信用金庫の融資審査を通す3つのコツ!信用金庫と銀行の違い・メリット・デメリット総まとめ
登録日:2018.1.5 | 最終更新日:2019.10.26
開業資金や運転資金のために金融機関へ融資を申し込む際、審査に通るかどうか、不安を感じる方も多いでしょう。各金融機関によって審査基準は異なり、経営状態によっては断られる可能性もあります。
今回は信用金庫での融資経験8年のプロが、信用金庫で審査を通すコツなどを紹介します。信用金庫と銀行の違いやメリット・デメリットにも触れ、どういった融資が合うのか参考になるような解説もしていきたいと思います。
過去に融資審査を断られた方も、決して諦めないでください。今回のまとめ記事を参考にすれば、融資の成功率がぐっと上がるはずです。
■【信用金庫の審査を通すコツ1】地元密着型の企業になること
信用金庫の融資審査をスムーズに通すためには、地元に密着した企業になることが大切です。一般的に、中小企業が融資を受けることは難しいとされています。しかし普段から信用金庫との付き合いがあると、借りやすい関係は築けます。メガバンクなどの場合、企業の規模・取引数が審査に影響するため、中小企業が深い関係を築くのは難しいですが、信用金庫であれば可能なケースが多いです。
信用金庫は地域密着型の金融の推進に積極的に取り組んでいます。地域の活性化につながる融資を行うため、地域のお客様と長期間にわたって親密な関係を築こうという姿勢が見られます。目的も普通の銀行のように利益の追求ではなく、相互扶助の精神で地域を支えていくことです。黒字経営で融資が必要ではない時から信用を積み重ねておくことがおすすめです。
しかし赤字になり破綻するわけにはいかないため、リスクの高い融資には慎重です。審査基準も各信用金庫できちんと設けています。
信用金庫の融資目的は営利目的ではなく、地域の活性化、地域企業への還元です。何を持って地域密着するかは地元の信用金庫によって違いがあるため、信用金庫を複数ピックアップして、実際に窓口で融資実績、融資されやすい企業についてお問い合わせをしましょう。
ポイント:地元地域の方に良い影響を与えるビジネスが審査に通りやすい企業!
■【信用金庫の審査を通すコツ2】メインバンクは信用金庫にすること
地域密着型の企業になったとしても、経営状態が悪化してから融資を申し入れた場合、断られる可能性があります。不安定な経営状態でも融資してもらいやすい状況を作るためには、メインバンクを信用金庫にしておくことが大切です。業績が良好な時期に融資してもらったり、預貯金を多くしておいたりすると、信頼関係が築けます。万が一経営が悪化しても、比較的借入しやすい状況を作ることができます。
法人でない場合でも、個人事業主として屋号で口座を開設しておくと良いでしょう。振込など取引先への支払いは信用金庫の口座を通して行っておきます。現金決済の場合でも、売上はすべて口座へ入金し、お金の流れ(取引内容)がわかりやすい状態にしておけば、融資を受ける際に審査がスムーズに通ります。融資だけでなく、経営状況の改善の相談ができたり、提案を受けたりすることも増えるはずです。
口座を作成しておくことで、信用金庫側から融資の提案が来ることがあります。メガバンクよりも、地域密着型の信用金庫の方が良いお付き合いができることも多いです。
融資前に口座があると印象が良いでしょう。しかし、あくまでも良い印象であり、融資を決定する決め手にはなりません。
ポイント:融資をお願いするときだけではなく、融資前から関係性を築いておく。
■【信用金庫の審査を通すコツ3】資金使途や返済計画を明確にしておくこと
信用金庫でも銀行と同じように、決算書の内容は融資審査の際に重要なポイントです。収益が安定しているか、債務超過になっていないか、不良資産はないかなどをチェックします。このとき、資金使途や返済計画が明確になっていると、審査が通りやすくなります。銀行、信用金庫関係なく、融資したお金を返済できる能力があるかどうかが審査の決め手です。お金を返すことができる計画を伝える必要があります。
資金使途
借りる側は意識しない場合も多いですが、信用金庫の審査では重要な項目となります。資金使途の計画性、妥当性はもちろん、それらを基に経営者のレベルとモラルを審査する目的があります。
