エンジェル投資の成功率は何パーセント?なり方や成功事例もご紹介
公開日:2023.8.1 | 最終更新日:2024.2.2

リスクを承知でハイリターンの投資を選びたいと思っても、成功率が何パーセントかわからなければ躊躇する投資家の方は多いのではないでしょうか。
エンジェル投資家は、スタートアップ企業に対して資金提供を行い、企業が成功した暁に見返りとして株式や配当を受け取ります。
スタートアップ企業においては、事業が軌道に乗るまで資金繰りに苦労することもあるでしょう。
金融機関から融資を受けたいと思っても、融資を断られることもあります。融資を受けられても、利子を含めて返済しなければなりません。しかしエンジェル投資は、投資家から受けた融資を原則返済義務がないのがポイントです。
とはいえ投資である以上リスクも伴います。そこで本記事では、エンジェル投資家の成功率やなり方、成功事例などを解説します。
エンジェル投資は個人で少額からでもできる

エンジェル投資は、個人が企業に対して少額から投資できます。
一般的な投資では、企業の業績アップを見越して株式を購入し配当を得るのが目的です。株式を保有し続けることで、継続的に利益を得ることを目的としています。
エンジェル投資は、継続的な利益を求めません。スタートアップ企業が将来的に成長し利益を得たとき、株式を売却したり配当を得たりするのが目的です。
スタートアップ企業の場合、比較的安価で株式を購入できる可能性があります。エンジェル投資家は安く株式を購入できるのもメリットと言えるでしょう。
エンジェル投資は、10万円程度から始められます。個人が投資を行いたくても、資金を調達できなければ叶いません。
しかしエンジェル投資は、少額から始められるのが注目したいポイントです。多く資金を調達できない個人投資家でも、エンジェル投資なら始めやすいでしょう。
エンジェル投資は儲かるのか

エンジェル投資の儲けについては、投資である以上100%儲かるとは言い切れません。ですが、エンジェル投資を始める以上は、儲けを出したいと考える方も多いでしょう。
本章ではエンジェル投資について具体的にわかるよう、信託投資やFXと比較して紹介します。またエンジェル投資はハイリターン・ハイリスクであることについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- エンジェル投資の成功率は10%と言われている
- 投資信託やFXの成功率と比較
- エンジェル投資はハイリスク、ハイリターン
エンジェル投資の成功率は10%と言われている
エンジェル投資の成功率は、良くても10%程度と言われています。
エンジェル投資家が投資を行う対象の多くは、ベンチャー企業です。ベンチャー企業の生存率は5年後で15%とされていることから、エンジェル投資の成功率は高いとは言えません。
ただしスタートアップ企業に投資を行うことで、企業の発展に貢献できるといったメリットがあります。投資を通じて社会貢献ができ、さらに人脈が広がれば、投資する意義は見いだせるでしょう。
エンジェル投資の成功率はあまり高くないため、投資の成功率を重視する方には不向きとなります。
参照:日経ビジネス|「創業20年後の生存率0.3%」を乗り越えるには
下記の記事では、エンジェル投資の時期やリターンを得る方法について解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
エンジェル投資家のリターン相場は?リターンを得る方法・成功率も紹介
投資信託やFXの成功率と比較
エンジェル投資の成功率を、投資信託やFXの成功率と比較してみましょう。
金融庁が令和元年に発表した資料によると、いずれも全業態平均は65.1%以上となっています。
運用損益顧客比率のボリュームゾーンでは以下の通りです。
-10%以上0%未満だった18年3月末基準から、19年3月末基準の0%以上〜+10%未満にシフトしています。このことから、11%増加していることが分かります。
割合は少ないものの、50万円〜100万円以上の利益を出している方もいます。男女ともに3割程度が、20万円未満の利益をあげています。
投資信託やFXに比べると、エンジェル投資は成功率が低いと考えていいでしょう。
参照:金融庁|販売会社における比較可能な共通KPIの公表状況
参照:金融先物取引業協会|外国為替証拠金取引の取引顧客における 金融リテラシーに関する実態調査 ~調査結果報告書~
エンジェル投資はハイリスク、ハイリターン
エンジェル投資は、高いリスクはあるもののハイリターンが期待できます。
そもそもエンジェル投資は、未上場のスタートアップ企業に投資するものです。未公開株は会社に株式譲渡の許可を得なければ売却できないため、換金には手間がかかります。
投資した企業が成功するまで長期間資金拘束されますが、時間が経っても企業の成長が叶わなければ、株式の価値も下がるリスクを想定しなければなりません。
仮に企業が成長し上場すれば、エンジェル投資のリターンはかなりのものになるでしょう。
エンジェル投資は高いリスクを伴いますが、ハイリターンが期待できるのが魅力です。
エンジェル投資のメリット

