【おすすめキャリア】戦略コンサル シャイニング丸の内さんに聞く「転職vs起業」どっちを選ぶべき?
公開日:2019/8/11 | 最終更新日:2019/8/11

「いつか起業してみたいけど、どうすればいいのかな」
「せっかく起業するなら世の中を変えてみたい...!!!」
こうした悩みを持った人多いかと思います。
確かに「起業」と聞くとリスクもあるし、自分なんかにできるのかな?って不安に思いますよね。
起業か転職かで考えると、やはり転職の方がリスクも低い気がします。
もちろん起業も楽しそうですが、そもそも何をやればいいんだろう?と悩む人も多いはず。
今回はそんな起業や転職、今後のキャリアについての悩みを解決するため、戦略コンサルタントとして活躍しているシャイニング丸の内さんにインタビューしました。
「いつか起業したい...」
「転職するなら起業を前提に考えたい...」
「今後どうやって生きていこう...」
そんな風に悩んでいる方は、ぜひ「シャイニング丸の内式キャリア論」を読んで、キャリアの迷いをなくしましょう!
「ぶっちゃけ起業も転職も大して変わりません。」
ーーというわけでシャイニング丸の内さん。今回はよろしくお願いします。
早速ですが、今回のテーマは「起業すべきか?転職すべきか?」って話です。
シャイニング丸の内:よろしくお願いします。
ただ、単刀直入に言いますが、ぶっちゃけ起業も転職も大して変わらないんですよ。
ーー変わらない...というと?
さすがに大雑把すぎませんか?笑
シャイニング丸の内:そもそも起業も転職も同じキャリアの選択肢の一つです。
実際、起業するときも転職ときも同じように今後のキャリアに対してリスクは取るわけで。
もっと気軽に起業していいし、もっと気軽に転職だってしていいんです。
ーーなるほど。
でも起業って聞くとリスクも多い気がしますし...
シャイニング丸の内:いや、キャリアを変えるという観点から見ると別にそこまで変わらないです。
例えば、会社を辞めて転職活動を始めるとしても、理想の環境で就職できるかはわかりませんし、最悪の場合転職活動が長引いて資金ショートしてしまうかもしれません。
そんな中選んだ会社がブラック企業だったら...ストレス過多になりながら、またキャリアについて考えなくてはなりませんね。
ーー確かに。あくまで、就業形態が違うだけで、起業も転職もリスクを背負ってるワケですね。
シャイニング丸の内:それに「起業にリスクは付き物」なんて言われてるのは、起業は大変だと思わせたい人達のマウンティングなんですよ。
「起業してる俺すごいだろ?」みたいな。
だからもっとみんな気軽に起業して良いと思うんです。
別に世界を変える必要はありません。
まずは、自分の生活を少しずつ変えていけるように、ローリスクな副業でスタートしてもいいですしね。
「メンヘラは起業するな!」起業と転職を選ぶ基準
ーーシャイニング丸の内さんが言うように、起業も転職もどちらでも良いと考えると、それぞれを選ぶべき理由って何なんでしょう?例えばこんな人は起業に向いてないよ!みたいな基準ってありますか?
シャイニング丸の内:起業家と言っても千差万別ですが、1つ感じるのはメンヘラは起業しない方がいいですね。
ーーメンヘラ...?
シャイニング丸の内:そう、メンヘラです。
起業って「折れない意思」がないと確実に失敗するんですよ。
だから一つのことでメンタルが折れてしまうような人は絶対に起業に向きません。
逆に折れない意思さえあれば成功確率はかなり高いです。
ーーなるほど。確かに事業の浮き沈みで一喜一憂して手を動かせなくなったら売上も途絶えてしまいますし、継続できませんよね。
シャイニング丸の内:やっぱり、起業するなら「何が何でも儲けるぞ!!」って姿勢が大事だと思います。
Aの事業がダメでもBの事業!BがダメならCの事業!!という風にとにかく売上を上げて生き残ることが起業の前提条件ですから。
ーーそう考えると、もし事業がダメだったときの備えはサラリーマンの方が整っていますし、たしかに「折れない意思」は必須かもしれません。
シャイニング丸の内:ちなみにメンヘラが起業して社会復帰できなくなるパターンはよくあるので、そういう意味では大きなリスクかもしれませんね苦笑
起業でも転職でも、仕事ができなくなってしまっては元も子もありませんから。
「ローリスクな事業を馬鹿にするな!」手堅い教科書通りの起業のススメ
ーーちなみに...起業家って「革命を起こしたい!」とか「社会を変えたい!」みたいな人多いじゃないですか?やっぱりそういう志って必要だと思いますか?
