コロナ禍で事業縮小した離島の蒲鉾屋を事業承継しました。コロナ融資を限度額まで借入ており資金調達の見込みがなく、事業拡大の見通しが立てません。そんな中資金調達として出資形式を選択しました。
株式を20%増資し、助成金の自己資金とします。
よろしくお願いいたします!
### 事業計画書 - 塚元蒲鉾店舗事業再構築プラン
0.背景
弊社は創業60年に渡る練製品及び惣菜製造業の島内市場でのパイオニアです。中食市場の動向を早期に捉えて40年前にスーパーにテナントを出店し安定して35年間運営することで強固としたブランドイメージを確立しました。コロナ禍によりテナント事業を撤退しましたが(飲食店のような協力金が得られずコロナ禍でのテナント事業継続断念)、アフターコロナにおいては平時の売上が見込めるとともに直営店による経費削減による安定した経営基盤を手に入れることで、次世代の外的環境リスクにも強い財務基盤のもと経営を行っていく。具体的には一年分の売上高を運転資金として保有する企業へと成長する。
**1. 事業概要**
- **ビジネス名**: 塚元蒲鉾直営店事業再構築プラン
- **事業内容**: 練製品と惣菜の同時販売。長年のテナント運営経験と商品開発力を活用。惣菜と練製品という新たな食文化の提案。
- **立地**: 島内主要商業エリア内、アクセスしやすい立地。スーパー、パン屋、雑貨屋、100円ショップ、コインランドリー、魚屋が隣接する巨大駐車場の空き店舗に立地を検討
**2. 市場分析**
- **市場トレンド**: 孤食化の進展に対応した商品開発。高タンパクトレンドに基づいた栄養面での価値提案。
- **競合分析**: 唯一の競合は練製品のみを提供。当店は惣菜部門も持ち差別化。惣菜の競合はセントラルキッチンを持ったスーパーの惣菜が2店舗、製造部門を内接した惣菜を持つスーパーが1店舗。どれもスーパー内接型であり、直営店に引き入れる差別化ポイントとして、独自商品ラインナップを提案することで解消。また、地域の小規模経営者とのコラボレーションによる多角化的なラインナップ(皮まで食べられるバナナやアイスクリームなどの提供によるシナジー効果)
**3. 運営戦略**
- **営業時間**: 11時〜20時(10時から出勤しミーティングや製造を行う、21時までに清掃とミーティング、現金残高集計を終えて仕事納め)
直営店は従業員3人体制、常時2名確保という安定的なシフト運営
休業日:1月1〜5日(ブランド化と保守点検のため)
- **プロモーション**: 直営店舗による独自プロモーションの実施。CRMソフトウェア導入による顧客満足度向上、定期的なお手紙の送付や年賀状の送付(今までテナント運営のため行うこと中々ができなかった)
- **人材活用**: 高賃金(雇用市場の1.1倍)での雇用と労働条件のウェルビーイングへの配慮。マニュアル化による従業員の教育制度の導入による生産性の向上、顧客エンゲージメントの向上、具体的な教科書の導入によるスキルアップによる賃金上昇インセンティブ(食品衛生、ビジネス文書、顧客対応、在庫管理、発注管理、製造計画立案)
**4. 財務計画**
- **初期投資**: 1200万円、補助金活用。補助率75%
- **収益モデル**: 定期的な収入とコスト意識の高い経営に基づく財務基盤。役員報酬を増加せずに配当金による利益余剰金のコントロールすることによって利益の再投資をスムーズに行う。
- **リスク管理**: 消費者金融融資を利用した失敗から学んだその場凌ぎの資金調達ではなく、数ヶ月先を見通した運転資金の確保、コスト意識、及び年次の補助金を活用した効果的な運転資金の運用方法の重要性を学びました。再発防止として高金利ローンは申し込まずに、運転資金の範囲内での短期融資、当座貸付等を活用した柔軟な資金調達を行う。
**5. 成長戦略**
- **拡大予定**: 成功実績に基づく市内2店舗目の展開予定。他店舗経営ノウハウ蓄積に基づく島外進出。島外で認知されたら、島外日配市場へ進出するためのセントラルキッチンの建設によるコスト・労力集約化によるコスト削減による利益率の向上。価格は下げずにブランド力で勝負する。ポジショニング。そのため売上の2.5%は広告宣伝費に拠出する。
・卸売マージンが直営店のため直接利益となるビジネスモデルのため収益性が25%と非常に高い。
- **イノベーション**: 地元素材を使用した商品開発。直営店その場ですり身を練製品へ製造する新鮮な製造ライン。完全マニュアル方による職人の育成負担軽減(練製品製造部門は半年で職人の経験からマニュアル化に成功)
### SWOT分析
- **Strengths (強み)**: 35年のテナント運営経験、独自の商品開発、高いコスト意識、惣菜部門の有無。
- **Weaknesses (弱み)**: 直営店舗運営の新規性、市場の孤食化傾向への対応。
- **Opportunities (機会)**: 孤食市場への対応、地元素材を使用した商品開発、2店舗目の展開。
- **Threats (脅威)**: 競合の市場参入、市場ニーズの急激な変化、経済状況の不確実性。
・リスク管理
数年で成長が見込めない場合、市場ニーズに適合しない場合は早期撤退することで、資金流を抑えて既存事業、補助金、
運転資金に基づく返済を行う。
売上見込みは過去のテナント運営時代の最小値に0.75を乗じたもの。
### 結論
- **投資の魅力**: 実績と経験に基づく安定した成長ビジネスモデル、市場ニーズへの高い適応力、長年の経験に基づく市場理解、テナント運営ノウハウの再利用、地域社会への貢献
事業拡大に伴う補助金の自己資金の調達
テナント運営時代のシミュレーション結果から20%の収益
経常利益360万円
他店舗経営により事業規模拡大した場合1000万円の経常利益
経常利益の5%相当額の配当金の拠出
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