【無料テンプレートあり】誰でも簡単!発注書の書き方とフォーマット!印紙や法的義務など3つのポイントも解説!
公開日:2019.8.4 | 最終更新日:2019.9.24

ビジネスでよく見る書類の1つに「発注書」があります。しかし、発注書の法的義務や必須項目などは、意外と知られていないかもしれません。
そこで本記事では、発注書について、わかりやすくまとめました。
- 発注書に収入印紙は必要?
- 発注書の発行義務があるのはどんな会社?
- 発注書と注文書の違いは何?
- 発注書の必須記入項目は?
- 発注書をコピペで完成させたい!
この記事を読むと、これらを簡単に解決できます。発注書の書き方や法的義務がわからない方は、ぜひご覧ください。
発注書とは何?30秒でわかりやすく解説!

発注書とは『注文の申込書類』
発注書とは、発注者(購入者)から受注者(販売者)へ、注文の申し込みをする書類です。一般的には、見積金額等の条件に合意した後、発注書で正式に注文します。
ただし、発注書はあくまでも、注文者からの一方的な意思表示に過ぎません。そのため、発注書の送付だけでは、法律上の契約は成立しないのです。
発注書の役割は『トラブル防止』と『取引内容の記録』
発注書には以下のような役割があります。
| ・トラブル防止 |
| ・意思確認 |
| ・金額・数量・納期等の取引内容の記録 |
書類があると「言った・言わない」で争うことを防げます。また、金額や納期などを書面に残すことで、未払いや商品未納などのトラブルにも対応できます。
発注書で契約は成立しませんが、このような役割があるため、書類の交付が行われています。
発注書と注文書・注文請書の違いは何?わかりやすく解説!

商品等の受発注に関わる文書には、発注書の他にも、下記の書類があります。
| ・注文書 |
| ・注文請書 |
それぞれの書類と、発注書との違いを解説していきます。
発注書と注文書は『法律上は同じもの』
発注書と注文書の意味・定義には、法律上の違いはありません。ただし、実務上では発注書と注文書を使い分けている企業もあります。
使い分け方には、主に下記の3パターンがあります。
| 使い分けの対象 | 使い分け方 | |
|---|---|---|
| 発注書 | 注文書 | |
| 取引内容 | 無形商品・サービスの取引 | 有形商品の取引 |
| 取引金額 | ◯◯円以上の取引 (または、この逆) | ◯◯円未満の取引 (または、この逆) |
| 書類の発行者 | 注文者が発行 | 受注者が発行 |
上記はあくまでも一例なので、実際の使い分け方は、各企業の規程によります。
また、法的には使い分ける必要がありません。実務上でも、発注書または注文書のどちらかに統一することが可能です。
発注書と注文請書の違いは『発行者』と『役割』
注文請書は、発注書と対で使われる書類です。具体的には、以下のような違いがあります。
| 発注書 | 注文請書 | |
|---|---|---|
| 発行者 | 発注者 | 受注者 |
| 書類の役割 | 注文の申込み | 注文内容の承諾 |
発注書は、あくまでも発注者側の注文の意思表示となります。それに対し、その注文を受諾する場合に、受注者が発行するのが注文請書です。
発注書と注文請書が両方揃うことで、双方の意思確認ができます。
発注書の書き方と11個の記入項目・内容を解説!

発注書の記入項目は、消費税法第30条および下請法第3条により、定められています。
下記の必須項目が、法律上で必要な内容です。その他、取引を円滑にするために、記載した方が良い項目もあります。

| 必須項目 | 1.発注者名 2.取引年月日 3.取引内容 4.取引金額(税込金額) 5.発注先の名称・宛名 6.支払期日(※下請法) 7.支払方法(※下請法) |
|---|---|
| 記入した方が良い項目 | 8.発注番号(文書番号) 9.納期 10.小計(税抜金額) 11.備考(納品場所・取引条件・その他) |
それぞれの項目について、解説していきます。また、この書き方をふまえた発注書のテンプレートも、本記事内で紹介しています。
参考元
・請求書等の記載事項や発行のしかた|国税庁
・消費税法|e-Gov 電子政府の総合窓口
・下請代金支払遅延等防止法|e-Gov 電子政府の総合窓口
【発注書の書き方と記入項目1】発注者名
発注元の会社名・住所・電話番号などを記載します。発注者名は、消費税法第30条の「書類作成者の氏名又は名称」に当たります。
【発注書の書き方と記入項目2】取引年月日
取引年月日には、発注書を発行する日(発注日)を記入します。
【発注書の書き方と記入項目3】取引内容
発注する商品・サービス名、数量、単価などを記載します。見積書に合意した上での発注であれば、基本的に、見積書と発注書は同じ内容となります。
【発注書の書き方と記入項目4】取引金額(税込金額)
発注金額の合計を税込で表示します。これは、消費税法第30条による必須項目です。
【発注書の書き方と記入項目5】発注先の名称・宛名
発注書の宛名には、発注先(受注者)の名称を記入します。会社名等を正式名称で表示しましょう。
【発注書の書き方と記入項目6】支払期日(※下請法)
支払期日は、下請法による必須項目です。下請法に該当しない場合は、必須ではありませんが、記載した方がトラブルが無いでしょう。
| <支払期日の記入例> |
|---|
| ・月末締め翌月末払い |
【発注書の書き方と記入項目7】支払方法(※下請法)
支払方法も、支払期日と同様、下請法の必須項目です。支払期日と支払方法を、1項目にまとめて「支払条件」と表示する方法もあります。
【発注書の書き方と記入項目8】発注番号(文書番号)
発注番号(文書番号)は、社内用の管理番号です。書く場合は、日付の上に記入しましょう。社内で記載の指定がない場合は、表示しなくて構いません。
関連記事:【無料】コピペで完成!ビジネス文書のテンプレート35選!誰でも使える例文・定型文を大公開!
【発注書の書き方と記入項目9】納期
商品・サービスの納品期限を記入します。必須項目ではありませんが、記載した方が取引がスムーズです。事前に見積書等で納期の提示があれば、その通りに書きましょう。また、納期が未確定や調整中の場合は、その旨を表示しておきます。
| <納期の記入例> |
|---|
| ・別途ご相談 |
【発注書の書き方と記入項目10】小計(税抜金額)
税抜金額の小計を記載します。消費税法で必須なのは税込金額だけですが、税抜表示もある方が望ましいです。
【発注書の書き方と記入項目11】備考(納品場所・取引条件・その他)
納品場所・納品方法やその他の取引条件、連絡事項などを記載します。見積書等で提示されている内容を書きましょう。
発注書でおさえておくべき重要ポイントは『下請法・会社法・印紙税法』の3つ!