シャイニング丸の内:別に反対するわけではありませんが、いらないと思います。
本当に本人がやりたいなら別ですが...
まあでも「起業=業界を変える」とか思わなくてもいいわけで。
それよりも考えるべきは「教科書通りの起業でしょ?」と。
ーー「教科書通りの起業」とは...?
シャイニング丸の内:簡単に言えば、受託開発やコンサルティング、請負営業、アフィサイト運営などのローリスクな事業です。
言ってしまえば「やればお金になる事業」ですね。
ーーなるほど。
つまり、シャイニング丸の内さんとしては、世界を変える新サービスの開発なんかはやらなくてもいいということでしょうか?
シャイニング丸の内:やらなくてもいいというわけではありませんが、ただ、最初の起業でわざわざ新サービスを始める必要はないと思います。
だって、そのサービス失敗したらどうするんですか?資金も尽きて信用も失い、それでいいんでしょうか?
そもそも新たなビジネスモデルというのはワークする確率はかなり低いのでそのサービス一本足で自分および巻き込んだキャリアを素人が一発目の勝負で賭けるというのは相当分の悪い博打です。
ーーうぅ...確かに仰る通り。
厳しいアドバイスですが、成功するかどうかなんて誰にもわかりませんもんね。
シャイニング丸の内:そうなんです。
特に自分が作ったサービスほどバイアスがかかりがちですよね。
「自分なら成功する」「失敗するわけがない」
もちろん、そういった思いを持つことは良いのですが、それで正確な意思決定ができなくなるのならば本末転倒ですね。
ーー確かに。初めての起業ほど失敗する確率は高いのに、そこで冷静な判断が下せなくなるのはリスク高すぎますね。
シャイニング丸の内:だからこそ、僕としてはまず初めの起業はローリスクで確実に稼げる事業をおすすめします。
サラリーマン時代に培ったノウハウを使ってもいいでしょう。
とにかく、起業するならまずは生き残ること。
ローリスクな事業を馬鹿にしてはいけません。
ーービジネスでも、守破離に則ることが大切なわけですね。
「誰もやってないことをやろう!」と意気込んでしまいがちな人は、まずは一つ、堅実に稼げる事業をやってみた方が良いですね!
あなたはどれ?目的別!シャイニング丸の内さんに聞く3つの起業パターン
シャイニング丸の内:ちなみに起業にはいくつかパターンがあるのをご存知ですか?
ーー起業のパターン...というと?
シャイニング丸の内:例えば先ほどの受託開発のみの起業と、業界を変えるような新サービスの開発では起業の目的が違います。
1つの基準として「いくら稼ぎたいのか?」を基準に考えると、起業には主に3つのパターンがあります。
1.ローリスクで手堅く稼ぐ「堅実安定パターン」
シャイニング丸の内:まず1つめはローリスクで手堅く稼ぐ「堅実安定パターン」です。
ーー先ほどの受託開発やコンサルティングなどですか?
シャイニング丸の内:そうですね。
他にも地方のWEB制作屋さんなど、とにかくリスクを抑えた起業です。
短期間で数億や数十億は狙えませんが、しっかりやれば食べる分には困らない生活ができるかと。年収3,000万円くらいまではこれで楽に到達出来ます。資金調達も必要ないので外部投資家からのプレッシャーにさらされることもありません。
ーー最近増えているフリーランスもその一種ですね。
シャイニング丸の内:そうですね、そのフリーランスを組織化すれば立派な起業です。
堅実安定パターンの大きなメリットは、とにかく再現性が高いことです。
ぶっちゃけありきたりなビジネスで良いんですよ。
変にオリジナルサービスを開発してリスクを背負う必要はありません。
ーー特にお金を稼いでもこれといってしたいことがない人にはおすすめですね。
会社が辛いとか、今ある現状を変えるだけならこのパターンの起業が最も適していそうです!
