リスクゼロに近い整体院の運営ができる!開業にあたっての4つの魅力と対策まとめ
公開日:2018.3.9 | 最終更新日:2025.3.19

整体院に限ったことではないですが、ビジネスには、失敗するかもしれないというリスクはつきものです。しかし、きちんとリスクヘッジのための対策を徹底し、成功するための努力や工夫をしていけば上手く軌道に乗せていくことも十分に可能です。
一体どうすれば整体院を成功に導くことができるのでしょうか。
この記事では、都内で8つの整体院開業に成功した筆者が、リスク99.999%軽減して整体院を運営するためのポイントをご説明します。また、成功した整体院運営にはどんなメリットがあるのかもお話します。この記事を読めば、リスクを減らした開業ノウハウを知ることができます。
■整体院を開業するにあたって
整体院を開業するにあたって知るべき基礎知識はさまざまありますが、まずは現状を知ることから始めていきましょう。整体院の現状はどんなものなのか、それから開業に必要な資格には何があるのかを知り、今後の開業準備の参考にしてみてください。
整体の現状
整体業界では、病院勤めだった理学療法士や作業療法士が整体院を開業するケースが増えています。それだけではなく、柔道整復師も整体院を開き、経営するケースも増えているほどで、整体師の数は増加傾向にあるといっていいでしょう。
また、チェーンの整体院も増えているため、フランチャイズで始める人もいるほどです。増加している理由は、何よりも需要の向上と年収の高さへの期待が高いことが挙げられます。
雇用されている整体師の場合、平均年収はおよそ250万円ですが、整体院を開業した整体師の場合は平均年収が600万円以上になるといわれているのです。
そのため、雇用されて働くのではなく、自分で開業したいという考えを持つ人が強くなっているのは確かです。
整体院の開業に必要な資格
厳密にいうと整体院の開業自体は無資格でも可能です。ただ、整体院の技術力をアピールしたかったり、患者からの信用を得たかったりする場合には持っておいたほうが無難でもあります。整体院開業に備えてどんな資格を取得しておいたほうがいいのかをご紹介しましょう。
| 国家資格を取得しておくメリット | 整体院として顧客からの信頼度アップやスキルアップが可能 |
| 民間資格を取得しておくメリット | 整体師としてのスキルを資格という形でアピール可能 |
国家資格
正確に言えば整体師の資格とは異なりますが、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師は身体の不調を手技で取り除く仕事であるため、これらの国家資格は整体師にも関連付けられます。鍼灸師の国家資格も身体の不調を整えるものとして取得する人もいますから覚えておくといいでしょう。
医業を行うことはできませんが、これらの資格を取得すれば整体院としての信頼を得やすいですし、スキルアップにも繋がります。
民間資格
整体師そのものの国家資格はないため、あくまでも整体師の技術を資格でアピールしたいのであれば、民間資格を取得するしかありません。整体学校や通信教育のカリキュラムを修了し、修了証を付与されることで民間資格を取得したということになります。
整体師になりたいけれど、何の知識も技術も持っていないということなら、学校に通ってカリキュラムを修了させるのが一般的な方法です。
整体院と整骨院(接骨院)の違い
整体院や整骨院、接骨院は名前が似ているため、混同されてしまいがちですが、これらは似て非なるものです。整体院は身体の不調を整えるための場所ですが、整骨院や接骨院は骨を整えるための場所になります。また、整骨院は医業にあたるため保険適用ができますが、整体院は保険証が適用外なのも特徴のひとつだと言えるでしょう。
