【起業家へ】出資のメリット・デメリットは?出資を受ける5つのコツを紹介
公開日:2017.8.4 | 最終更新日:2025.3.12
起業して事業を始めようという時に準備すべきものは多くありますが、その中でも個人にとって最も重要になるのが「運用資金」です。
オフィスが見つかり、パートナーが見つかり、ビジネスモデルもしっかり考えてあとは起業するだけという段階になっても、個人が会社を運営していくための資金を募集できなければ何も始められません。
そこで、「なんとか資金を集めたい」という時にぜひ活用してもらいたいのが、出資という資金調達法です。
この記事では、個人がエンジェル投資家などを募集して出資を受けるための5つのコツをご紹介しています。よく聞く融資との違いや、出資のメリット・デメリットについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
■投資家が資金を出資をする目的とは?
投資家が出資をする目的は、出資した資金以上のリターンを得ることです。出資をすることによって得た株で、その事業に口出しをしながら利益を伸ばしていき、軌道に乗った時の配当金を目的にしていることが多いです。
なので、投資家から資金を出資をしてもらったら、それ以上のリターンを与えることができるように利益を上げていく必要があります。資金を出資をしてもらう以上、その分責任を持って会社を育てていく姿勢を見せましょう。
■日本にエンジェル投資家による資金調達が広まった経緯とは?
日本は資金調達として投資家による出資を受けることはあまりありませんでした。ですが、近年エンジェル投資家による資金調達としての出資が流行ってきたのがあり、注目を浴びています。
GoogleやYahooなどの大手企業の成功がエンジェル投資家による資金調達があってこそだったというのもあり、徐々に日本の資金調達手段としても注目されて来ました。
創業間もない時期から資金調達することができるため、スタートアップ企業の資金調達に多く用いられています。
■出資してもらう投資額の相場は?
エンジェル投資家から出資してもらえる平均出資額は、508万円と言われています。
エンジェル投資家というのは、主に若手起業家のスタートアップに対して資金を出資する投資家で、100%自分自身の資金を使って投資を行ってくれます。なので極端に多額の出資を受けることはできませんが、経営の助言等を行ってくれるため、関係性を作りつつ出資を受けると良いでしょう。
■付き合うべき投資家の種類
投資家にはいくつも種類があり、投資一つで生計を立てている専業投資家、会社員をしながら投資をしている兼業投資家など、様々です。
専業投資家は一回のトレードで億単位の額を動かしている分、資金を出資してもらえればかなり魅力的に感じますが、実際に会うのはなかなか困難です。
これから投資家に出会って出資を受けたいと思うなら、エンジェル投資家を探すと良いでしょう。エンジェル投資家は個人投資家とも呼び、若手の起業家や立ち上げ段階の投資家に資金を出資してくれる投資家です。
普段から自分自身の事業をどうアピールするかを考え続け、世の中の情勢等についてアンテナを張っておきましょう。いざ投資家の方と話す機会があった時に、興味を持ってもらえる機会が生まれるかもしれません。
■そもそも出資とは?融資とは違うの?
