【保存版】屋号とは?屋号のつけ方や気を付けるべき3つのポイントも!
公開日:2019.9.30 | 最終更新日:2025.3.5

今回の記事は以下の疑問や要望を持つ方に向けた記事です。
「個人事業主として活動するにあたって屋号が必要ってだけ聞いたんだけど、何のことかさっぱりわからない。」
「屋号の決め方が分からない。決め方を教えてほしい」
「そもそもなんで屋号って必要なの?」
個人事業主として活動を開始する際には開業届を提出しますよね。その際「屋号」というものを記載する欄があるはずです。はじめて事業を行う方であれば「屋号って何だろう?」「全然考えてもなかった・・・」と困る方も多いのではないでしょうか。
聞きなれない方であれば、どのように決めるものなのかよく分からないですよね。
今回はそんな「屋号」について、徹底的に調べました!
具体的には以下の項目について解説します。
- 屋号とは?必要な理由や商号との違いを解説
- 屋号の付けるために知っておきたいポイント
- 屋号を決める際の注意点
この記事を読んでもらえば、屋号がどういったものなのか分かり、自分はどういった屋号をつければよいのか判断できます。特に難しいことはないので、この機会にサクッと理解してしまいましょう!
屋号とは?必要な理由や商号との違いを解説

屋号とは、個人事業主が事業を行う際に使用する名称のことをいいます。〇〇デザインや〇〇オフィス、または事業を行う際に利用しているペンネームなど、ある程度自由に決めることが可能です。法人でいうところの商号と同じようなものですね。
屋号について、以下の点は是非押さえておきましょう。
- 屋号は付けてもつけなくてもいい
- 屋号を付けておくと事業活動に便利
- 屋号はいつでも変更可能
それぞれ詳細を解説しますね。
屋号はつけてもつけなくてもいい
この記事を読んでいる方の多くが「屋号を決めなくちゃ」と思って、このページを訪れたのだと思います。しかし、屋号はつけてもつけなくてもどちらでもよいです。開業届や確定申告の書類に記載欄があるため、屋号は必ず決めないといけないと誤解するのかもしれませんが、書類に記入しなくても問題なく手続きは行えます。
理由は簡単で個人事業主は屋号よりも、個人名の方が重視されているからです。屋号があった方が便利だな、付けたいなと思うのであればつければよい。特にフリーランスなどは個人名だけでも十分な方も多いですよね。
ただ、屋号を付けた方がモチベーションが上がったり、事業主としての自覚を持てたりといい方向に働いたりと良い方向に作用する可能性があります。また、個人事業主が屋号をきちんと設定することで、事業とプライべートをハッキリさせやすくなるでしょう。
屋号をつけておくと事業活動が便利
適切に屋号を設定しておくと、自身の事業内容を端的に伝えることが可能です。自身の活動を周囲に知ってもらうきっかけになるかもしれません。屋号をつけておくことで、事業への本気度が伝わり、結果として社会的に多少信用度が増す可能性もあります。
個人事業主の社会的信用は低いので、屋号を付けるなどして社会的信用を少しでも高めておく必要があります。屋号を決めておくと、銀行口座を屋号+個人名で作成可能です。適切な屋号であれb個人名義のみの口座よりも社会的信用は高くなるでしょう。もし屋号入りの口座を作る場合は、屋号が記入された開業届や確定申告書が必要となるで屋号は早めにきめておけるとよいです。
屋号はつけてもつけなくてもいいですが、どうせつけるのなら営業のためのツールとして考えるとよいでしょう。
屋号は後からでも変更可能!
屋号の変更に届け出は不要です。自分の名乗りたい屋号を名乗りたいタイミングで名乗れます。屋号を変更した場合は新たに取引先に覚えなおしてもらう必要がある点には注意してください。
屋号を付けるために知っておきたい5つのポイント