整体院は医療費控除も対象外になることが多いため法的にはあくまでも治療ではなく、サービス業の一環として捉えるのが適切です。
■整体院開業に必要な手続き
整体院の開業には特別な手続きというものは必要ありません。病院であれば病院開設のための許可を保健所から得る必要がありますが、整体院は病院ではないので、そういった許可を得る必要はないのです。必要な手続きと言えば、どの業種でも必ず提出しなければならない開業届くらいだと思っていいでしょう。
もちろん、法人化するのであれば定款の作成や登記申請なども必要にはなってきますが、それでも整体院開業のための特別な許可は必要ないので、開業に必要な手続きは最低限のものだけだと考えて問題はありません。
■整体院を開業する4つの魅力
整体院を開業するにあたっての魅力はいくつもあります。なぜほかの業種ではなく、あくまでも整体院を開業したほうがいいのか、その魅力について掘り下げていきましょう。開業を悩んでいる場合はぜひ参考にしてみてください。
【魅力その1】初期費用や固定費が少ない
整体院には、ほかの業種に比べて必要となる備品はあまりありません。アパレル店やレストランなどのように内装を飾りつける必要もないですし、商品を売るわけでもないので在庫を抱えるということもないのです。そのため、初期費用や毎月の固定費があまりかからないのが大きな魅力だと言えるでしょう。
費用が少なくて済むということは、それだけ開業に必要となる資金も少なくて済むということです。
ビジネスを始めてみたいけれど資金をあまり用意できないといった場合でも気軽に始めやすい業種だと言えるでしょう。
【魅力その2】場所の選択肢が広い
整体院は施術をするための施術台を置ければいいため、場所の広さを始め、内装が綺麗かどうかなどをあまり気にしなくてもいいというメリットがあります。そのため、どこで開業するのかという場所の選択肢は幅広くなります。テナントを選ぶときはもちろんですが、マンションの一室を借りたり、自宅で開業したりすることも可能です。
患者が横になれる場所さえあればいいので、お店は用意せずに訪問式のサービスとして開業するという手段もあります。このように、自由に場所を選べるので自分好みのスタイルで経営していくことができるでしょう。
また、初期費用の話と被りますが、自宅開業や訪問式なら新たに家賃や光熱費の支払いをするということがないので、費用がかさまずに済むという利点もあります。
【魅力その3】開業のハードルが低い
資金が少なくても気軽に始められることはもちろんですが、資格が特に必要ないという敷居の低さは魅力のひとつだと言えるでしょう。開業のハードルが低いため、銀行での借入をせずに自己資金だけで整体院を始めることも十分に可能です。もちろん、整体師として施術をするための知識や技術力は欠かせないですが、早ければ数週間程度で民間資格を取得することができます。
学校に通う場合には1年以上のカリキュラムを修了させる必要が出てくるものの、それでも極端に長い研修期間が必要というわけではありません。独学で知識を得ているのなら、それで開業することもできなくはないでしょう。
資格不要で開業できるので、知識とやる気さえあればすぐにでも整体院の経営を始められます。
【魅力その4】さまざまなマッサージ法を学べる
整体には実にさまざまな手技があります。整体師が医療行為を患者に施すのは違法となってしまうため、施術として役立てられるものに限度はありますが、それでも身体の歪みを矯正するために役立つ手技の種類は豊富です。
また、整体師のスキルアップのためにあん摩マッサージ師や柔道整復師などの国家資格を取得したのなら、それらに関する知識や技術も培えるというメリットもあります。
■整体ビジネスにはどんなリスクがある?