個人・法人がエンジェル投資家などを募集して受ける資金の出資とは、簡潔にわかりやすく説明するとベンチャーキャピタルや個人投資家(エンジェル投資家)が事業を興す企業に対して資金を出すことです。
※ベンチャーキャピタルとは...VCとも呼ばれ、個人投資家(エンジェル投資家)を募集して資金を集め、有望なベンチャー起業に投資する金融機関のこと。
起業して会社を立ち上げ、事業を始めるためには、最初にある程度のまとまった資金が必要です。
あるいは、収益の増加にともなって資金が増えて、事業を拡大したいという場合にも、得られた収益のみで資金が十分でなければ、どこかから資金を調達する必要があります。
このような場合の資金調達で資金を得るための手段が、出資と融資です。出資も融資も第三者が提供してくれる資金であることに変わりはありませんが、以下で挙げる2つの違いがあります。
【出資と融資の資金調達の違い①】個人に資金の返済の必要がない
起業をする際、自社が発行した株式を金銭と交換する形で個人投資家(エンジェル投資家)などを募集して提供してもらう資本金を、出資といいます。個人・法人がエンジェル投資家などから募集して受ける出資は自己資本に該当するため会社の資金となり、資金を返済する必要がありません。
一方で起業する際の資本金として、または資金調達で資金を得るのために銀行などから資金を借り入れることを融資と言います。
融資は債権であるため会社の資金ではなく、必ず全額の資金を返済する必要があります。融資をはじめとした負債のことを、他人資本と言うことも覚えておきましょう。
つまり、融資と比べて出資は経営者個人の資金に関するリスクが非常に小さくなるということになります。
【出資と融資の資金調達の違い②】利益を得る方法
資金を提供する立場から見ると、個人・法人がエンジェル投資家などを募集して受ける出資と融資には利益を得る方法や目的に違いがあります。出資の場合は、投資する企業の今後の成長を期待し、出資先企業が将来的に得られる利益を、配当金として還元してもらうことを目的としています。資金を長期的に増やせるかどうかを見ているわけです。
先ほど出資の場合は資金を返済する必要がないと言いましたが、起業は出資金を返済しなくてもよい代わりに、エンジェル投資家などの出資者に対して配当金として資金の利益を分配する必要があります。
一方で、融資の場合は資金を投資する企業へ貸した金額に応じ、利息として定期的に利益を得ることを目的としています。
上記の中でも資金の返済義務が生じない点は、個人・法人が資金調達で資金を得る上で大きな魅力と言えるでしょう。しかし、出資は簡単に受けられるものではないので、出資を希望する方はコツをきちんと押さえておくべきです。資金調達はそう簡単ではないんですね。
■個人・法人が募集して出資を受ける4つのメリット
個人・法人がエンジェル投資家などを募集して受ける出資には具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?まずは、出資の4つのメリットから見ていきましょう。
【個人・法人が募集して出資を受けるメリット①】資金返済の義務がない
エンジェル投資家などから募集して出資を受ける最大のメリットは、資金返済の必要がない資金であることです。
起業したばかりの頃は特に、実際にいくらの利益が出るのか、安定した収入が確保できるのか定かではありません。融資の場合は基本的に毎月一定額の資金返済が必要になるので、スタート時から一定以上の収益を上げなければ、早々に会社経営が立ち行かなくなることもあります。
その点出資は、不確定要素が多い中でも資金返済の義務がないまとまった資金を手にできるので、起業家・個人事業主にとってリスクを最小限に抑える選択だと言えるでしょう。
個人のリスクを減らし、利益を出すことに集中することで事業が波に乗るスピードも早くなるでしょう。
特にベンチャー企業のように不確定要素が多い事業を展開するとなった時には、リスクが少なくなるに越したことはありません。
とはいえ、ベンチャーキャピタルから巨額の資金を集めたい場合は、革新的なアイデアも必要にはなります。
相手も、成功が見込めない事業に資金をだすほど馬鹿ではありません、ある意味条件も厳しくなりがちですが、そこはあなたのプレゼン次第。
