最短1日で出願ができる商標登録サービスCotoboxの費用削減率約50%を実現した仕組みと企業に支持される活用方法を解説 Cotobox株式会社 代表取締役CEO五味和泰様
公開日:2019/5/30 | 最終更新日:2019/6/9

Cotobox株式会社の代表取締役CEO五味和泰様に、商標登録サービス「Cotobox(コトボックス)」と「商標登録」の重要性について伺いました。
企業のブランディングを守るためにも、商標登録は非常に重要な役割を持ちます。しかし、専門家に依頼するにはそれなりの気構えや高額な費用が発生する為、活用する企業やケースが限られていました。
その様な課題感に対し、Cotoboxは無料で商標登録確認が行える機能を提供。必要であれば、オンラインで専門家である弁理士に商標出願を依頼する事ができる利便性の高いサービスの提供を行っています。
最短1日で商標申請が可能なCotoboxについて、自身も弁理士の資格を持つCEO五味様に解説していただきました。
Cotoboxのサービス概要をお聞かせください。
人気のオンライン商標登録サービス|Cotobox(コトボックス)
Cotoboxは、商標登録手続きに関する知識がない方でも簡単に商標登録が行えるサービスです。
商標登録を行う際は、まず考案したネーミングがすでに登録されていないかを確認する必要があります。調査は、大企業であれば法務部や知財部、中小企業や個人事業主の方であれば専門家に依頼するのが通常です。一方でCotoboxでは、トップページにある検索ボックスにネーミングを入力し、登録したいカテゴリーを選択するだけで、すぐにそのネーミングが同カテゴリーで登録されたものであるかどうかを調べる事ができます。

登録されていないネーミングであれば、そのまま商標登録の依頼に進むことができます。依頼は、登録出願に必要な項目をフォームに従って入力して申し込みをするだけです。あとは、提携の弁理士が特許庁に出願書類を提出します。専門的な書類の作成や、弁理士との煩雑なやりとりを必要としないため、まったく知識を持たない人でも最短1日で依頼から特許庁への出願が行えるという仕組みです。
現在、登録アカウント数は約3000、そのうち1000人の方から実際にご依頼いただいています。
Cotoboxを考案された背景として、従来の商標登録方法にどのような課題を感じていたのでしょうか。

まず感じていたのはコスト面です。私は弁理士の資格を持っており、企業の代理として、特許庁に対して特許や商標の手続きを行う仕事をしていました。
その際に感じていたのは、専門家に依頼をすると費用が高いということ。特に中小企業や個人事業主の方は、せっかく相談に来ていただいても、10万~20万という見積もりに驚き、諦めてしまうことも多くありました。こちらとしても手伝いたい気持ちはあるのに、勝手に見積もり金額を下げることもできず、歯がゆさを感じていました。
そんな中、わたしは5年程前にロサンゼルスのロースクールに留学する機会がありました。ちょうどその時に、ロサンゼルスでテクノロジーを使って法律業界の効率化を図るリーガルテックサービスがたくさんリリースされ、これを使えば私が感じていた課題は解決されるのではないかと強く思ったんです。そして日本に帰り、考案・開発したのが、Cotoboxの原型です。
商標登録は、ビジネスやブランドにおいてとても重要な権利と言えますが、活用できていない人はたくさんいます。テクノロジーを使って、手続きの煩雑さや専門家に依頼する敷居の高さをなくし、商標登録をもっと気軽に使っていただける制度にしたいというのが私の思いです。
商標登録はビジネスにおいてなぜ重要なのでしょうか。
会社やブランド、商品やサービスのネーミングをオリジナルのものとして独占するためには、それが権利として保護されていなければなりません。それが、商標権です。
商標権を持っていなければ、誰かが同じネーミングを使ってビジネスを始めても、それについて何も言うことができません。しかも先に商標権を取得されてしまえば、たとえそのネーミングを使い始めたタイミングが早かったとしても、変更しなければならなくなってしまいます。
商標を登録すれば必ずブランディングが成功するというわけではありませんが、早くから登録しておくことで、そのネーミングがブランドとして確立していくと同時にブランド固有の資産となっていきます。先行投資にはなってしまいますが、日本で事業を大きくしていきたいと考えるのなら、商標はのちに重要な意味を持つでしょう。
Cotoboxには、どのような機能があるのでしょうか。