エンジェル投資にはどのようなメリットがあるのでしょうか。本章ではエンジェル投資のメリットを3つ紹介します。
- リターンを得られる
- 税の優遇を受けられる
- 企業の発展に寄与できる
リターンを得られる
エンジェル投資のメリットは、リターンを得られることです。
投資対象となるスタートアップ企業の株は、安価で購入できる可能性があります。また少額からの投資も可能なため、上場した暁にはハイリターンが望めるのもメリットです。
企業によって違いはあるものの、中には株価が数百倍になるケースもあります。
エンジェル投資にはリスクが伴いますが、ハイリターンを期待できるのはメリットです。
税の優遇を受けられる
エンジェル投資は税の優遇を受けられるのもメリットです。
ベンチャー企業に投資した場合は、2通りの優遇措置が受けられます。
投資対象によって内容は異なりますが、優遇措置を受けられれば節税対策にも役立つでしょう。
ベンチャー企業の未上場株を売却し損失が発生した場合にも、優遇措置を受けられます。
- その年の他の株式譲渡益と通算(相殺)
- その年に通算(相殺)しきれなかった損失を翌年以降3年にわたり、順次株式譲渡益と通算(相殺)
なお売却による損失の優遇措置は、ベンチャー企業が未上場のまま倒産や解散した場合も適用されます。
上記の優遇措置を受けた場合、控除対象金額を取得価額から差し引いて売却損失を計算すると覚えておきましょう。
参照:中小企業庁|エンジェル税制の仕組み(令和2年4月1日以降の出資について)
下記の記事では、エンジェル税制が可能になる2つの優遇制度について詳しく解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
企業の発展に寄与できる
エンジェル投資は、企業の発展に寄与できるのもメリットです。
スタートアップ企業の多くは、設立からしばらくは資金繰りに苦労する傾向があります。エンジェル投資家による支援を受けることで、企業の発展をサポートできます。
またエンジェル投資では、投資家と企業が直接やり取りを行うため、投資をきっかけに双方の人脈が広がる効果も期待できるでしょう。
企業の発展がやがては世の中の課題解決になれば、結果的に大きな貢献へとつながります。
エンジェル投資の方法

エンジェル投資には、交流会・マッチングサイト・クラウドファンディングなどの方法があります。特徴や方法は異なるので、自身に合う方法を選んでください。それぞれに詳しく解説します。
- 交流会で起業家に直接会う
- マッチングサイトを利用する
- 株式投資型クラウドファンディングを利用する
交流会で起業家に直接会う
1つ目は、交流会で起業家に直接会う方法です。
特にスタートアップ企業を対象にしたピッチコンテストでは、多くの起業家が集いプレゼンを行います。ピッチコンテストで優勝した起業家には賞金が進呈されますが、優勝できなくても起業家と投資家が出会うチャンスの場としてもおすすめです。
ピッチコンテストや交流会は全国至る所で開催されています。交流会は人脈を広げることにもつながるでしょう。
マッチングサイトを利用する
2つ目は、マッチングサイトを利用することです。
昨今ではエンジェル投資の注目度が高まっていることもあり、マッチングサイトも増えています。エンジェル投資を目的としたマッチングサイトでは、起業家と投資家がそれぞれ希望する条件を提示できるのもポイントです。
ですが、希望する条件で相手を見つけるのは困難です。マッチングサイトを利用すれば、希望に合う条件を見つけやすく交渉などもできます。
ただし、マッチングサイトではトラブルが起きる可能性があるので注意しましょう。トラブルを回避するには、審査制度を設けている信頼性の高いマッチングサイトを見極めることが大切です。
株式投資型クラウドファンディングを利用する
3つ目は、株式投資型クラウドファンディングを利用することです。
クラウドファンディングは、交流会やマッチングサイトのように投資家と起業家の直接的なやり取りはできません。
しかし公募により多くの投資家の目に留まりやすく、少額からの出資が可能なことからエンジェル投資に興味がある個人投資家にも向いています。
ただし株式投資型クラウドファンディングでは、年間投資額50万円までと上限が定められていることに留意しましょう。また先着順のため定員に達すると投資はできません。
株式投資型クラウドファンディングは、少額からオンラインで投資できるのが魅力です。
エンジェル投資家の成功例