【個人・法人が募集して出資を受けるメリット②】業績が悪いときは配当金支払いを見送ることもできる
個人・法人がエンジェル投資家などを募集して受ける出資の場合は、資金返済の義務を負わない代わりに、利益が出れば配当金としてエンジェル投資家などの出資者に分配しなければなりません。
しかし、出資は自己資本なので、会社にとってある程度自由度が高い資金です。そのため、業績が悪化して利益が見込めない場合は、配当金の支払いを先送りにすることもできます。
一方で、融資などの他人資本の場合は、業績が悪化したからといって毎月の資金返済を免れることはできません。業績が好調のときも不調のときも、必ず借入時の約定通りに元金と利息の支払いを行わなければならないのです。
このように個人・法人がエンジェル投資家などを募集して受ける出資では、まとまった資金が長期間安定して手元にあることも、大きなメリットの1つと言えます。
このメリットも、個人のリスクを最大限下げるものですね。
業績によっては、配当金を支払うのが厳しいこともあるでしょう。
そんな時に、先送りにできるのはとても助かりますよね。
【個人・法人が募集して出資を受けるメリット③】利息がかからない
融資の場合は条件によって異なるとはいえ、年率数%~の利息がかかります。起業時の借入金はある程度まとまった資金になるため、毎月の額で見れば大した金額には思えなくても、元金を返し終えるまでで考えると、利息だけでもかなりの金額になります。
一方出資の場合は借金ではないため、利息を支払う必要はありません。不必要な出費を抑えられる点も、個人・法人がエンジェル投資家などを募集して受ける出資の大きな魅力となります。
融資の場合、出資と違い「必ず」資金返済しないといません。
業績が悪かろうが、利息分も含めて資金返済する必要があるので、個人のリスクは高いと言えます。
その点、個人・法人がエンジェル投資家などを募集して受ける出資であれば利息もなければ、資金返済義務もありません。
唯一支払う必要がある配当金も先送りにできるというメリットもあります。
【個人・法人が募集して出資を受けるメリット④】出資者から資金の援助を受けることができる
事業が上手く行けば、どんどん拡大していきたいと思いますよね。
ですが、事業拡大には資金も必要になります。
そんな時、出資者から個人投資家(エンジェル投資家)や幹部の人材、顧客などを紹介してもらうことができるんです。
また、企業のPRをしてもらえたりと、大きなビジネス援助を受けることができるんですね。
ベンチャー企業を成長させていくには、やはり1人の力だけでは難しいのが現実。
個人や法人がエンジェル投資家などを募集して出資を受けて、ノウハウを持っている方から直接援助してもらうのは、ベンチャー企業を成功させるための条件と言ってもいいでしょう。
■個人・法人が募集して出資を受ける2つのデメリット
上記では出資のメリットを解説しましたが、出資にはデメリットも存在しています。デメリットが致命的なダメージになる恐れもあるので、以下のデメリットについてもきちんと確認しておきましょう。
【個人・法人が募集して出資を受けるデメリット①】経営に干渉される可能性がある
出資を受けている個人、または企業は個人投資家(エンジェル投資家)に対して経営権(株式)の一部を渡す必要があります。
株式会社が発行した株式を購入することで出資者となった個人投資家(エンジェル投資家)は、配当を得る権利だけでなく、株主として株式会社の企業経営に参加する権利を得ます。また、出資額が大きければ大きいほど、その株主が持つ経営上の支配権も強くなります。
そのため個人・法人がエンジェル投資家などを募集して受ける出資の場合は、株式会社の経営の自由が制限されることが最大のデメリットになります。
業績が悪化している時は配当金を支払わなくても良いとはいえ、先送りにし続ければ当然、株主から経営のやり方に口を出されます。
株主には経営者よりも強い権限が与えられているので、ある程度経営の自由度を保ち、会社経営を円滑に進めていくためには、自分自身でもまとまった額を元の資金に出資する必要があると言えるでしょう。