おすすめの機能は、商標の検索機能です。
会員登録も不要で、トップページにある検索ボックスに「会社名」や「サービス名」などを気軽に入力して検索する事ができます。

また、従来であれば、商標登録を行う際の提出書類は専門家が手作業で作成していましたが、Cotoboxではフォームに従って必要事項を入力していくことで、特許庁に提出する書類がほぼ完成するようになっています。登録準備に伴う事務作業を効率化することで大きくコストを削減し、業界最安水準を実現しています。
ネーミングを登録したいサービスがどの区分に当てはまるか分からない。といった様な不明点は、Cotobox上のメッセージ機能で弁理士に問い合わせていただけるようにするなど、サポート体制も整えています。
Cotoboxにログインすれば、いつでも商標の登録履歴や出願状況を見ることもできます。弁理士への問い合わせ内容も履歴を簡単にさかのぼって見ることができるため、過去のメールや書類を探す手間がないことも、使い勝手の良さとして評価されています。
Cotoboxならではの魅力は何でしょうか。
コストの安さはもちろんですが、手軽さも大きな魅力だと思います。
専門家に依頼しようと思ってもなかなか気軽に相談しにくいもの。しかしCotoboxはオンラインで気軽にアクセスして商標を検索することができ、依頼をすれば自然と弁理士につながります。商標登録までの心理的なハードルが低いことが、オンラインサービスであるCotoboxのいいところなのではないでしょうか。
また、オンラインだからこそ、思い立ったらいつでも利用することができます。特に、日中は本業で忙しい起業家の方は、夜中や休日に利用されることが多いですね。
Cotoboxの料金体系をお聞かせください。
無料の範囲内でできることは先述した「商標の検索」です。会員登録を行っていただくと、検索結果を保存することもできます。
有料プランは「エコノミー」と「プレミアム」の2つ。
エコノミーの料金は印紙代やサービス料をすべて含め、1区分の登録であれば48,400円、2区分の登録であれば93,400円と、権利範囲を多くとるほど特許庁への支払い金額が増えると同時に、サービス料も増えていく形式にしています。
プレミアムは弁理士のサポートが手厚く受けられる一方、特許事務所に直接相談する場合と料金が変わらないため、「エコノミー」の利用を推奨しています。
費用の発生は、「登録を依頼する時」と「特許庁から許可を得て商標を登録する時」の2回で、合わせて上記の金額となっています。
▼詳しくはこちら
Cotobox(コトボックス)―費用
サービスの今後の展望をお聞かせください。

商標はネーミングやロゴだけでなく、キャラクターやパッケージなども含まれます。
現在は画像による登録商標の検索ができないため、画像検索にも対応できるように開発を進めています。

また、海外進出を考えている方からの相談も多くありますが、現在はシステムが対応しておらず、従来と同じように弁理士が対応しています。海外での商標登録はその国の弁護士とも連携する必要があるため、国内で出願するよりも高額な費用がかかることが課題です。将来的には、そういったところもテクノロジーの力で解決していきたいと考えています。
最後に、起業家の方にメッセージをお願いします。
考案したネーミングの事前調査をせずに使用してしまうと、知らないうちに相手の権利を侵害していたり、トラブルに見舞われたりすることがあります。ネーミングには何かしらの思いが込められていると思いますので、あとから変更せざるを得ないという事態にならないためにも、早い段階でCotoboxを使って調査し、出願依頼をしていただけたらと思います。
cotobox株式会社 企業・事業紹介

ロサンゼルスでの留学から帰国した五味様が、オンライン商標登録サービス「Cotobox」を提供するため、2016年2月に立ち上げました。「人と知財を結ぶ。」をミッションに掲げ、あらゆるビジネスを展開する方に知的財産の制度を使っていただけるようなサービスの提供を目指しています。
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