屋号を付けるためのヒントとして、以下の項目を参考にしてみてください。
- 分かりやすさと覚えやすさを重視する
- 事業形態ごとに付け方を工夫する
- 屋号に使える文字は自由
- ネットでの引っ掛かりやすさも考慮する
- たくさんの候補から選ぶ
以下で詳しく解説します。
屋号は分かりやすさと覚えやすさを重視しよう
屋号を付けるときに意識しておきたいのが、分かりやすさと覚えやすさです。たとえば「山下デザイン」が屋号だったら、デザインを行っているんだなとすぐに分かりますよね。「山下ライティング」だったら、ライティング業を行っているのだとすぐに分かります。
このように、屋号から業務内容が大まかに推測できると仕事を引き受けやすくなります。
また、同業他社と差別化を図ってより覚えてもらいやすくするなどの工夫も行えるとよいです。
覚えやすさの観点でいうと、語呂や音の響き、視覚的にどうかなどにも注意しておけるとよいですね。
事業形態ごとに屋号のつけ方を工夫する
個人事業主といっても、働き方は実に様々ですよね。伴って、屋号の付け方も若干変わってきます。
例えば店舗を経営している場合。特別な理由がない限りは、お店の名前をそのまま屋号にするのがベターです。屋号を知ってもらうことでお店も知ってもらうきっかけになるかもしれませんよね。上記でも述べた通り、屋号はつけてもつけなくてもよいものなので営業のツールとして利用すべきです。
例外を上げるとするなら、複数店舗を経営している場合ですね。そういったときは、〇〇屋や〇〇サロンなど総称を屋号にしておくとよいでしょう。
医院や事務所を構えて活動している場合は、〇〇医院や〇〇オフィス、〇〇事業所などと表記するのが一般的です。
フリーランスに関しては、屋号をつけずそのまま個人名で活動している方も多くいます。また、愛称やペンネームを屋号として登録している場合も。
結婚されたフリーランスなどは、取引や知名度の関係で旧姓を屋号にして活動している方もいらっしゃいます。
屋号で使える文字は自由
屋号で使える文字に制限があるのかどうか気になるかたもいると思います。とくにこれといった制限はないので自由に屋号を決めましょう。アルファベットや数字なども問題ありません。
屋号を決める際ネットでの引っ掛かりやすさも考えておく
ホームページを作成する場合は、屋号をそのままドメインとして利用できるとよいです。ホームページを覚えやすくなります。また今の時代は検索エンジンやSNSで検索に引っ掛かりやすいような名前にしておくのもアリ。
屋号はたくさんの候補から選ぼう
屋号に関して難しく考える必要はありませんが、印象につながるので適当に決めないでいくつか候補を挙げた中から最適なものを選んだ方がよい。
参考として、ネット上で紹介されている屋号の一例で使いやすそうなものを集めてみました。
ブログなどで、屋号の候補をまとめているものもある。
響きや読みやすさ、発音のしやすさなど、多角的に考えてみよう。
- 〇〇屋
- 〇〇事務所
- 〇〇商店
- 〇〇制作
- 〇〇堂
- 〇〇ハウス
- 〇〇プロジェクト
- 〇〇本舗
- 〇〇職人
- アトリエ〇〇
人の意見も取り入れながら納得のいく屋号を決めましょう。
屋号を決める際の3つの注意点

屋号は基本的に自由に付けてもらって大丈夫なのですが、付けてはいけない屋号もあります。
- 法人や株式会社とは名乗れない
- 類似の屋号は避けた方がいい
- 商標登録されている名称は付けてはいけない
それぞれ確認していきましょう。
屋号では法人や株式会社と名乗れない
toBで事業を行う場合、〇〇株式会社や〇〇法人と名乗った方が社会的信用が高くなると考えるかもしれないが、法人や株式会社と名乗れるのは法人登記が完了している事業主のみです。株式会社や〇〇法人と名乗ることで一時的には信用が得られるかもしれないが、登記されているかどうかを確認すれば法人でないことがすぐにバレるので法人と偽るのはやめておきましょう。
もし法人と名乗りたいのであれば、法人成りを行いましょう。昔と比べると、個人事業主が法人格を持つのはそこまで難しくないです。また株式会社でなく合同会社であれば費用や手間を押さえて法人格を取得できます。
ちなみに、名乗る方は少ないでしょうが、〇〇銀行や〇〇証券も屋号では名乗れません。
トラブルを避けるためにも屋号で法人格を名乗るのはやめましょう。
類似の屋号は避けた方がいい
既に存在する屋号のパクリや類似は商号と比べて規制がゆるいものの、可能であれば避けた方が無難です。
どうしても同じ業種だと屋号が似る、かぶるといったことはあると思います。しかし、屋号がかぶることによって不要なトラブルが発生するかもしれません。
差別化という観点からも、可能な限り独自性の高い屋号を付けることをオススメします。
商標登録されている名称は屋号につけてはいけない
他にも商標登録している名称を屋号にするのもNGです。場合によっては訴えられる可能性もあります。
特許庁にて商標登録されている名称を調べることが可能です。
注意点を見てもらえば分かるとおり、すでに存在する名称や屋号を付けるのは基本的に避けた方がよいですね。屋号の候補が決まった段階で、一度ネットで検索をしておきましょう。
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