日本の市場でニーズがあるにも関わらずほとんど無い外反母趾専用のレディースシューズを生産して全国展開したいです。＜起業家：クレちゃんさんの投資募集＞

自己PR

全国有数の靴の生産地である神戸市、長田区で親子三代に渡り靴産業に携わってきた靴作りの家系の三代目です。

父の経営する裁断加工所での仕事から始まり、靴問屋の検品や出荷業務、紳士靴メーカーでの製造、婦人靴メーカーでの製造と企画業務に携わり、その後独立。

独立後は婦人靴メーカーを個人事業主として行い企画、営業、生産管理を一人で行うものの市場への婦人靴が供給過多であり新規参入は価格や納期面で大手に太刀打ちが出来ないと判断しメーカー業務を一旦停止し、以前から相談を受けていた外反母趾や足の幅が合わないといった足トラブルが原因で満足な靴選びが困難な女性に向けたハイヒールを中心としたオーダーメイドの婦人靴製作の工房として再起します。

そんな中、一人でオーダーメイド事業のみで３年間業務を行ってきた上でオーダーメイド事業一本での会社拡大に限界を感じるが、その一方で百貨店催事を重ねていった際に来店されたお客様から高額なオーダーメイドの靴では欲しいという思いはあっても生活費から捻出出来る靴代金としては購入が難しいという声をいただく事も増えたことで、セミオーダーシューズの半額にあたる一般的な靴の既製品価格で購入出来る婦人靴の専門メーカーになろうと決意し、その第一弾として最も要望の多かった外反母趾専用の婦人靴を手がける決意をしました。

事業計画・事業内容

当社はオーダーメイド専門の婦人靴工房として神戸市で工房を営んできました。
当社には毎月様々な理由で靴選びにお困りの女性がお越しくださっておりまして、その中でも７割以上が外反母趾が原因でお店で足に合う靴を満足に購入出来ないという方がお見えになります。

外反母趾という疾患は女性に多くみられる近年増加している足の疾患であり、親指の付け根（母趾球）が横に飛び出してくる症状を起こす疾患です。
理由としては医学会やフットケア協会でもまだ真の理由という物が見つかっておらず、これが理由であろうと挙げられているものは、
・遺伝による靭帯や筋肉の性質が理由で足が内転（内側に捻れること）することで起こる。
・足に合わないヒールの高い靴を無理矢理履き続けた結果起こる。
・立つ姿勢や歩行が正しくないために指先が靴のつま先に詰まって起こる。
こういった様々な理由が挙げられておりますが、当社で各界の先生方のお話をまとめたところ、恐らく複数の原因が重なり外反母趾を発症すると考えております。
http://minds4.jcqhc.or.jp/minds/hallux_valgus/hallux_valgus.pdf
近年の日本靴医学会の発表にも、靴を履く成人の３３％が外反母趾を認めているという文献もあります。
http://www.kutsuigaku.com/journal/paper/Z21.pdf

これにより例えば通常は２３ｃｍが最適な靴のサイズの方でも足の横の周囲（ウィズ）が外反母趾の悪化に伴いきつく感じたり痛みを伴うケースが多く見られ、足に合わせたウィズを選ぼうとすると２３．５ｃｍや２４ｃｍという実際の足よりも大きなサイズや幅の広い靴を店頭で勧められるケースが多いようですが、これがより歩行を困難にする原因になっています。

ではなぜ市場には外反母趾の足に最適な靴がここまで少ないのかを靴業界に１０年以上携わって参り、様々な業種を経験した私が推測するには大きな理由としては「店舗で販売するには外反母趾専用の靴では疾患を持たない顧客には足に合わず販売が難しいため、健常な足の顧客にも販売していくために外反母趾でも痛くない幅の広い靴を勧める、もしくは伸縮性の素材の物を外反母趾の部位も伸びて馴染むという触れ込みで販売している」というケースが見られ、実際それを謳い文句に掲げている店舗も多数見られます。
その一方で一部外反母趾専用の靴を販売している店舗もありますがその存在を知っている女性はとても少なく、店舗としてもSEO対策やSNSマーケッティングといった近年主流になっているウェブマーケッティングにさほど力を入れられていない事が原因なのでとても残念に感じています。