もし事業内容から資金使途に疑問点が出てくる場合、信用金庫側は資金流用、散財、隠れ負債、裏金などに使用されることを懸念します。決算上で返済能力があると認められても、資金使途に怪しい部分があると、早い段階で審査を否決されることもあります。
的確な資金使途が伝わるような事業計画書を作成するようにしましょう。
返済計画
新たな融資をしたときに、きちんと返済されるかをチェックします。過去の決算内容、提出資料を確認し、正確な数字が出ていれば問題ありません。チェックポイントは信用金庫ごとに異なりますが、主に業績の安定性と返済能力を検討していきます。
業績の安定性とは、今の事業が将来的に変わらず継続していけることを意味します。何か問題が生じた場合でも、自力で持ちこたえられる能力があるかどうかも審査します。
返済能力とは、今の収益状況における融資金の返済能力を意味します。基本的には、決算書にある数字を基に判定しますが、新たな計画がある場合は、それも踏まえたうえで審査していきます。返済計画は無理のない、現実的な数字を算出するようにしましょう。理想的な数字だけを並べても審査に落ちてしまいます。なぜそのデータを出せるのか、根拠があれば資料の説得力が上がります。その為には理想的なデータではなく、現状から推測できるデータを利用しましょう。
ポイント:事業計画でお金の使い道を明記、返済プランを明確にする。
事業計画書の作成はこちらを参考にしてください。
【保存版】事業計画書の書き方100%ガイド。相手に必ず響く11のポイントとは?
資金調達で成功する事業計画書の書き方!テンプレートを活かして120%伝える12個のポイント!
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■信用金庫と銀行の審査の違いは?
事業融資を検討する際、信用金庫と銀行のどちらを選ぶか迷う方は多いでしょう。ここでは信用金庫と銀行、それぞれの特徴と、審査の違いについて解説します。
【信用金庫の特徴】地域の中小企業や個人が主な取引先
信用金庫は、信用金庫法という法律に基づいて運営している非営利法人です。営利を目的としない、出資者からの出資で設立されています。大衆のために金融を円滑化し、貯蓄を増強することを目的に活動しています。
信用金庫は、地域の法人、事業者、住民の出資で支えられています。その地域に還元できる金融活動のため、業務を行っています。つまり信用金庫の主な取引先は、地域の中小企業や個人ということです。
信用金庫が銀行と異なる点は「会員」というシステムにあります。信用金庫は出資金で成り立っており、出資者は会員です。信用金庫は「会員間の相互扶助」で成り立っており、出資して会員になると銀行と比較した場合、融資が受けやすいとされています。
会員の有資格者は、地区内に住所または居所がある者、事業所がある者、勤労に従事する者、事業所がある者の役員などです。また事業者の場合は、従業員300人以下の事業所であること、または資本金が9億円以下という条件もあります。
信用金庫の業務範囲は、預金が無制限。融資は原則会員が対象ですが、制限つきで会員外へ貸出もできます。融資には、法人向けのものが4つあります。「一般融資」「制度融資」「代理貸付」「保証付融資」です。それぞれの特徴も解説していきましょう。
- 一般融資:中小企業のニーズに応じて貸付する定番型の融資です。短期はもちろん、長期借入が可能となっています。
- 制度融資:信用金庫と地方公共団体、信用保証協会が協力して行う融資です。
- 代理貸付:信用金庫が公庫、事業団などの代わりに、政府が出している資金の長期的な融資を行う制度です。
- 保証付融資:信用保証協会の保証付融資を意味します。保証付融資の場合、融資先の企業が倒産などで貸し倒れになったとき、保証協会が債務者に代わって弁済します。中小企業信用保険法に定められた中小企業者で、信用金庫の審査基準をクリアし、融資条件を満たしていれば、資金調達できる可能性があります。
【信用金庫の審査】審査には慎重だが銀行より通りやすい傾向
