「俯瞰の眼を持ってトライ&エラーを繰り返せること」が長所です。情報を不特定の方に発信する出版社の仕事をしていて、ときには辛辣なコメントをいただいたりすることもあります。また、SNS(特にInstagram)が大きな存在感を持って台頭してきました。
それでも紙なら売り部数を伸ばさないと行けない、WEBならアクセス数を伸ばさないと行ったなか、まずはそれらに向き合うようにしています。読者が買ってくれなければ自分たちの食いぶちがなくなることももちろんですが、もっと多くの人に読んでもらいたいと納得するまで作っているプライドもあります。
その納得するまで作ったものに対するコメントは貴重なもの他なりません。読者のコメントと編集長が求めるもののギリギリのラインはどこかを見極め誌面作りに励むと一気に読者の反応は良くなりました。その過程では「こうすればいいんじゃね?」という確信めいた思惑がありました。
Instagramの台頭についても同じです。なかなかフォロワー数が伸びずに悩んでいましたが、meta社が行うセミナーを何度も視聴しInstagramの仕組みを勉強してから発信しては媒体の読者をみて修正しトライ&エラーを繰り返し、驚異的なスピードでフォロワーを伸ばし、背中も見えていなかったフォロワー数男性ファッション部門1位を獲得しました。
その時も「こうすればいいんじゃね?」という確信めいた自信のもとそれを実現させるためのロジックを勉強していきました。
最後に自分はとにかく負けず嫌いなことと粘り強さには自信があります。これから新しい媒体を自分の手で作っていくときにもこの武器を携え、最後まで諦めず立ち向かって行こうと思います。
⬛︎概要
ファッション雑誌に携わる方々とともにインフルエンサーを起用したエロに頼らないファッションテイストのある写真集を作っていきたいと考えています。
⬛︎考えた経緯
7年ほど出版社で仕事をし、WEBも紙もやってまいりましたが、どこの雑誌も坂道系の女性を表紙に起用したり、ユニクロの洋服を全面に出したり、と思いきや昨今のキャンプブームに乗ったザ・ノース・フェイスやパタゴニアなどの洋服を紹介したり(もちろん全ての雑誌がそうではなく自身の世界観を強く持っている雑誌もありますが)。
お金持ってるか、ユニクロ、アウトドアブランドとどれだけ仲が良いかで決まってくる世界で、SNSの後追いは否めず、どこも似たような誌面作りで、雑誌が流行を作っていたのは遠い昔なのだなと悲しくも感じている次第です。
⬛︎取次について
加えて昨今の取次問題。取次さんに出版社はお金を払うが、書店の数がどんどんなくなり流通しないと言った問題があります。
⬛︎改めてやりたいこと
そこで自分が上記2つのことを叶えられる冒頭にも述べたインフルエンサーをモデルに起用した写真集です。さきほど自身の世界観を持っている雑誌はまだあると述べましたが今回のチームはそうした雑誌を手掛けているメンバーで臨みます。そうしてアパレル選びから写真の撮り方などモデルによりけりですが世界観をきっちりとぶつけていく写真集を作っていきます。
⬛︎販路
また「新たな販売経路で」と述べましたが、簡単にはベイスとイベントで売っていく所存です。インフルエンサーのモデルさんのアカウントでベイスのリンク付き投稿をしていただくことと、イベントを開催し、1冊買う人、2冊買う人などで特典を変え、ファンの方にwin-winの関係を築ければと思います。
書店に行っても面で並べてもらえる雑誌とは違い、漫画コーナーと趣味コーナーの間にありがちな写真集を、もっと届く人に届けて効率よくマネタイズしていきたいと考えています。
また、売り上げを伸ばしているセレクト系書店(1番大きなところで言えば東京・代官山蔦屋店)にも置かせてもらえるか交渉中です。
⬛︎ターゲット
ターゲットは20代後半です。価格設定は2000円ほどの予定です。
⬛︎モデルについて
そしてインフルエンサーのモデルさんですが、ターゲットを女性にすることも加味してエロはなしのモデル体型の方に絞ります。世界観を作るというところでエロがあると作りづらくなると考えたためでもあります。
⬛︎今後の展開
3ヶ月に1回のペースで本を出していきたいと考えています。
その過程で溜まっていった写真をインスタグラムをどんどんアップし、ひとつのレーベル化も目指していく所存です。
レーベル化していくにつれおそらく自分自身のモデルのタイプみたいなものが出てくると思いますが、そこは恥ずかしがらずレーベルの色として形作れればいいかなと思います。
モデル事務所ともツテがあり、まずはそこからどんどん作っていきたいと思います。
⬛︎最後に
最後になりますが、雑誌は世界観を持ってして読者に対してメッセージを発するものだと考えています。それが憧れとなり、一つでも読者の行動に変化を加えられたら幸いです。自分にとって憧れはそれがアルファベット26字もわからない高校3年生の夏から勉強を始め、有名大学へ現役合格できた原動力となりました。
そんな憧れを与えられる本を作っていき、出版界に恩返しがしたいです。
カメラマン200,000円
デザイナー150,000円
スタイリスト150,000円
印刷費700,000
モデル400,000
イベント会場費200,000円
当日レンタカー代や弁当代100,000円
起業時240,000円
(仮)Instagramフォロワー17万人
投稿リーチ数(投稿を見た人)×20=34000人
そのうち10人に1人が買う計算
3400人×2000円(販売価格)
= 6,800,000円(995部で黒字)
売上3%お支払い
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