私自身のキャリアは、大手製造業での調味料や加工食品の国内外(中国駐在と北京留学経験あり)のマーケティング・商品開発・事業管理・営業を経て、輸出商社での農水産物の調達や国際貿易管理(米国駐在経験あり、駐在中に業務をしつつMBAを取得)、その後外資系企業等でSCM責任者(生産管理・品質管理含む)を経て、食品事業会社の海外部門を統括しつつ中小企業の経営コンサル業務も兼務し現在食品関連企業4社の経営アドバイザーを務めております。これを機に国内外の知見を活かし軸足は新事業会社に置き、長年構想していた事業に専念したいとか考えております。本件の対象である米国カリフォルニア州には商社時代に駐在経験があり、西海岸の飲食ビジネスの知見を有しております。
今回米国西海岸発祥のベーカリーブランドについて、日本進出し店舗展開を検討しております。
もともとは知人である創業オーナーは飲食店向けに当該商品を開発し、店舗や卸販売をして順調に売上を販売しておりましたが、コロナ禍で飲食業の営業自粛もあり、ghost kitchenベースのEC販売を強化しました。
味が好評であり、価格も値ごろ感があったため、EC販売でウーバーイーツで配送するビジネスが急拡大するとともに、評判を聞いたスーパー等でも取り扱いが拡大し、業績が急伸しました。
もともとオーナーとは、私が日本発のベーカリー商品の米国での店舗販売のため受託製造を依頼したことから懇意になりましたが、その関係をベースにオーナーも念願であった日本への店舗展開を私が日本側の窓口・責任者として、この事業進出をサポートすることになりました。
開業時期は1年以内、店舗は市場調査やターゲット層を鑑み、神奈川県内に1店舗目の直営店をオープンする計画です。
店舗は最終的な製品の焼き上げに特化し、原材料の生産は関東圏の食品加工工場にOEM生産を依頼する予定ですが、これは私の専門領域なので特に大きな問題はないと考えております。
店舗はまずは神奈川県内に直営でドミナント出店し、その後フランチャイズ化も検討し関東圏を中心にまずは3年で10店舗、5年で30店舗程の展開を目指そうと考えております。
当該企業の日本法人は合同会社として設立予定。まずは1店舗目の出店費用の確保をし、その後の2店目以降の出店費用を調達したいと考えておいます。また米国と同様将来的にはGhost kitchenの設備も備えたいと考えております。
<前提条件>
・1店舗30万円/日×30日=900万円/月商
・600万円×12か月≒10,000万円
・材料費25%+人件費30%+店舗費用18%+その他7%=EBITDA15%
<収益>
・店舗(10店舗):売上高10億円 EBITDA:1.5億円(直営のみ)
・店舗(30店舗):売上高25億円 EBITDA4.0億円(FC10店含)
売上もしくはEBITDAのうち、一定比率を決定し配当予定。
(3~5%を想定))
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