しかし幅の広い靴は全体に幅が広いために指先や踵も広いため外反母趾は痛まないものの足が靴の中で安定しにくく、伸縮性の素材は伸びはするものの縮む効果もあるため外反母趾を押し込もうとするため軽度の外反母趾の方はそうでなくとも重度の患者の場合は多く伸びていく分それだけ素材が伸縮しようとするため母趾球に痛みを伴うこともあります。

当社にはそういった靴を店頭で勧められたものの自分に合わず、安心して履ける靴が無いという理由でお越しくださるお客様が多く、実際にこれまで外反母趾の足に合わせて作成したパンプスで履きたかったヒールの靴をとてもストレスを感じずに履けたという声を多くいただいてきた実績がございます。

しかし当社のセミオーダーシューズはレディースで３～３．５万円という価格帯のため全ての外反母趾で悩める女性が手軽に購入出来るという訳ではなく、実際に購入された方も本来であればシーンや服装によってデザインや色を変えて履きたいもののなかなか２足、３足と頻繁に購入が出来ず、当社もオーダーメイドになると年に数回の受注会を都市部を中心に行うことしか出来ないため外反母趾の女性へのアプローチが満足に実施出来ていないという現状もございます。

そこで今回外反母趾の足に合わせたデザインのレディースシューズは８ｃｍヒール、３ｃｍヒールの２種類を本革２色、合皮５色の計７色から選べるところから生産を行い、今後は外反母趾の女性のためだけに作るシューズブランドとして当社の店舗名でもある「Premiere(プルミエ)」の名をブランド名として展開し、様々なデザインやカラーを追加していきたいと考えています。

前出の通り成人女性の３分の１、且つヒールの靴を履きたいが外反母趾が理由で満足に履けない女性は少なくとも５００万人はいると統計が取れます。
その５００万人の中には足が非常に細い、もしくは非常に幅広い上に外反母趾であるという現在生産を行いたいと考えている一般的な足の幅に合わせた型では補えない足の女性も幾らかはいられますが、そういった足の女性にも合う外反母趾専用デザインを理学療法士でありオーダーメイドインソール成型をされているＳＨＵＴＴＯ合同会社の監修の基に作成する外反母趾に最適なインソール構造を取り入れたデザインを今後も多数展開をしていきます。
この５００万人以上の市場に向けてピンポイントでのアプローチを行う大きな企画に賛同いただける投資家の方がおられましたら今後法人化を行うにあたり会社の役員としてのお席もご用意させていただきたく思っておりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

投資の内訳・起業の際の必要物

〇法人化を行う手続き費用・・・３０万円
〇生産に伴う資材代金・・・８０万円
〇生産に伴う下請け業者の加工代金・・・８０万円
〇通販サイト開設費・・・１０万円
〇当面の会社運営費・・・２００万円（会社維持費、出張経費）

予想収益

初年度売上予測・・・１０００万円／内純利益＝２００万円
次年度売上予測・・・３０００万円／内純利益＝４５０万円（この規模では従業員雇用が必須となり人件費が発生するため利益率は下がります）
次々年度売上予測・・・７０００万円／内純利益＝１０００万円
４年目売上予測・・・１００００万円／内純利益＝１４５０万円

＊当社事業は上質な資材と加工にこだわっておりますので資材代金、加工代金が多く発生するため利益率は１足につき４７％という算出になりますが、これは神戸市長田区の靴産業の利益率としては一般的に１５％～２５％という薄利な靴を大量に卸さなければならなく、且つ近年の靴市場での需要と供給のバランスが供給過多により飽和状態にある中で年間数万足の卸しを成立させないと成り立たない中で当社では「外反母趾専用のヒール靴」という外反母趾の女性の履きたいを叶えられる靴として市場にニーズがあるものの展開が非常に稀な物を販売していくため値段設定や利益率は高く設定出来るというメリットがあります。

投資家への還元方法

初年度、次年度までは月の売り上げの５％、次々年度以降は３％を還元致します。

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