整体ビジネスをこれから始めるのなら、どんなリスクがあるのかについても知っておかなければなりません。リスクの内容を知らなければ、どのように対処すればいいのかはわからないものです。そこで、整体院を開業するからこそ気を付けなければならないリスクとして何があるのかを紹介していきます。
施術の事故のリスク
整体院は身体を触るビジネスですから、時には患者に痛い思いをさせてしまうこともあります。一言の謝罪で事足りる場合もあるものの、大きなクレームに発展するケースもあるので注意しなければなりません。
深刻な場合には訴訟に至る可能性も否定しきれないので十分に気を付けながら施術をする必要があると言えるでしょう。
また、痛い思いをさせてしまうだけではなく、施術でケガや新たな身体の不調が生じてしまう事故を起こす可能性もあります。
そうなると整体院として責任を取らなければならないこともありますから、そのような事故が起きないような配慮は絶対に欠かせません。
自分自身が施術をする場合には自分で気をつければいい話ですが、スタッフを雇っている場合には施術の事故を起こさないための教育を徹底することも忘れないようにすることが大切です。
競合が多く埋もれやすいリスク
整体ビジネスは無資格でも開業できるほどハードルが低い業界ですから、競合が非常に多いのが特徴です。そのため、他院と似たような整体院になってしまいがちだと言えます。ほかにはない魅力をアピールできないような整体院を経営していても、競合が多い限りは他院の影響でその存在が埋もれてしまいやすいリスクがあるのです。
競合が多いこと自体は簡単に変えられる問題ではないですから、競合に負けないような整体院づくりをすることが何よりも重要になってきます。
「この整体院だからこそ通いたい」と患者に思ってもらえるような強みや魅力を上手にアピールしなければ、競合以上に売上を伸ばしていくことは難しいと言えるでしょう。
資金面のリスク
開業資金が少なくて済むのが整体ビジネスの魅力ではありますが、だからといって必要以上に高い家賃のテナントを選んでしまったり、施術台などの備品にお金をかけ過ぎてしまったりといったように、資金の使い方を間違ってしまうリスクがつきまといます。初期投資費用にお金をかけ過ぎてしまうと、運転資金や生活費が足りなくなってしまう可能性があるため、十分に注意しなければなりません。
気軽に始められるビジネスといっても、どのようにお金を使っていくのかというマネジメント能力は欠かせないものです。資金繰りに失敗することのないよう、開業前の段階からお金の使い方には気をつけていきましょう。
■整体ビジネスのリスク対策ポイント
整体ビジネスを成功させたいのであれば、リスクのための対策を徹底していきましょう。紹介してきたリスクにどのように対処していけばいいのかがわかれば、リスクを抑えた整体院経営も決して難しくはありません。
リスクに備えた4つの対策方法を詳しく見ていきましょう。
自院の強みアピールポイントを明確にする
競合である他院に埋もれることのないように、自分の整体院の強みやアピールポイントを明確にし、しっかりとアピールしていくことが重要です。ただ宣伝するのではなく、患者の心を掴むような上手なアピールの仕方を考えることを忘れてはなりません。たとえば、次回使える割引券を用意したり、独自のサービスを提供したりするといった方法が挙げられるでしょう。
ただ、整体院は医療行為をすると違法になってしまうので、サービスにこだわり過ぎて法律を守ることへの配慮を忘れてしまうことがないように注意してください。
立地の選択
いくら整体院の開業費用は安く済むといっても、よほどの自信がない限りは、安易に駅前などの整体院の多い地域には店舗を構えないのが賢明です。競合が多いとそれだけほかの整体院に埋もれてしまいやすいですし、高い効果のある宣伝を実施していかないと周辺の住民に認知されないまま経営が傾いてしまう可能性があります。
初めて整体院を開業するのなら、なるべく競合が少なくて済むようなエリアに絞り込んで開業することをおすすめします。
技術面での学習を怠らない
資格を持っているからといって技術を磨き続けることを忘れてはなりません。施術は整体院の要となるサービスですから、それが患者の満足のいくものでなければリピーターを獲得するのは難しいものです。痛みなどで患者にストレスを与えてしまうことのないような満足度の高い技術を習得するために、勉強し続ける姿勢を怠らないことが大切です。
できれば、ひとつの資格に満足するのではなく、スキルアップに繋がるようなさまざまな資格を取得していき、技術力を高めましょう。
資金計画をしっかりたてる
開業のためのコストが少なく済みそうだといても、資金計画を綿密に立て、無駄な投資をしてしまうことがないようにしましょう。資金計画を立てるために事業の計画をきちんと考え、どんな部分にどれくらいの資金が必要となるのかをしっかりと考えていかなければなりません。
計画を細かく立てることで無駄な投資をせずに済みますし、運転資金の確保や資金繰りも十分にこなせるようになるでしょう。
■整体ビジネスは開業しやすい!
整体ビジネスの魅力は何といっても、その始めやすさにあります。しかし、だからこそつきまとうリスクもありますし、問題に備えた対策を実施していく必要があると言えるでしょう。
開業しやすく、ライバルが多くなりがちな業界だとはいっても、競合に備えた対策をきちんと行えば、整体院として成功することは決して難しくはありません。
開業場所の選択肢も広く、整体技術も幅広く学べる魅力的な仕事ですから、開業する価値は大いにあるでしょう。
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