【個人・法人が募集して出資を受けるデメリット②】業績がよいときは融資よりも資本コストが高くなる
資本コストとは、資金調達で資金を得る際に発生する費用のことであり、出資の場合は配当金などが、融資の場合は利息がこれに当たります。出資の場合、業績が悪い時は配当金を支払わなくてもよいものの、業績がよい時はより多くの利益を配当金として株主に還元しなければならず、その際の資本コストは融資よりも個人・法人に対する出資のほうが大きくなります。
ただし、多くのエンジェル投資家などを募集して出資者を募って自己資本比率を高く保っておけば、会社の評価が上がり、融資を受けやすくなります。
安定して収益を得られるようになれば将来的に、資金調達で資金を得る際の一部を融資に切り替え、資本コストを抑える手もあります。
■出資・融資のデメリットとメリットのまとめ
個人・法人はエンジェル投資家などを募集して出資を受けるにもそれなりのデメリットがあるとはいえ、起業時においてはやはり、長期的に運用していける安定した資金があることは、本格的に事業を進めていく上での大きな強みになります。
起業時からすぐに経営に注力できる資金源があることは、起業家・個人事業主にとっても大きな強みになりますので、今回ご紹介したコツを押さえて、ぜひ確実な出資につなげてください。
■個人・法人が出資を受けるコツ5選!出資確率がグッと上がる方法
個人・法人がエンジェル投資家などを募集して資金調達で資金を得るためには、ビジネスの内容はもちろん、プレゼン内容もかなり重要な要素です。
うまく相手にビジネスの魅力を伝えるには、様々なコツが存在します。
こちらでは、個人・法人がエンジェル投資家などを募集して資金調達として出資を受けるためのコツを5つ紹介します。
提供したい商品やサービスのアピールポイントを整理する
事業計画書を作成する
セミナーやイベントへ積極的に参加する
相手へのメリットをしっかり提示する
小さくてもいいので、実績を作る
コツをしっかりと掴んで、出資確率を上げましょう。
【個人・法人が出資を受けるコツその1】提供したい商品やサービスのアピールポイントを整理する
ベンチャーキャピタルや個人投資家(エンジェル投資家)が数ある起業家・個人事業主の中からあなたを選び、その上で個人・法人に対して出資しようという気にさせるためには、自分が会社を立ち上げて提供したいと考えている商品やサービスが、ほかよりも優れていることをアピールしなければなりません。
同じような商品やサービスを提供しようとしている競合他社と自社の商品・サービスを比較し、「ここなら他社に負けない、自分にしか提供できない」と確信を持って言える強み、優位性を洗い出してください。
また、その商品・サービスを売れる市場があるか、長期的に収益を上げられるかといった視点も重要です。個人投資家(エンジェル投資家)は配当という形で利益を得ていくので、将来的な成長が見込めない起業家・個人事業主には資金を投資しません。
もし、現在の構想では利益(売上)につながらないと思うならば、その商品・サービスをブラッシュアップしていく必要があります。
【個人・法人が出資を受けるコツその2】事業計画書を作成する
提供する商品やサービスの構想がしっかりと固まったら、それをもとに事業計画書を作成しましょう。事業計画書とは、会社概要や事業内容、経営プラン、事業の収益性、資金計画などを盛り込んだ、ベンチャーキャピタルや個人投資家(エンジェル投資家)へプレゼンテーションするための書類です。
個人・法人が出資を受けて確実に資金調達で資金を得たいと考えているなら、事業計画書は必須です。
また、事業計画書の出来が個人・法人にとってエンジェル投資家などを募集して出資を受けることが出来るかどうかを左右するといっても過言ではありません。以下に、個人投資家(エンジェル投資家)が出資したいと思う事業計画書のポイントをまとめます。
〇会社立ち上げに向けて「今やるべきこと」を盛り込む
事業計画書を作る際、多くの人は「いかに優れた計画書を作るか」という点に注力しがちです。しかし、ベンチャーキャピタルや個人投資家(エンジェル投資家)が見ているのは、優れた事業計画であるかどうかではなく、その事業計画に実行性があるかどうかなのです。