では最後に、エンジェル投資家の成功例を3つ紹介します。エンジェル投資を成功させたい方は、成功例を参考にしてみてください。
- 佐藤裕介
- 川田尚吾
- 武永修一
佐藤裕介
佐藤裕介氏は、2008年〜2011年までグーグル日本法人やフリークアウト創業参画などを経て、2012年にイグニス取締役に就任しました。
2017年にはフリークアウト・ホールディングスの社長に就任し、翌2018年にはhey(ヘイ)を創業しています。
エンジェル投資家としても名が知られており、年間5社〜10社に投資し、1社あたり300万円〜1億円の投資を行っています。
2019年のイグジット件数ランキングでは、6件を達成し1位に輝きました。
川田尚吾
川田尚吾氏は、エンジェル投資家ではレジェンドとしてその名が知られています。
マッキンゼーのコンサルティングを経て、1999年には同僚であった南場智子氏と共に株式会社DeNAを共同創業しました。2005年に上場を果たし、2008年に取締役を退いています。
その後エンジェル投資家として活動を始め、日本国内のみならず欧米のスタートアップ企業にも投資を行っているのが特徴です。
主な投資実績は、Wantedly・SmartNews・yappli・NOTAなどがあります。投資先を決めるときは、「社長の人柄ではなくプロダクトを見て決めている」とあるインタビューで語っていました。
2019年のイグジット件数は5件で、2位にランクインしています。
武永修一
武永修一氏は、学生時代にオークション事業を立ち上げ、現在は株式会社オークファン代表取締役社長を務めています。
これまで2社を立ち上げており、いずれも上場を果たしています。
これまで会社分割や売却、倒産危機までさまざまな経験をしているものの、20社以上の投資で結果を出しているのも特徴です。
主な投資実績は、エルテス・ZUU・Lang-8などがあります。なお株式会社オークファンとしての当時の実績は非公開です。
2019年のイグジット件数3件で、3位にランクインしています。
参照: ANGEL PORT|武永修一
投資先をお探しならFounderがおすすめ
引用元:Founder公式HP
Founderは、日本最大級の経営者&投資家のマッチングサイトです。
資金調達したい経営者はもちろんのこと、創業10期目や年商10億円のベテラン経営者も数多く利用しています。
Founderは経営者と投資家それぞれに次のようなメリットがあるのもポイントです。
上記以外にも、全ての経営者に向けたさまざまな資金調達のサポートを行っています。
公式サイトでは、前日の登録者数や投稿数の他、前月のマッチング数や資金調達総額を公開中です。
投資先をお探しの方や、事業資金のサポートを受けたい方はFounderにご相談ください。
起業家と投資家の架け橋を目指す『Angel Investors Group』

「起業家として成功を叶えたいが、日本国内では資金調達の道筋が見えない。」
「投資家として有望な事業に出資したいが、日本国内には適切なマッチング先が見つからない。」
このような悩みがある方には『Angel Investors Group』がおすすめです。
Angel Investors Groupは、海外へ視野を広げて起業家と投資家を繋ぐマッチングサイトです。
専門のチームが投資家と起業家の双方にとって最適なマッチングをサポートします。
また、投資家には有望なビジネス案件を、起業家には必要な資金調達のサポートをトータルで提供します。
ビジネスの革新を目指す起業家や、さらに広い世界での投資機会を求める投資家にぜひご活用いただきたいサービスです。
まずはコチラから無料登録してみてください。
まとめ

エンジェル投資は、スタートアップ企業を対象に将来的な利益でリターンを得る投資方法です。
株式投資のように継続的な利益は得られませんが、投資した企業が成長すればハイリターンを得られる可能性があります。
エンジェル投資の成功率は低いものの、少額からの投資も可能なため、個人投資家にも向いていると言えるでしょう。スタートアップ企業をサポートすることで、企業の成長に貢献できるといったメリットもあります。
エンジェル投資に興味がある方やエンジェル投資家を目指している方は、ぜひ本記事で紹介した情報を参考にしながら投資成功を目指してください。
日本最大級の
起業家・経営者&投資家
マッチングサイト
創業10期目・年商10億円程度のベテラン経営者の方々にも
ご利用いただいております。
No.1
39,366名
No.1
7,279名
無料で投資家が見つかる
1,000万円の事業資金調達が可能
投資先が見つかる
資金繰りやつなぎ資金のサポートもOK
売上アップ
集客数アップ
取引先数100社増
ビジネスパートナーが見つかる
無料で投資家が見つかる
1,000万円の事業資金調達が可能
資金繰りやつなぎ資金のサポートもOK
取引先数100社増
売上アップ&集客数アップ
投資先やビジネスパートナーが見つかる
- 昨日の登録数
- 経営者4名 投資家0名
- 昨日の投稿数
-
経営者5件 投資家0件
- 先月のマッチング数
- 48組
- 先月の資金調達総額
- 7億円以上