審査基準は信用金庫ごとに違いはありますが、審査に慎重である点は銀行と同じです。銀行と異なる点は、融資が原則的に会員限定であるということです。会員間の相互扶助をモットーにしているため、会員制で地域の人々や企業を優先的に融資しています。出資金が必要になりますが、最低1万円が相場です。審査基準の厳しさを見ると、銀行より通りやすい傾向もあります。
銀行は小さな企業をあまり相手にしないこともありますが、銀行に比べると信用金庫は柔軟な対応をしてくれます。
【銀行の特徴】大企業が主な取引先
銀行は基本的に株式会社(営利法人)で「銀行法」という法律に基づきながら株主の利益を図ることを目的としています。利益を上げ、株価が上がれば株主により多くの利益を還元できます。それが銀行の営業方針ともいえます。金融の円滑化、国民経済の発展に貢献することも目的としています。
銀行の主な取引先は、信用金庫とは異なり、大企業です。銀行は利益を優先するため、融資の審査は厳しいといわれています。大企業は安定した利益を出し、株価が安定していればスムーズに融資を受けられるケースが多いですが、中小企業の場合難しい場合があるようです。返済の相談に関しても、親身に応じてくれるというよりは、慎重な対応をされることが多いとされています。
銀行の業務範囲は、特に制限がありません。さまざまな商品を取扱い、業務範囲も広いです。信用金庫とは異なり、会員制ではなく、国民大衆が利用できます。
銀行はお金を返せるか不安な中小企業に数百万円を融資するよりも、今までの実績がある数千万円から数億円を融資できる企業の方が効率的に融資を収益化することができます。株主還元を目指す銀行は、融資額が高い、信頼がある会社への融資が優先的に行われます。
【銀行の審査】融資の審査は慎重
口座開設よりもハードルが高いのが銀行の融資です。利益追求型の金融機関であるため、貸し倒れが出ないように、融資先の調査は慎重に行います。銀行ごとに審査基準は異なりますが、綿密な資料が必要であったり、順調な経営状態が何期も続いていたり、実績を上げていたりすることが最低条件となります。入念な準備が必要です。
信用金庫でも銀行でも、融資を申し込む際には税金・公共料金の滞納は大きなマイナス要因となるため、その点に注意してください。
審査で必要になる書類
融資を申し込む際は、申請書のほか、融資の目的や経営状態などを詳しく説明する資料が必要です。金融機関によって違いはありますが、どんな資料が必要になるか、例を挙げてみます。
- 直近数年分の決算書
- 知的資産経営報告書など、見通しを詳細にまとめた書類
- 返済計画などをまとめた書類
- 融資の使途を詳細にまとめた書類
- 代表者の財産、自宅に関する情報をまとめた書類
これらの書類は準備に時間がかかるため、融資を受ける際は早めに用意しておきましょう。
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■信用金庫でお金を借りるメリット
では信用金庫からお金を借りることに、どのようなメリットがあるのでしょうか?信用金庫から融資を受ける主なメリットを3つ紹介します。
【メリット1】小さな企業にやさしい
地域の中小企業に対しても、積極的に融資をしてくれる傾向があるのは、信用金庫最大のメリットといえるでしょう。信用金庫の方から定期的に顔を出し、資金需要がないかの聞き取りを行ってくれることが多いです。出向いた際にも、詳しく相談に乗ってくれます。起業して間もない状態でも、交渉をして資金調達できる可能性があります。会社の地域、居住地域の信用金庫の情報をまとめておきましょう。
銀行の場合、敷居が高いと感じている中小企業は多いでしょう。その点信用金庫は気軽にお金の悩みを相談できます。
ポイント:創業時、中小企業の経営者の方におすすめ。
【メリット2】貸し渋り、貸し剥がしがない
不景気が続き返済できない企業が増えると、不良債権も増加します。不良債権は費用扱いになるため、銀行の場合は自己資本が減少します。業務停止に追い込まれないよう、銀行は貸し渋りや貸し剥がしを始めるため、利用しにくくなります。
一方信用金庫は地域に密着した組織であるため、メガバンクのような貸し渋りや貸し剥がしをすることはありません。長期的に付き合うことができるメリットがあります。事業の状態に関わらず、良いときも悪いときも相談に乗ってくれる点で、取引しやすいです。