個人・法人に対して資金を援助する形で出資するためには、そもそも優れた計画であることが大前提ですが、その優れた計画もきちんと実行されなければ利益や価値を生みません。
そのため、エンジェル投資家などを募集して出資を受けることが出来るようベンチャーキャピタルや個人投資家(エンジェル投資家)を説得するためには、事業が計画書どおりに実行されることを裏づけなければならないのです。
そこで大切なポイントになるのが、自分が“今”何をやるべきなのかを盛り込むことです。事業計画書にまとめることは未来のことなので、どれほどしっかりと市場分析などを行っても、どこか抽象的な印象になります。
そこで、この事業計画を現実にするために今やるべきこと、今できることを盛り込むことで、その事業計画に対する信頼性を高めることができます。
〇ロジックより「ファクト&テスト」
事業計画書の内容を“伝える”という意味では、仮説を立てて論理的にまとめることが重要です。しかし、最終的にエンジェル投資家などを募集して出資を受けることが出来る状態につなげるためには、ただ伝えるのではなく「信頼を勝ち取る」必要があります。
個人投資家(エンジェル投資家)の信頼を得るために意識しなければならないのは、ロジックよりもファクト&テスト。ロジックはあくまでも仮説でしかありませんが、ファクトとテストにもとづく情報は、誰が見ても納得するしかない客観的事実であるためです。
事業計画書を作る際は、市場や競合他社に関して数字にもとづいた情報をできるだけ多く収集し、これをベースとして自社の商品・サービスを検証し、その結果を事業計画書へ盛り込むようにしましょう。
〇サマリーを使って1分で伝わる書類に
自分の事業計画に興味を持ってもらうためには、最初の1分でいかに相手を引き込むかが重要です。なぜなら、よほどあなた自身に興味を持っている人でなければ、長話に一生懸命耳を傾けようなどとはしないためです。
最初に相手が興味を失ってしまえば、せっかく作り込んだ事業計画も最後まで目を通してもらうことはできないでしょう。
そこでぜひ意識してほしいのが、事業計画書内のありとあらゆる説明文に要約文(サマリー)をつけ、パッと見ただけで全体の概要が把握できるように作成することです。読んだ人が瞬時に理解できるように配慮し、「面白い」「興味深い」という感情を引き出せれば、もっと詳しく知りたいと思ってもらえます。
【個人・法人が出資を受けるコツその3】セミナーやイベントへ積極的に参加する
起業家・個人事業主向けのセミナーや異業種交流会などのイベントには積極的に参加し、幅広く知識を身につけるとともに、人脈を作りましょう。
セミナー講師やイベント参加者から個人投資家(エンジェル投資家)を紹介してもらえたり、あるいは投資先を探している個人投資家(エンジェル投資家)がイベントに参加していたりするケースもあります。事業計画書を持参して、積極的にアピールしてください。
また、セミナーや交流会のほか、ビジネスコンテストに参加するのもおすすめです。
自分のビジネスモデルにどれだけの価値があるって資金を募ることができるのかを測ることができますし、コンテストを主催する企業や審査員として参加している人とのコネクション作りも可能です。
たとえ受賞できなくても、その場で見学していた個人投資家(エンジェル投資家)の目に留まることもあるので、そのようなビジネスチャンスは積極的につかみ取っていきましょう。
【個人・法人が出資を受けるコツその4】相手へのメリットをしっかり提示する
相手へのメリット(リターン)をしっかりと提示することは非常に重要です。
世の中にエンジェル投資家などの出資者は数多く存在しますが、何一つ自分にメリットの無いものに出資をしてくれる人はほとんどいません。
自分の資産・資金が増える、知名度が高まる、何かしらのサービスを受けられるなど、リターンが必要となるでしょう。
そこで、こちらから提示できるメリットをしっかりと説明して、リターンまで相手に納得してもらうことが重要となります。
市場状況やビジネスプランだけを説明するのではなく、出資を受けるためにはエンジェル投資家などの出資者の目線で「これは出資したい!」と思われるようなプランを考えてみてください。資金調達で資金を得る際には相手の目線に立つことが重要です。
