契約マネジメントシステム「Holmes」は、弁護士キャリアをもつ起業家の「世の中から紛争裁判をなくす」という志から生まれた最適な契約を実現させるサービス 株式会社Holmes 代表取締役 笹原健太様

公開日:2019/5/17  |  最終更新日:2019/5/20


「紙や電子を問わない様々な契約書管理が効率化できた」 「複雑な社内の契約フローの再設計で契約成立までの期間が大幅に短縮された」など、大手企業を中心としたユーザーから高い評価を受けている契約マネジメントシステム「Holmes(ホームズ)」。これまで契約書の作成・承認・締結・管理がワンストップで行えるサービスとして展開されていたHolmesから、2019年6月より、「これまでの契約認識を変える新しいソリューションの提供開始をする」との発表がありました

新生Holmesは、従来のHolmesのサービス内容を引き継いだ「Holmes Contract Cloud(ホームズ コントラクト クラウド)」と、新ソリューションとなる「Holmes Project Cloud(ホームズ プロジェクト クラウド)」の2軸で構成されます。
この新ソリューションは、企業の一つのプロジェクト(事業)の流れに沿って、フェーズ設計やタスクマネジメントができると同時に、随所で発生する契約をプロジェクトに紐づけて管理することで、事業推進のために最適な契約オペレーションを構築することができるサービスとなっているとのこと。

では、よりレベルアップしたHolmesは、具体的にどのようなことが実現できるのでしょうか。Holmesを提供する株式会社Holmes 代表取締役 笹原健太様に詳しいお話を伺いました。

Holmesのサービスの概要と、従来と新しいソリューションの違いについてお聞かせください。

Holmesは、企業にとって最適な契約を実現するクラウドサービスです。特徴は、「Holmes Contract Cloud」と「Holmes Project Cloud」の大きく2つのソリューションから成り立っている所です。


従来のソリューションである「Holmes Contract Cloud」は、今までのHolmesの機能である「契約書の作成、承認、締結、管理」までをワンストップで行えるデジタルワークスペースです。テンプレートによる契約書の作成、承認状況の可視化、メールやURLを通した契約締結、契約書とそれに関連する情報の一元管理などが可能です。

この機能だけでは、単に紙で行っていた契約を電子化したサービスだと思われるかもしれませんが、Holmesは一般に言われる「電子契約サービス」とは大いに異なります。

企業が売上を上げるためには、資源である「ヒト・モノ・カネ」を仕入れ、製造・販売するなどの事業活動が必要ですが、これらにはすべて「契約」が伴います。契約には、法務はもちろん、売買契約では営業部や調達部が、労働契約では人事部が携わり、経理部も帳簿をつける際に契約書を必要とするなど、すべての部署や人が関係しています。

そこで、社内で常に行われている契約に関わるやりとりの「基盤」となるような機能を、事業の流れにあわせて提供しようと誕生したのが、新ソリューションである「Holmes Project Cloud」です

Holmes Project Cloudは、個々の事業やプロジェクトに紐づける形で契約情報が管理できるようになっており、プロジェクト進行に並行してプロジェクトの進捗やメンバーの動きを確認しながら、契約状況をもれなく把握することができます。つまりHolmesは、プロジェクトマネジメントと、プロジェクトに付随して発生する契約を一元管理できるソリューションです。

なお、Holmes Project Cloud は、従来のソリューション(Holmes Contract Cloud)の機能を包含する形で、2019年6月に正式リリースする予定です。

Holmesの詳しい資料の閲覧やお問い合わせは、以下の特設サイトから可能です。
▼事業に必要な様々な契約をプロジェクト単位で設計し最適化する契約マネジメントシステム
「Holmes Project Cloud」特設サイト

Holmes Project Cloudの追加で、他社の契約書関連サービスとより大きく差別化されたと言えそうですね。なぜこのようなサービスをつくろうと思ったのでしょうか。

株式会社Holmesは、「世の中から紛争裁判をなくす」ことをミッションに掲げています。私は以前、弁護士として働いていたのですが、実際に多くの紛争裁判に関わってきた中で、契約書が紛争裁判の原因や争点になることが多くありました。それは大企業も例外ではなく、契約がもっとしっかりしていればそもそも紛争裁判は起こらなかった。起こってもこんなに長期化しなかったのに…と思うことばかりでした。

契約を行うと双方に権利義務が発生します。例えば、マンションの賃貸借契約を結んだ場合、貸主には借主を住まわせる義務が発生し、借主には賃料を払う義務が発生します。裏を返せば、借主には住む権利が発生し、貸主には賃料をもらう権利が発生するということです。このように、契約はすべて権利義務を発生させます。

裁判のほぼすべては、「権利の実現」と「義務の履行」がしっかり実行されないことから起こります。ということは、この権利義務が自然と実行されるような状態、つまり企業の契約が最適に行われる状態をつくり出せれば、自然と紛争裁判はなくなっていくはずだと考えたのです。

契約を最適に行うための具体的な機能としては、どのようなものがありますか。

もっとも有用なのは、Holmes Project Cloudそのものです。プロジェクトには契約書だけでなくそのほかのさまざまな関連書類を紐づけできますし、Holmes Project Cloud上でプロジェクトのタスク管理もメンバーとのコミュニケーションも行うことができます
Holmes Project Cloudは、契約というものを「契約書」という点で捉えていた従来サービスの視点を越え、契約を「事業」という線で捉えることで、必要な契約を最適化しています。

