【AI×統計解析】次世代のマーケティングTech　Visionary BI＜起業家：しんたさいさんの投資募集＞

自己PR

新卒で株式会社マクロミルに入社した際、FMCG業界（日用品や食品など消費サイクルが短い生活必需品を扱う業界）を中心に多くの企業が抱えるマーケティング課題をデータ分析の視点から目の当たりにしてきました。その後、トランスコスモスへ転職し、大手金融機関のWebディレクションや大手通信事業会社のDXコンサルに携わる中で、特に中小企業がWebマーケティングの人材不足に直面している現状を強く実感しました。一方で、広告代理店業界はレッドオーシャンと呼ばれるほど競合が多く、企業側からしても「どのパートナーを選ぶべきか分からない」という悩みが生まれているのも事実です。
私はこの「企業のニーズ」と「代理店サービス」のミスマッチを解消し、より多くの事業者がデータ活用の恩恵を受けられる環境をつくりたいと考え、独立してCyvate株式会社を設立し、これまで累計100社以上のWebマーケティング支援を行ってまいりました。
しかし、経営者や担当者と接する中で、「必要性は理解しているものの、施策の優先度や成果の測定基準が分からない」という声を幾度となく耳にしています。この根本的な課題を解決するためには、まず現状を的確に可視化し、データ分析のプロセスを誰もが簡単に実践できる仕組みが不可欠です。
さらに、近年急速に発展するAI技術を導入すれば、中小企業でもデータを軸とした戦略的判断が可能になると確信しました。そこで私は、BIツールによるデータの一元管理とAI分析を組み合わせたプラットフォームを開発し、専門知識を持たない方でもWebマーケティングを最適化できるシ
ステム構築を目指しました。とりわけ、経営者や担当者が直感的に理解できる可視化や、自動で最適な施策を提案するレコメンド機能（AIがユーザーのデータや行動を分析して「次にどんな施策・行動をとればよいか」を具体的に提案してくれる機能）こそが鍵になると考え、煩雑な分析作業を省力化する仕組みに注力しています。
大企業に比べてマーケティング投資に制約のある中小企業は、一度の失敗が経営に大きく影響するリスクが高いからこそ、“見える化”と小さな成功の積み重ねが重要です。私たちの提供するサービスは、導入直後から担当者の経験や勘に頼らないデータに基づいた施策を重視し、限られ
たリソースでも成果を出せる環境を提供します。今後は多彩なチャネルからのデータをより広範囲に取り込み、AI分析機能を強化することで、中小企業をはじめとする多くの事業者が競争力を
高められる体制づくりに貢献したいと考えています。こうした取り組みによって、地域の産業活性化やDX推進を一層加速させることが、私の目指す最終的なゴールです。

事業計画・事業内容

私たちが開発した次世代型BIツール「Visionary BI」（以下VBI）は、中小企業やスタートアップのように人材・予算が限られた組織でも、ビッグデータとAI技術を活用して戦略的なマーケティング施策を実践できるプラットフォームです。具体的には、アクセス解析や広告レポート、SNSのエンゲージメントデータ、ECサイトの販売実績といったオンラインデータを一元管理し、BIダッシュボード上でわかりやすく可視化します。これによって、複数のプラットフォームを行き来する手間が大幅に削減され、経営者や担当者は必要な数字や指標をワンクリックで確認できるよう
になります。
さらに本ツールにはAIとの連携機能が組み込まれており、自動分析と施策提案が可能です。たとえば広告運用データを取り込むと、CPA（Cost Per Acquisition：広告経由で1件の顧客獲得（購入や会員登録など）にかかった平均費用）やROAS（Return On Ad Spend：広告費に対してどれだけ売上が得られたかを示す指標。「広告費の回収率」を表す）などの主要指標をAIが学習し、入札単価やクリエイティブの最適化を自動でサポートします。また、アクセスログを元に高い離脱率を示すページや優良顧客の行動パターンを抽出し、「次にどんな施策を打つべきか」をレコメンド機能で提示することも可能です。こうした自動提案があることで、専門的な知識がなくても、経営者や担当者がデータに基づいた効果的な意思決定を行えるようサポートします。
操作性にも重点を置いており、高度な統計知識がなくても使いこなせる操作画面（UI）を採用しています。
ChatGPTなどの自然言語処理技術とも連携し、文章ベースの指示で「直近3か月の広告費と売上の関連性を分析する」などの操作が可能です。さらに、クラウド上で安全にデータを保管する仕組みによって、リアルタイムかつ正確な数字をいつでも取得できる点が大きな利点となります。
この「VBI」は、膨大なデータを「読みやすく・使いやすく」整理しつつ、AIが最適な提案まで行うところに最大の特徴があります。地方の中小企業でも、大企業同等のマーケティング手法を取り入れ、ビジネスの成長を強力に後押しできるようにすることが私たちの目標です。

