的な画面が特徴です。
一方、webアプリはサーバーとデータベースを持ち、ユーザーがログインして入力・編集などを行う動的な機能を実現できます。
それぞれを開発する言語が異なり、webサイトにはHTMLやCSS、webアプリにはJavaScriptやPHPなどが用いられます。
ネイティブアプリ開発との違い
ネイティブアプリは、スマートフォンやパソコンなど特定のプラットフォーム向けに開発され、インストールが必要になります。
webアプリは、ブラウザ上で動くためプラットフォームに依存せず、インストールが不要です。
ネイティブアプリは、iPhoneは「App Store」、Googleは「Google Play」からインストールできます。ネイティブアプリのメリットとデメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- カメラなど端末機能を利用可能
- サーバーの応答を待たず動作が高速
- ネットにつながず端末だけで利用可能
- ホーム画面に表示され継続して利用可能
【デメリット】
- インストールが手間
- プラットフォーム別で開発費用が高額
- 各ストアの審査が必要
下記の記事では、企業がネイティブアプリを作る方法やメリットデメリットを詳しく解説しているので、ネイティブアプリに興味がある方は合わせてご覧ください。
アプリの作り方を3つ紹介|開発手順やメリット・デメリットを紹介
下記の記事では、アプリ開発の費用の相場や、費用を抑えるポイントを解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
アプリ開発の費用の相場は?見積もりの相場や内訳、金額を抑えるポイント5選も解説
webアプリ開発の事例

さまざまな企業がwebアプリを開発し、私たちは生活の中で多くのアプリを活用しています。代表的な事例を以下の表で紹介します。
上記は、世界中で多くの方が毎日使用しているアプリです。webアプリは使いやすく、定着すれば使用率が高い傾向があります。
webアプリ開発に使用する言語は?

webアプリは、フロントエンド・バックエンド・データベースで構成されています。
それぞれの機能は、フロントエンドは表示、バックエンドはデータのサーバー処理、データベースはデータの保管です。開発のためには、異なる言語とシステムが用いられます。
webアプリ開発のために使用される言語とシステムを、用途別に3つ紹介します。
- ブラウザ表示に必要な言語【HTML・CSS・JavaScript】
- サーバー処理に必要な言語【python・Ruby・java など】
- データベース処理に必要なシステム【MySQLなど】
ブラウザ表示に必要な言語【HTML・CSS・JavaScript】
HTML・CSS・JavaScriptは、webアプリをブラウザに表示するために用いられる言語です。ブラウザへの表示は、フロントエンドと呼ばれ、ユーザーが直接操作して表示やデータ入力を行います。
3つの言語はそれぞれ用途が異なり、以下に示すフロントエンド作成のために用いられます。
- HTML:ブラウザに文字や画像を表示
- CSS:HTMLで表示される文字や画像を装飾
- JavaScript:HTMLで表示される文字や画像に動きを追加
JavaScriptはバックエンドの開発にも用いられ、活用範囲が広く初心者の学習におすすめの言語です。
サーバー処理に必要な言語【python・Ruby・java など】
python・Ruby・java などは、サーバー処理を記述するための言語です。サーバー処理はバックエンドと呼ばれ、フロントエンドから入力を受け取り、データ処理を行いフロントエンドに返します。
代表的な4言語の特徴と学びやすさ、加えて、どのような規模に向いているかを紹介します。
データベース処理に必要なシステム【MySQLなど】

ユーザーのリクエストに対応し、データ処理後にレスポンスを返すwebシステムでは、データベースが必須です。
webアプリは、データの入れ替え・表示・保存などを行います。
メジャーなデータベースは、データベース言語「SQL」を採用しています。国際標準のSQLは、シンプルな構文で構成され、データベースに特化した言語です。
SQLが使えるベータベースの中から、一般的によく用いられる4つのデータベースを選び、以下にて紹介します。
初心者でもwebアプリ開発は可能?

webアプリ開発には、さまざまなプログラミング言語やITなどの知識が必要なため、初心者には、極めて困難です。
webアプリを自力で開発したいときは、一定の知識が身につくまでwebアプリをつくりながら学ぶことをおすすめします。
初心者は、参考書が多数出回り学習サイトもネット上に多い、HTMLとCSSの学習から始めるのが手軽です。
HTMLとCSSを活用すれば、フロントエンドのwebサイト作成はすぐに実現できます。その後、PHPあるいはJavaScriptとデータベースを学びながら、工程を進めてください。
フロントエンドからバックエンド・データベースへ工程を進め、webアプリ開発を最後までやり遂げる経験が大切です。
プログラミング言語以外にもさまざまな知識が必要
webアプリを開発するためには、プログラミング言語やデータベース以外に、以下のような知識が必要です。
- 言語間の連携
- 言語のフレームワーク
- サーバー・ネットワーク
言語1つを理解するにも時間がかかり、それ以外の知識を吸収するとなれば、さらに時間がかかります。
そのため、webアプリ開発を自力で行いたいときは、webアプリの完成形を決めて必要な知識を学んでください。
経験を積むことで、スキルとノウハウが蓄積され、webアプリ開発がスムーズにできるようになります。
自力では難しいと判断したら、経験と実績のあるDX-PLANに相談して、適切なアドバイスを受けてください。
webアプリ開発にかかる費用相場は?