例えば、先述した”賃貸借契約”を、不動産事業の流れにあわせて体系化すると、以下様なイメージになります。また、Holmes Contract Cloudの機能の中の「プレミアムマイテンプレート」が好評です。この機能はオプションですが、普段使っている自社の契約書をテンプレートとして登録し、契約の相手先によって変更すべき項目や、相手に記入してほしい項目に入力フォームを設け、フォームに従って穴埋め形式で入力していくだけで契約書がつくれる機能です。必須入力などの条件を設けることもできるため、契約書が長くなればなるほど多くなる抜け漏れを防ぐことができます。

クラウド上で行われたアクティビティをすべて記録しているので、誰がどの契約書を承認したのか、あるいは修正したのかといった通知はすべて届きますし、削除された、変更されたといったこともすべて分かるようになっています。

Holmesはどのような課題をお持ちの方に利用してほしいですか。

契約が発生しない企業はないため、すべての企業にご利用いただけると考えています。実績としては、三菱地所株式会社様・株式会社モンテローザ様などの大企業から、初期スタートアップ企業、個人事業主の方まで、200社以上の企業にご導入いただいています。

例えば、部署が多いために契約の締結に時間がかかったり、過去の契約書が整理できていなかったりといった、「契約による痛み」を多く抱えるのは大企業です。ただ、スタートアップ企業も、事業が成長すればするほど契約の数は増えていきます。事業が大きくなり、契約に大きな手間と時間がかかっていたとしても、それまで継続してきたオペレーションからHolmesにスイッチするのは大変です。

また、スタートアップ企業はほとんどの場合、資金調達をされると思いますが、その際にデューデリジェンスと呼ばれる調査が行われます。僕自身も資金調達を経験しましたが、書類の提出を求められるたびに探すのがとても大変でした。さらに、外部株主が入れば、株主総会や取締役会の手続きもしっかりとやらなければならなくなります。そういったときに書類が一つにまとまって取り出しやすくなっていると、手間が非常に軽減されます。

Holmesはインフラとしての契約マネジメントシステムを提供しているため、初期の段階から導入していただくことが理想だと考えています

Holmesのおすすめの利用法はありますか。

シード期においては、あまり深いことを考えずにHolmes上で契約書の作成や締結のやりとりをすればいいと思います。そうすればHolmesに契約の情報が蓄積されていくため、後から必要になったときにも困ることはありません。

組織が数十人規模に成長すれば、契約の専門部署や総務、法務などによる承認作業が必要になります。その際にオペレーションが構築されていなければ、承認作業は一気に滞り始めます。それをとにかくマンパワーで解決しようと、手の空いている人が見るなど行き当たりばったり行うばかりでは、ノウハウや情報も溜まりません。そういった場合には、Holmesで最適な契約オペレーションを構築してほしいと思います。

Holmesの導入フローをお聞かせください。

まずは、「Holmes Project Cloud」特設サイトの「お問い合わせ」から、必要情報の入力を行って送信して下さい。
その後、電話などで要件ヒアリングを行ったのち、セールスが対面で詳しくヒアリングをします。その会社のビジネスモデルに合わせ、どのような契約の基盤を設計していくのかを考えてご提案します。お問い合わせから利用開始までの期間は、平均1カ月ほどです。

契約後もカスタマーサクセス部門が、導入や運用フォローはもちろん、契約時にご提案した契約基盤の設計図の実現に向けてしっかりとサポートします。

Holmesの詳しい資料の閲覧やお問い合わせは、以下の特設サイトから可能です。
▼事業に必要な様々な契約をプロジェクト単位で設計し最適化する契約マネジメントシステム
「Holmes Project Cloud」特設サイト

Holmesの料金体系を教えてください。

Holmes Contract Cloudのみは、月額31,080円(税抜)からご利用いただけます(1アカウントにつき月額5,180円×6アカウント)。
Holmes Contract CloudとHolmes Project Cloudを合わせてご利用いただく場合は、月額49,080円(税抜)からご利用いただけます(1アカウントにつき月額8,180円×6アカウント)。
いずれも、従業員数10名以下の会社の場合で、11名以上になる場合は別途お見積もりとなります。

無料トライアルもご利用いただけます。その場合は、無料トライアルの問い合わせフォームからご連絡いただければ、セールスがどのような利用用途をお考えなのかをヒアリングさせていただきます。Holmesの機能は広範囲にわたるため、導入先の会社が実現したい目標にあわせ、柔軟に機能を組み合わせて提供しています。

サービスの今後の展望をお聞かせください。

今後もさらにサービスを磨き上げていきたいと考えています。

例えば、契約に関して社内で事業部が法務部に問い合わせたり、法務部が弁護士に問い合わせたりすることがあると思うのですが、その場で回答するだけではナレッジが蓄積されていきません。そこで、社内にナレッジを蓄積し、すぐに閲覧できるツールをサービス化していきたいと考えています。

最後に、起業家へメッセージをお願いします。

特に起業当初は契約書になんて興味はないと思いますし、サービスをヒットさせる、資金調達をするなどの方が頭のほとんどを占めているのではないでしょうか。ぜひそこに集中していただくためにも、契約面ではHolmesを活用していただければと思います。


■株式会社Holmes 企業・事業内容紹介


2017年に株式会社リグシーとして設立され、同年8月に現在の「Holmes Contract Cloud」の前身となる契約書の作成・承認・締結・管理を最適化するサービス「Holmes」をローンチ。2018年11月に「株式会社Holmes」に社名変更。「世の中から紛争裁判をなくす」をミッションに、契約の最適化で企業の健やかな成長をリードし、権利の実現と義務の履行が自然となされる社会の実現を目指しています。

コーポレートサイト 電子契約・契約書管理サービスのHolmes

Holmesの詳しい資料の閲覧やお問い合わせは、以下の特設サイトから可能です。
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