【個人・法人が出資を受けるコツその5】小さくてもいいので、実績を作る
エンジェル投資家などの出資者があまり集まらない場合は、小さくてもいいので実績を作りましょう。
ビジネスコンテストで人から反応をもらえた、サンプルで作った商品の評判がよかったなど、何でも構いません。
エンジェル投資家などの出資者も実績の無いものには手を出しにくいので、少しでも可能性のある実績があるだけで反応率がグッと良くなります。
実績としてオススメなのが、日本政策金融公庫からの融資です。
日本政策金融公庫は非常に低利率で、創業間もない企業へ資金を貸し出してくれます。ただし審査に事業計画書が必要で、将来性のあるプランだと判断されなければ資金調達で資金を得ることはできません。
日本政策金融公庫から融資を受けている=公庫から資金調達で資金を得ることができるくらいくらい認められたビジネスプランを持っているということにつながるので、非常に大きな実績となりますよ。
融資という形ではありますが資金調達で資金を得ることができるので、運営資金の調達にもうってつけです。
■個人・法人を募集している出資者紹介サービスとは?オススメを4つ紹介
もしあなたが素晴らしいビジネスプランを持っていて、それを実行に移したいと考えていても、エンジェル投資家などの出資者を見つけることは中々難しいですよね。
そこでこちらでは、エンジェル投資家などを募集して出資者を見つけられやすい4つのサービスを紹介します。
個人投資家(エンジェル投資家)とのマッチングサイト
クラウドファンディング
ベンチャーキャピタル
ビジネスコンテスト
それぞれを確認して、自分に合ったサービスを使い、効率よく資金を集めましょう。
【個人・法人を募集している出資者紹介サービス1】個人投資家(エンジェル投資家)とのマッチングサイト
出資者としてビジネスパートナーになってくれる人を探している起業家・個人事業主と、投資目的に合った出資先を探している個人投資家(エンジェル投資家)をつないでくれるのがマッチングサイトです。
ネットを介したやり取りになるので、セミナーや交流会に参加するよりも気軽にエンジェル投資家などの出資者を募ることができます。
インターネットとは言え、コンタクトを取ってきた個人投資家(エンジェル投資家)とはメッセージなどでしっかりと連絡を取り合えるため、信頼できるエンジェル投資家などの出資者とつながれるでしょう。
当サイトFounderも、エンジェル投資家と起業家・個人事業主とのマッチングを行っています。
3,000名以上の個人投資家(エンジェル投資家)が登録しており、数千万円の出資をエンジェル投資家などを募集して受けることが決まったケースも珍しくありません。
【個人・法人を募集している出資者紹介サービス2】クラウドファンディング
マッチングサイトよりもさらにハードルが低いのが、今注目を集めているクラウドファンディングです。事業計画といったそれほどしっかりとしたものでなくても、企画やアイデアの段階から出資者を募れる点が、最大の魅力です。
クラウドファンディングで試行錯誤しつつ、後にしっかりとしたビジネスモデルを作り込んでもよいかもしれません。
クラウドファンディングを成功させるには、SNSやブログなどでの発信活動が大切です。
SNSでうまくPRができれば、1日もかからずにプロジェクトがサクセスすることもありますよ。
クラウドファンディングは調達できる資金が少ないと思われていますが、プロジェクトによっては1億円以上を集めたケースもあるので、非常に夢のあるサービスです。
ちゃんとプロジェクトサクセスまでの道のりを考えて、出資者の心を動かしましょう。
【個人・法人を募集している出資者紹介サービス3】ベンチャーキャピタル
ベンチャーキャピタルは、創業して間もない未上場のベンチャー企業に出資を行う団体です。
各団体が「ファンド」というものを持ち、ファンドに募集して集まった基金を使って投資を行います。
ベンチャーキャピタルは資金力があるので、数億円の調達も容易に可能です。
ただしベンチャーキャピタルの目的は「株式上場による株の売却で利益をあげること」なので、出資を受けることができた後も積極的に経営に関与してきますし、上場するまでの長い道のりを進まなければなりません。
