無料送金アプリpring(プリン)キャッシュレスサービスからお金コミュニケーションを活性化させる 株式会社pring広報 曽根田 優菜様

公開日:2018/11/26  |  最終更新日:2019/4/30


経済産業省が推進しているキャッシュレス化は、2020年に向け急速に推し進められています。その一方で、「QRコード決済」での決済経験がある方は、ごく少数なのが今の現実です。今回は、キャッシュレスを世に広め「お金コミュニケーションの活性化」を目指すべく、個人・店舗・企業向けにキャッシュレスサービスを展開する、株式会社pring 広報の曽根田 優菜様へ「お金コミュニケーションアプリ プリン(pring)」のサービス説明と魅力、メリットのお話をお伺いしました

―まずは株式会社pringの企業紹介をお願いします。

株式会社pring は、2017年5月にみずほ銀行、メタップス、ベンチャーキャピタルのWiLの3社の共同出資のもと設立されました。同年10月に資金移動業を取得後、2018年3月にプリンのサービス提供を開始します。そして、同年11月に12.8億の資金調達を行い、現在に至ります。

プリンは「誰でも簡単に利用出来る」シンプルなデザインにこだわっています。直感的に操作でき、デザイン性が高いサービスは、最終的に利用者から選ばれるプロダクトとなると考えており、プリンはその点を重視したサービス展開を行っています。

―pringのサービス概要を教えて下さい。

お金コミュニケーションアプリ プリン(pring)

プリンはお金を「おくる」「もらう」「払う」「チャージする(銀行口座からの入金)」「口座にもどす(銀行口座への出金)」の5つのアクションが全て無料で行えるアプリです

送金は、送る相手を選択して金額を入力するだけで簡単に行う事ができます。

その他にも、QRコードの読み取りやIDを入力するだけで簡単に行うことができます。また、プリンを登録していない方へはLINEやショートメールでURLを送り、送金や請求通知を行う事が可能となっています。

また、銀行口座からプリンへのチャージがリアルタイムで行えます。銀行口座からアプリ内への送金を「無料」で行えるサービスは他にもありますが、アプリから銀行口座へお金を戻す事を「無料」で行えるサービスは現在プリンしかありません

さらに、プリンを導入している店舗では、「お店ではらう」で支払いが行えます。お会計時に店舗が発行したQRコードをプリンで読み込むと決済が可能です。

―pring決済を導入した店舗側ではどの様な事が出来ますか?

店舗側では、プリンの店舗用アプリを使ってQRコードを都度生成、または印刷したQRコードを使って決済を行う事が可能です。印刷したQRコードは2種類あり、金額が予め決まっているものと、お客様側に金額を入力してもらうものがあります。

会計後は、プリン店舗用アプリ内に即時入金反映されます。
決済金額や、日々の決済履歴などは、アプリ内でいつでも確認が可能です。簡単に可視化が出来るので、リピーターの把握を行い、マーケティング施策に生かして頂ければと思います。

また、「入金予定」では、プリンからご自身の口座への売上金の振込予定(日程・金額など)の確認が出来ます。プリンから指定口座への振込は「月2回・月1回」から選択が可能です。(みずほ銀行のみ、翌営業日振込の選択も可能)短サイクルで現金化が可能な点も、プリンの特徴でもあります。

ポスとの連携も可能なので、興味のあるオーナー様はお問合せをお願いします。また、今後はECでの利用も可能となる様準備を行っています。こちらも近くリリースの予定です。

プリンの決済手数料は業種・業態・規模に関わらず0.95%、かつ導入の際にも一切費用がかからないので、今までクレジットカードの導入を機材や高額の手数料で見送って来たという方は、キャッシュレス化の第一歩として導入を行ってみて下さい。

プリン(pring)―お店の決済プリンにしませんか

―pringの法人向けサービスもスタートしたとの事ですが、どの様なサービスでしょうか。

プリンでは、法人向けにBtoC送金サービスの提供を開始しました

プリンに法人登録する事で、法人から個人ユーザーへの送金が簡単にできるので、以下の様な送金にプリンを使用する事が可能となります。

利用例)