2.チームワークで数億を狙う「スモールEXITパターン」
シャイニング丸の内:2つ目は短期間で数億を狙う「スモールEXITパターン」。
ーー数億...と言われるとちょっと想像がつきませんね苦笑
シャイニング丸の内:確かにいきなり数億と言われるとあまり想像がつかないかもしれません。
でも、このパターンは意外と多くて、月に1000万規模の売上が立っていれば数億で売却するのはそこまで難しくないんです。
ーー月1000万以上ですか...まあ確かに億単位よりかは近い数字かもしれません。
シャイニング丸の内:ちなみに、スモールEXITを狙った起業の多くが高学歴な大学生です。
東大や慶応、早稲田などの頭脳明晰な学生たちが5人ほど集まって最高のチームワークを結成すれば、月1000万以上は手の届く範囲の売上でしょう。
先日も売上1,500万円、営業利益-1,500万円のようなベンチャーが2億で売却されましたね。内情はわかりませんがこういったパターンはかなり多く、アクイハイヤーと言われる「事業よりも人を買った」パターンかと思います。
キラキラな経歴を持ったチーム、成長が期待される市場において少々の実績があれば売れますのでかなり簡単だと思います。
ーー確かに売却のニュースなどを見ていると、20代の若い人の方が多く見受けられますね。
リスクの低い年齢だからこそ目指しやすい目標なのかもしれません。
3.市場の伸びに合わせて数十億を狙う「高額EXITパターン」
シャイニング丸の内:最後に数十億を狙う「高額EXITパターン」です。
ーー数十億...さすがに想像できなくなってきました...。
シャイニング丸の内:これはとにかく今後成長する市場を見定めて波に乗るしかありません。
そこで年間営業利益1億前後を出せれば、見えてくる範囲です。
営業利益1億ってそれほど大きくないですよ、スタートアップ基準だと高く感じるかも知れませんが、三菱商事やJTなんて5,000億円以上営業利益あります笑。
ーー営業利益1億...
相当大きなサービスじゃないと難しそうですね...
シャイニング丸の内:しかも伸びている市場に合わせないと株価がつきません。
低成長市場で根性で売上と利益上げても数十億儲けるのはかなり難しいです。
今で伸びている市場の例ではAIやRPAなどの市場がそうですね。
これから伸びるマーケットを早期のうちに見定め、そこに全力投資する。
口に出すのは簡単ですが、誰しもができることではありませんね。
私の今までの経験では、伸びている市場でワークするビジネスに出会うにはかなりの試行回数と運が必要であまり再現性がないです。
起業するなら、リスクを下げて失敗してもやり切る「折れない意志」を持て!
シャイニング丸の内:というわけで3つのパターンを解説しましたが...
最初の起業は「ローリスクで稼げる起業」をおすすめします。
シリアルアントレプレナーや社内でも実業家に相当する経験を積んだ方は別ですが、完全な素人の場合、一本足フルスイングよりもロースク起業で堅実なビジネスも視野に入れては如何でしょうか。
先日もツイートしましたが、受託・BPO・コンサルをやりきったアクセンチュアの時価総額は約15兆円で馬鹿に出来る事業では全くないです。
ーー「どうせやるなら大きいことやりたい!」なんて思う人も多い中、冷静且つ的確なアドバイスありがとうございます。
シャイニング丸の内:先ほど、起業も転職もリスクは大して変わらないと伝えましたが、それよりも大きなリスクは立ち直れなくなることです。
これは起業しようが、会社で働こうが、環境次第で必ず付きまとってきます。
それでも、メンタルさえ保つことができれば、挫けてももう一度挑戦すればいいので。
ーー確かにそのとおりですね。
そういう意味では、自分で環境を作らなきゃいけない起業はリスクが大きいかもしれませんが、それでもメンタル次第という意味ではどちらも同じかもしれません。
シャイニング丸の内:もし起業するか悩んでいるなら、自分に「折れない意志はあるか?」聞いてみてください。
何度失敗しても、売上が0になっても、挑戦し続けられる意志があるなら起業してみましょう!
というわけでシャイニング丸の内さんに聞く起業論でした!
いわゆるニュースで見るような起業家だけが、起業のすべてではありません。
売却を前提とした起業だけでなく、ローリスクで堅実な起業も視野に入れるべきとのこと。
最近は特にフリーランスとして活躍する人も増えています。
だからこそ、
「自分にあった起業って何なんだろう?」
「そもそも起業する必要あるのかな?」
「転職でもいいんじゃない?」
というようにしっかりと自分のキャリアの選択肢を見つめ直すと良いかもしれません。
起業も転職もあくまで人生の選択肢のうちの一つ。
どちらが良いも悪いもありませんから、あなたの生き方に最適なものを選んでみてください。
シャイニング丸の内
Twitter:@shimaru365
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