ベンチャーキャピタルに認められたというだけで銀行からの融資も受けやすくなるので、ビジネスが回りやすくなる点はメリットですが、株式上場という高い目標を持たなければならない点は、人によってはネックと感じるでしょう。
【個人・法人に募集している出資者紹介サービス4】ビジネスコンテスト
ビジネスコンテストは、その名の通りビジネスプランを発表し、優秀なプランを決めるコンテストです。
全国各地で様々なコンテストが行われており、優勝者にはエンジェル投資家などの出資者がつくなどの特典が与えられます。
場合によっては即事業を売却してほしいという打診があるかもしれません。
ビジネスコンテストは自分の持っている熱意やビジョンを多くの人に伝えられる貴重な場なので、うまく利用して個人投資家(エンジェル投資家)の気持ちを掴みましょう。
■投資家から出資を受ける際の注意点について
投資家から出資を受けることで事業を拡大することができますが、そのためにいくつか注意しておきたい点があります。ここでは、出資を受ける際の注意点について解説します。
出資金の使用用途を明らかにする
投資家に出資してもらった出資金は、しっかり事業の拡大に用いるようにしましょう。ここで関係のないことに使ったり、浪費をするようだと、その後の信用問題に大きく関わってきます。
出資してもらうと言うことは、その分のリターンを返してあげる、ということでもあるのです。
なので、常にリターンすることを意識しながら、責任持って使用するようにしてくださいね。
悪徳業者に引っかからないようにする
「資金を出資するからこのビジネスをやらないか?」といって、悪質なビジネスに巻き込まれてしまうケースがあります。
目先の利益に目が眩んで、そういったビジネスに手を出してしまうと、その後ご自身で起業する際などにも悪影響が出てしまいます。
本当に信頼できる投資家なのか?をしっかり見定めて出資を受けるようにしましょう。
■投資家以外から資金調達する方法
近年では投資家からの資金調達以外にも様々な方法があります。ここからは、出資以外の資金調達手段を解説していきます。
資金調達手段①:クラウドファウンディングで資金調達
クラウドファウンディングは近年特に注目さレテいる資金調達手段です。ネット上のサービスを使って、多くの人から少しずつ資金を出してもらい、事業に必要な資金を集める方法です。
もちろん何も見返りもなく資金を調達できるわけではありません。資金を提供してくれた人には何かしらのリターンをお返しする形になります。 普段の事業の取り組み方から、資金を調達することのできる信用が溜まっているか、そうでないかが変わってくるのが特徴ですね。支援してもらった資金は返済する必要がありません。
資金調達方法②:使っていない資産を資金に変える
資金を調達する方法として有名なのが、使っていない資産を売ることで資金に変える方法です。資産を売ればその分資金を得ることができるので、資金調達方法として実践することができます。個人で行う不用品販売による資金調達のようなものですね。
売却して資金に変えられる資産として有名なのは
不動産
証券
などが有名です。
資金調達方法③:ビジネスローンで資金調達
中小企業や零細企業のための資金調達手段として有名なのが、ビジネスローンです。無担保保証人なしで資金を借りることができるので、かなり取っ付きやすいのが特徴です。ただし、他の資金調達手段に比べて高金利のため注意が必要です。
銀行や消費者金融が企業向けの資金調達手段として提供しており、資金ぐりが切羽詰まっている企業に対して最短即日で資金を融資してくれる形になります。
資金調達方法④:特許やライセンスを売却して資金調達
今まで開拓していたお客さんや特許、知的財産権などを売却することで資金を調達する方法があります。
これを無形資産による資金調達というのですが、今後のキャッシュフローまで見通して、本当に適した資金調達手段なのか判断する必要があります。
資金調達の方法は数多くあるので、その中で最も現状に適している選択肢で資金調達をしていきましょう。
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