・各種経費精算
・業務委託費用(報酬)
・キャッシュバック
・返金対応     など

送金方法は、簡単な情報を入力したCSVファイルを作成し、プリンの管理画面へアップロードを行うのみで非常に簡単です。24時間365日送金可能で、送金先ユーザーのプリンアプリ内へ即時反映されます。

また、BtoC送金サービスの今後に関してですが、昨今資金移動業者を通しての給与受け取りが認められるかもしれない、という動きがあるので、業務委託費用に限らず、プリンを通して給与も送金できるよう、BtoC送金の分野を強化していきたいと考えています

―pringの法人向けサービスのメリットは何でしょうか?

先述した通り、24時間365日いつでも送金可能なので、銀行の営業時間という枠を超えてお金の送受金が可能になったことは大きいです

例えば、ニチガスさんではグループ会社の経費精算などにご活用いただいておりますが、働き方改革を通して様々な働き方が推奨されている中で、委託費用の支払いもフレキシブルに行うことができるという点に魅力を感じていただいております

―今後の展望をお聞かせ下さい。

銀行との提携は引き続き積極的に行なっていきます。
今まで地方銀行には、東京などの中心部に移動すると使われなくなってしまう、というジレンマがありました。プリンが地方銀行と連携することで、地元を離れたとしても、継続して口座を利用することができるので、休眠口座の減少や全国の銀行の活性化も可能だと思っています。

後は、プリンの目指す世界観を重視したサービス展開を行っていきたいですね。

―pringの目指す世界観とはどの様な事でしょうか?

プリンには目指すべき3つの方向性があります

◆お金の摩擦を減らす
ATM送金は手数料やクレジットカードの店舗側手数料など、今まで当たり前だった「お金の通る道に生じていた摩擦」は「実は不要」だという事を提示する事で、新たな当たり前を作っていきたいと思います。

◆正直者が得をする世界を作る
クレジットカードの年会費がいつの間にか徴収されている、「後で払うね」と言って払わないなど、「バレなきゃいいや」という精神が今の世の中には存在しています。逆に、得をする為には、ポイントの仕組みやお金の流通方法などを頑張って調べないといけない。時間も労力もかけないといけません。そんな世の中のお金の動きを見える化することで、正直者が「得をする」という流れに変えたいと思っています。

◆お金コミュニケーション市場の確立
「貸し借りはだめ」「貯金は善」など、お金にはネガティブなイメージが先行しがちですが、例えば、プリンを使用すると気軽に「ありがとう」の100円を渡す事が出来ます。そんな気軽なコミュニケーションを増加させ、お金の流れをスムーズに出来るサービスにしたいと思っています。

実は、QRコードという決済の形に大きなこだわりは無く、お金コミュニケーションの活性化がプリンの目指す世界です。この3つの世界観の実現を目指して、サービスをよりよくしていこうと思っています。

―最後にメッセージをお願いします。

以前、弊社で新聞屋の配送料をプリンを通して週払いで行うという実証実験を行いました。
同時に、事務所内にオフィスコンビニを設置して、プリンのQRコードで決済ができる様にしたところ、既にアプリ内にお金があるので、従業員のプリンでの決済が一週間で40件以上発生し、オフィスコンビニでの決済の他、個人間での飲み会や娯楽の支払にも活用されたという結果になりました

「経済圏さえ作ることができれば、自然と活用される」という解りやすい事例だと思います。
プリン(pring)は使用して損の無いサービスなので、現時点で決済方法を何も導入していない方こそ、キャッシュレス導入の入口として、是非プリンをトライしてみて頂ければと思います


株式会社pring企業・事業紹介

2017年5月に、みずほ銀行、ベンチャーキャピタルのWiL、株式会社メタップスの共同出資でメタップスの子会社として設立。2018年11月に増資と共に連結から外れ、株式会社pringとして独立。「お金コミュニケーションアプリ プリン(pring)」の提供を行っています。

住所 〒108-0073 東京都港区三田一丁目4番1号 住友不動産麻布十番ビル3階

ホームぺージ お金コミュニケーションアプリ プリン(pring) 

お問合せ  プリン(pring)―お問合せ

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