webアプリ開発を行うための、2つの方法と費用相場を解説します。
- 開発会社に外注する場合
- 自社開発する場合
どちらの方法でwebアプリ開発を行っても、かかる費用の大半は人件費です。
人件費以外には、サーバー・ストレージ・ネットワーク・開発環境などが必要になります。サーバー・ストレージ・ネットワークについては、クラウドサービスを利用すればコストが抑えられます。
開発環境(言語・データベース)については、無料版(フリーソフト)を活用して費用を抑えることも可能です。
開発会社に外注する場合
webアプリを開発会社に外注する場合、開発費用は「単価×人数×期間」で算出します。単価が高く人数が多くて期間が長ければ、見積り金額は大きくなるでしょう。
webアプリによって単価・人数・期間は異なり、シンプルであれば開発費用は低く、複雑であれば高くなる傾向にあります。開発費以外の人件費として、webアプリをリリースした後の保守・運用の費用が必要です。
見積り金額に影響する、SE(システムエンジニア)とPG(プログラマー)の単価相場を以下に示します。
下記の記事では、受託開発を行う際のメリットデメリットや、開発の流れを詳しく解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
受託開発とは?メリット・デメリットから仕事の流れまでを徹底解説
自社開発する場合
自社でwebアプリを開発する場合は、開発に関わる社員の人件費を開発費用として積算します。開発費用は、社員に支払っている月給や手当などの報酬と、開発期間の長さで求めます。
開発を行う社員だけでなく、画面のデザイン・仕様作成・ディレクションなどを行う社員も対象です。
自社でweb開発を行えば、開発会社へ外注する場合に比べ、費用は抑えられ経験も積めます。しかし、自社開発を行う場合、気を付けなければいけないポイントは工数オーバーです。
開発メンバーの経験が浅い場合、スケジュールの遅延や手戻りが発生して、工数増加の原因になります。工数の増加は、2~3倍になることもあり、開発を断念せざるを得ない場合もあります。
webアプリ開発の具体的な流れ

webアプリ開発は以下の5つの手順で進めます。webアプリ開発の具体的な流れを詳しく解説します。
- 手順1:webアプリの仕組みを理解する
- 手順2:設計する
- 手順3:言語とフレームワークの選定する
- 手順4:開発環境をつくる
- 手順5:制作したwebアプリを公開する
このwebアプリ開発の流れは、開発会社に外注する場合でも、自社で開発する場合でも大きく変わることはありません。手順通りに開発を進めることで、効率よく無駄を省く効果があります。
手順1:webアプリの仕組みを理解する
最初に、フロントエンド・バックエンド・データベースなどの、webアプリの仕組みを理解することが大切です。
また、サーバーやネットワークなどの知識も併せて知っておくと安心です。
そのうえで、開発するwebアプリを利用するユーザーが「何ができて、どのような利益が得られるか」を決めるようにしましょう。
その後、フロントエンドの表示内容・バックエンドでのデータ処理・データベースの保存内容を定めます。
手順2:設計する
フロントエンド・バックエンド・データベースが決まったら、サイトマップ・ワイヤーフレーム・データベースの設計を行います。
それぞれの作成内容や開発における役割、作成する効果と活用のポイントなどを説明します。
手順3:言語とフレームワーを選定する

設計が終了したら、実現したい機能と要件に合致する、プログラミング言語とフレームワークを選定します。プログラミング言語は、フロントエンドとバックエンドに異なる言語が必要です。プログラミング言語は特徴が異なり、一般的にバックエンド用言語の難易度が高いといえます。
フレームワークは、開発のための構造や枠組みのことで、あらかじめ用意されたプログラムのテンプレートです。フレームワークを活用して、効率よく開発すれば、開発期間短縮やコスト削減につながります。
言語とフレームワークの組み合わせの例を以下に示しますので、選定の参考にしてください。
手順4:開発環境をつくる
プログラム言語とフレームワークを選んだら、実行環境を用意して開発ツールを選び、開発環境をつくります。選定した言語とフレームワークをインストールし、コードを書くエディタとプログラムの実行環境を用意します。
次に、開発を効率的に進めるため、以下のような開発ツールを選定します。
- 画面設計用
- ソースコード管理
- バージョン管理
画面設計用ツールは便利なテンプレートが活用可能で、ソースコード管理ツールはバグやトラブル防止に役立ちます。
バージョン管理ツールは、複数のエンジニアが並行作業をする際、ファイル消失などのミス防止に役立つ有効な手段です。
開発ツールを選定する際は、使用する言語・実装する機能・利用料金を考慮して選んでください。
手順5:制作したwebアプリを公開する
開発環境で開発が終了したら、レンタルサーバーあるいは独自サーバーを利用し、ドメイン取得後にwebアプリを公開します。
初めてwebアプリを公開するなら、ネットワークや開発環境が用意されているレンタルサーバーがおすすめです。独自サーバーは自由度が高いですが、すべて自前で用意する必要があります。
ドメインはwebアプリの場所を表す住所で、専門の会社で取得可能です。レンタルサーバーの場合は、ドメインもセット販売しているところもあります。レンタルサーバーは、手軽に効率よく開発したい方には向いていますが、自由度は制限されます。
webアプリ公開の目的・期間と運用のしやすさ、加えて発生する費用を考慮して使い分けてください。
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webアプリを開発して自社のwebビジネスを拡大

webアプリは、高度な操作が可能でユーザーが使いやすく、定着すれば世界中で活用が拡がるポテンシャルを持ちます。
ビジネス拡大の可能性があるwebアプリの開発は、初心者にはハードルが高いため、開発会社へ外注をおすすめします。
自社開発したい場合は、webアプリ開発のフロントエンド・バックエンド・データベースの経験を繰り返し積み重ねてください。
webアプリ開発の進め方で迷ったら、実績とノウハウのあるDX-PLANに相談し、プロの意見を参考にしてください。
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