発注書を発行する際に重要なポイントは、以下の3つです。
| 1.下請法により発注書の交付義務が発生 |
| 2.発注書の保管・保存期間は7年と10年 |
| 3.原則として収入印紙は不要 |
それぞれのポイントについて、説明いたします。
【発注書の重要ポイント1】下請法により発注書の交付義務が発生
一般的な会社には、発注書の発行義務がありません。ただし、下請法に該当する場合、発行する義務が生じます。
下請法が適用されるのは、親事業者の資本金が1000万円を超える場合です。これに当てはまると、下請業者への注文時に、発注書の交付が義務付けられます。
※下請法=下請代金支払遅延等防止法
参考元:下請代金支払遅延等防止法|e-Gov 電子政府の総合窓口
【発注書の重要ポイント2】発注書の保管・保存期間は7年と10年
発注書は帳票類に含まれるので、法律により、保管する義務があります。保存期間は、以下のとおりです。
| 法律 | 保存期間 |
|---|---|
| 法人税法 | 7年間 |
| 会社法 | 10年間 |
【発注書の重要ポイント3】原則として収入印紙は必要ない
発注書には、収入印紙を貼る必要がありません。印紙が必要なのは課税文書のみで、契約書や領収証などが、それに該当します。
前述のとおり、発注書は申し込みの意思表示に過ぎないので、契約書ではありません。そのため、原則として、収入印紙は不要です。
ただし、発注書の発行により契約成立とする取り決めがある場合は、発注書も契約書と同様の扱いになります。
コピペOK!発注書の無料テンプレート3選

発注書の書式には、法的な決まりはありません。ここでは、コピペで使えるテンプレート3選を紹介いたします。
| 1.一般・標準用 |
| 2.FAX送付用 |
| 3.注文請書兼用 |
前述の「発注書の書き方と記入項目」をふまえた書式・フォーマットとなっています。
【発注書の無料テンプレート1】一般・標準用
発注番号:○○○○
発注日:○○○○年○○月○○日
発注書
株式会社○○○○ 御中
株式会社○○○○
担当:○○部 ○○○○
〒○○○-○○○○
東京都○○区○○○○○○○
TEL:○○-○○○○-○○○○
FAX:○○-○○○○-○○○○
E-mail:○○@○○○○○○
下記の通り発注いたします。
| 件名:○○○○ |
| 合計金額 ¥○○○○ー(税込) |
| 納品場所:○○○○ | 支払期日:○○○○ |
| 納期:○○○○ | 支払方法:○○○○ |
| N0. | 品 名 | 数量 | 単位 | 単 価 | 金 額 | 摘 要 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 小計 | ||||||
| 消費税 | ||||||
| 合計 | ||||||
| 備考 | ||||||
【発注書の無料テンプレート2】FAX送付用
発注番号:○○○○
発注日:○○○○年○○月○○日
発注書
株式会社○○○○ 御中
FAX:○○-○○○○-○○○○
株式会社○○○○
担当:○○部 ○○○○
〒○○○-○○○○
東京都○○区○○○○○○○
TEL:○○-○○○○-○○○○
FAX:○○-○○○○-○○○○
E-mail:○○@○○○○○○
送信枚数:○枚(本紙を含む)
下記の通り発注いたします。
| 件名:○○○○ |
| 合計金額 ¥○○○○ー(税込) |
| 納品場所:○○○○ | 支払期日:○○○○ |
| 納期:○○○○ | 支払方法:○○○○ |
| N0. | 品 名 | 数量 | 単位 | 単 価 | 金 額 | 摘 要 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 小計 | ||||||
| 消費税 | ||||||
| 合計 | ||||||
| 備考 | ||||||
【発注書の無料テンプレート3】注文請書兼用
発注番号:○○○○
発注日:○○○○年○○月○○日
発注書
株式会社○○○○ 御中
株式会社○○○○
担当:○○部 ○○○○
〒○○○-○○○○
東京都○○区○○○○○○○
TEL:○○-○○○○-○○○○
FAX:○○-○○○○-○○○○
E-mail:○○@○○○○○○
下記の通り発注いたします。
| 件名:○○○○ |
| 合計金額 ¥○○○○ー(税込) |
| 納品場所:○○○○ | 支払期日:○○○○ |
| 納期:○○○○ | 支払方法:○○○○ |
| N0. | 品 名 | 数量 | 単位 | 単 価 | 金 額 | 摘 要 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 小計 | ||||||
| 消費税 | ||||||
| 合計 | ||||||
| 備考 | ||||||
| 注文請書 | |
|---|---|
| 株式会社○○○○ 行 | 受注番号: |
| 上記のご注文を確かに承りました。 | 発行日: |
| 住所: | |
| 会社名: | |
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