ポイント:営利目的ではなく、地域の活性化、地域還元が目的。
【メリット3】信用金庫オリジナルのサービスが利用できる
信用金庫では、地元企業に対してさまざまな支援サービスを行っています。今後、起業を考えている方は、信用金庫を選ぶと多くのサービスを受けられます。どのようなサービスがあるか例を挙げてみましょう。
創業支援サービス
新たに起業したいと考えている方向けに、総合的なサポートを積極的に行っている信用金庫はたくさんあります。無料相談することができ、資金計画を一緒に考えて事業開始にいたるまでをトータルサポートしてくれるサービスです。
起業時に信用金庫から融資を受けたい場合は、創業支援サービスがおすすめです。事業計画の策定を相談することができるので、信用金庫側が何を求めているのかを知ることができます。
また、信用金庫だけの資金調達方法だけではなく、他の資金調達方法に関してもアドバイスをもらうことができます。営利目的ではない信用金庫だからこそできるサービスです。
ポイント:資金調達前から創業支援で相談をしておく。
ビジネスマッチングサービス
地元企業の販路拡大、提携先を見つけることを目的とした、ビジネスマッチングに取り組む信用金庫も多いです。個別相談はもちろん、ビジネスマッチングのためのイベントを開催するなど、さまざまな取り組みがあります。
このほかにも、地元企業の海外進出の手助け、他業種への進出支援、商品開発のアドバイスなど、さまざまな支援を行っています。銀行でもイベントや支援制度はありますが、地域の中小企業向けの支援数が多いのは、信用金庫ならではといえるでしょう。
既にビジネスが立ち上がり、商品がある場合は、商品と相性が良い企業や人を紹介してくれることがあります。双方にとってメリットがある場合は、信用金庫として紹介しない理由はありません。無料で相談できるビジネスマッチングサービスを使わない手はありません。
ポイント:資金だけではなく、売上に直結するビジネスマッチングサービスがある。
業務の効率化
東京の朝日信用金庫では、業務の効率化もサポートしています。具体的には、税金、各種料金の払込、海外送金をインターネットですぐにできるサポート、財産を守るための貸金庫サービスなど。信用金庫の融資に落ちた場合でも、信用金庫のサービスを知り、利用することがおすすめです。
各信用金庫によって細かいサービス内容が異なるため、近くの信用金庫がどのようなサービスを行なっているか情報を仕入れましょう。
ポイント:メガバンクよりも柔軟な対応は資金調達だけではありません。
資金の運用
信用金庫は投資信託、定期積金、大口定期預金、決算用普通預金などのサポートがあります。ビジネスで収益が出た時に信用金庫の資産運用を積極的に利用することがで、今後の資金調達に良い影響を与えてくれます。
メガバンクは数えきれないほどの顧客を抱えているので、積極的に利用したとしてもあまり資金調達に有利に働くことがありません。しかし地元企業として信用金庫を継続的に利用することは二度目、三度目の資金調達時に融資が通りやすくなるでしょう。
信用金庫のサービスを積極的に利用することが、融資審査にプラスの影響を与えます。
ポイント:収益が出ている時こそ、信用金庫に還元する。
事業継承・M&A
企業を買収したい企業、売りたい企業の相談を請け負っている信用金庫が多いです。M&Aを専門、得意とする会社を紹介してくれることもあります。ライザップが企業買収を積極的に行い、大幅赤字で現在は企業買収を凍結していますが、積極的に企業買収をしている会社は多くあります。
企業売却は負債を抱えてから売却するのではなく、利益が出ている状態で売却するのがおすすめです。会社を作って資産が増える方法はIPOですが、キャッシュを手に入れることができるのが企業売却です。IPOをして100億円以上の株式資産を手に入れても、実際に売却できるのは数%です。上場した途端に社長が株式を手放すのは印象が悪く、株価に影響することがあるからです。
逆に企業売却に成功すれば企業価値の全てをキャッシュとして手に入れることができるので、得たお金を元に新しい事業を立ち上げることができます。最近では企業売却を最初から目指した事業計画を立てる方が増えています。インターネットにもM&A仲介会社が多くありますが、信用金庫の客層とか被っていないことが多いので、M&Aを考えている方は信用金庫サービスもおすすめです。