「VBI」を中心に、まずは中小企業向けのマーケティング支援を集中的に展開し、短期間で導入効果を実感していただくことを優先します。たとえばWeb広告やSNS運用、SEO対策など、オンライン集客に注力している企業を初期ターゲットとし、BIツールによるデータ可視化とAIによる自動分析・改善提案をワンストップで提供します。導入初期には、ツール操作のレクチャーから広告に使う画像・動画・文章などの制作物の最適化まで手厚い初期支援を行い、「最小限のリソースで売上や問い合わせ数が伸ばせる」という事例を積み重ねる計画です。次のステップとして、業種別・規模別に最適化したテンプレートや分析モデルを順次提供していきます。たとえばEC事業者向けには購買データとの連携を強化し、在庫況やリピーター率などをリアルタイム表示できる機能を開発をすすめています。飲食業やサービス業に対しては、予約データや来店履歴との連携に加え、SNSキャンペーンの効果や季節変動を可視化できる仕組みも整えていきます。こうした業種特化型ソリューションを複数用意することで、多様な業態の企業が一貫性のある支援を受けられ、ビジネスの拡張性をより高められます。
また、将来的には海外展開も視野に入れ、英語版・中国語版など多言語対応を段階的に進め、各国の広告プラットフォームやSNSとのAPI接続を強化する計画です。さらに、広告代理店やコンサルティングファームへのホワイトラベル提供も視野に入れています。
パートナー企業のサービス基盤の一部として利用してもらうことで、事業成長を促進させるとともに、より多くの企業が客観的なデータに基づいた戦略を簡単に実践できるシステムの構築を目
指します。

投資の内訳・起業の際の必要物

以下開発メンバーやオペレーターメンバー含めた人件費・プロモーション費用を想定しております。
詳細は事業計画書に作成しており、面談後ご提出させていただく想定です。

現状お問い合わせ1件あたり5000円以下の広告費で獲得ができています。

【開発チーム（計4名）】
エンジニア（2名）: VBIツールの開発・運用、およびAI分析機能の構築を担当。
デザイナー（1名）: UI/UX設計を担い、操作性・直感性の向上に注力。
タスク管理者（1名）: 開発スケジュール・品質管理を担当し、リリース時期をコントロール。

【営業・オペレーションチーム】
営業担当（1名）: 代理店フリーランスやインフルエンサーとの協力体制を構築し、新規顧客獲得を推進。
オペレーションディレクター（2名）: 顧客オンボーディングや運用サポート全般を統括。
オペレーター（3名）: カスタマーサポート対応と導入後のフォローアップを担当。

【SNSチーム】
SNS運用責任者（1名）: SNSでの情報発信・広告運用・コミュニケーション戦略を統括。
補助スタッフ（1名）: コンテンツ制作のサポートや投稿スケジュール管理を担当。
また、外部パートナーとして、マーケティング専門のコンサルティングファームや広告代理店と連携し、相互の顧客基盤やノウハウを活用して市場拡大を図ります。具体的には、企業向けに共
同セミナーを開催するなど、地域連携の機会を増やすことで、幅広いユーザーに本ツールを提供していきます。

予想収益

詳細は事業計画書に作成しており、面談後ご提出させていただく想定です。

定期利用料（サブスクリプション）
自社開発した「VBI」をクラウド型SaaSとして提供することで得られる定期利用料です。ユーザー
企業は月額・年額いずれかの契約形態を選択し、必要に応じて上位プランへ拡張可能な仕組みを
整えています。導入時のハードルを低くする一方、安定したキャッシュフローを確保できる点が
特徴です。

コンサルティング料（導入支援・運用サポート）
VBIを最大限に活用してもらうため、導入初期の要件定義やデータ統合、分析レポートの設計から
、運用・改善提案に至るまで一貫したコンサルティングサービスを提供しています。業種特化型
テンプレートの設定やデータ分析ノウハウの共有なども含め、企業の規模や課題に合わせて柔軟にサポートすることで、コンサルティング料として収益を得ています。これにより、IT人材が少
ない企業でも早期に成果を実感でき、ツールの継続利用率向上にもつながります。

クリエイティブ制作料（HP・LP制作・記事作成・デザインなど）
Webマーケティング施策を効果的に実行するには、見やすく訴求力のあるクリエイティブが欠かせ
ません。そこで当社では、HPやLP（ランディングページ）の制作、記事コンテンツのライティン
グ、Webデザイン、DTPデザインなど、マーケティング全体を支える制作サービスも提供していま
す。BIツールで抽出したインサイトをもとに最適なクリエイティブを提案することで、単なるツ
ール導入にとどまらず、包括的なマーケティング支援が可能となり、安定的な収益を確保することができます。

将来的には、当社のVBIをホワイトラベルとして提供する計画があります。これは、広告代理店や
コンサルティング会社などが自社ブランドとしてツールを販売できる仕組みです。これにより、大がかりな営業活動に頼ることなく、ライセンス料や導入手数料を得ることができ、市場をより
広範囲に拡大しやすくなります。こうした複数の収益モデルを組み合わせることで、国内外の中小企業やスタートアップへの導入をさらに促進し、安定的で持続的な成長を目指していきます。

投資家への還元方法

こちらもご相談させていただければと存じます。

メッセージを送る

メッセージを送るにはログインする必要があります。