ポイント:企業売却の相談ができる。
■信用金庫でお金を借りるデメリット
信用金庫からの融資は、メリットばかりではありません。デメリットになることもあります。ここからは信用金庫に融資してもらう主なデメリットを2つ紹介します。デメリットも理解したうえで利用してください。
【デメリット1】金利が高い傾向にある
信用金庫はメガバンクに比べて、金利がやや高いというデメリットがあります。平均でメガバンクより1%、地方銀行より0.5%は高いところが多いです。信用金庫は小さな融資取引を積み重ねて運営しているため、事務工数が多く、人件費もかさみます。そのため、必然的に金利が高くなるのです。
1億円を1社に貸すのと、1000万円を10社に貸すのは利益として同じことです。しかし10社の取引先を回ったり、10件の事務処理を行ったりすると、コストは10倍かかります。少額融資が多い信用金庫では、銀行よりこうしたコストがかさむため、金利がやや高めに設定されています。ただし、信用金庫ごとに金利は異なるため、一概には言い切れません。
ポイント:金利が高くなる分、銀行よりも優遇されることがある。
【デメリット2】資金量が限られているため大規模な借入はできない
1つの融資先に対する融資限度額は、信用金庫の自己資本25%相当額までです。それ以上の融資は受けられないため、金額が大きい場合はほかの金融機関への申し込みも検討した方が良いでしょう。ただし、700万円以内の小口融資であれば会員以外でも幅広く利用できるため、メリットもあります。
全国の信用金庫情報はこちらで確認することができます。
北は北海道から、南は沖縄まであなたの地域にある信用金庫を探すことができます。まずは信用金庫のリスト作成、融資を受けるための計画を練ることが大切です。各信用金庫によって融資の金利、審査条件なども異なるため、公式HPより条件を確認しましょう。
ポイント:小額の資金調達先として向いている。
■信用金庫融資に必要な書類について
創業融資前の方 |
創業計画書(事業計画書) |
印鑑証明書:代表個人 |
許認可が必要な事業は、事業に必要な許認可書、又はその写し |
自己資金が確認できる預金通帳など(お金の流れがわかるもの) |
借入がある方は返済予定表のコピー、借入残高がわかるもの |
納税証明書 |
創業前でも資金繰り計画書類は作成しましょう。1日単位ではなく、月単位で表示されている資金繰り表がおすすめです。信用金庫だけに関わらず、カードローン、銀行、ビジネスローンもなぜお金が必要なのか、何にお金を使うのか伝える必要があります。
必須資料ではありませんが、資金繰り表があることで信用金庫からの印象が良くなるでしょう。
創業後の方 |
創業計画書(事業計画書) |
印鑑証明書 |
商業登記簿謄本 |
個人事業の廃業等届出書 |
納税証明書 |
創業融資後は決算書(損益計算書)があると融資の際に話がスムーズに進みます。事業が黒字なのか、赤字なのか、赤字の場合は何時頃に黒字化するのか原因と解決策を提示する必要があります。既に黒字化で今後も継続的な収益が見込める場合は審査に通りやすいでしょう。
赤字の場合は審査に通りにくくなりますが、決算書、事業計画書、現在の状況によっては融資を受けられる可能性があります。多くの企業が軌道に乗る前は赤字です。お金が必要な理由、融資されたお金を使うことで収益化できる事業計画を立てることが大切です。また、創業前、創業後に関わらず、税金を支払っていなければ信用金庫の融資に通りません。
■まとめ
信用金庫の融資審査を通すコツを中心に、信用金庫と銀行の違いや、メリット・デメリットを比較しました。地域に根差した経営をするなら、信用金庫へ融資をしてもらう方法が有効でしょう。資金調達方法は信用金庫だけではなく、低金利でお金を借りることができる日本政策金融公庫も視野に入れておきましょう。
事業内容によっては、助成金の融資が通ることもあります。資金調達方法は複数知っておくことで、ビジネスを有利に進めることができます。
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