5億円以上の資金調達に成功!注目のベンチャー企業5選と資金調達の秘訣とは
公開日:2018.10.26 | 最終更新日:2025.3.5
ベンチャー企業にとって資金調達は大きな課題です。資産のある大企業や銀行融資を受けられる中小企業と異なり、ベンチャー企業が資金を調達するのは簡単なことではありません。
しかし、ベンチャー企業だからと言って多額の資金調達ができないわけはありません。世の中には、5億円以上もの多額の資金調達に成功したベンチャー企業がいくつも存在しています。
この記事では、中小企業診断士暦8年の筆者が、多額の資金調達に成功したベンチャー企業と成功の秘訣をたっぷりとご紹介します。これを読めばきっと資金調達のヒントが見つかるはずです。
■ベンチャー企業の資金調達
会社の経営にとって欠かすことのできない3つの資源をご存知でしょうか?ひとつは、働き手である「人」、もうひとつは会社の武器とも言える「物(商品・サービス)」、そして会社を立ち上げ、運営していくための「資金」です。
これらのうち、どれかひとつでも欠けてしまうと会社経営はうまくいきません。
では、これら3つの資源を入手するためには、どうすれば良いのでしょうか。
働き手である「人」は、労働環境を整えて求人広告を出したり、家族や知人に協力をお願いしたりすることで集められるでしょう。
「物(商品・サービス)」は、会社を立ち上げる時点で既に具体的な構想ができあがっているはずです。従業員や顧客の意見を聞きながら、さらにより良い商品・サービスへと質を高めていくことも可能でしょう。
では「資金」はどうでしょうか。会社の立ち上げや運営には多額の資金が必要です。また、新規事業をスタートさせる際にも多くの資金を用意しなければなりません。必要な金額は数百万~数千万円、時には数億円となることもあります。
これらの資金を、自分だけで用意するのは容易ではありません。多くの方が融資などを利用して資金を調達したいと考えるでしょう。
しかし、ベンチャー企業が融資で資金を調達することは、とても困難です。銀行融資などは多額の資金を調達できる手段のひとつですが、銀行が「貸し付けたお金を必ず支払期日に返済できる」と判断した会社にしか融資を行いません。
したがって、成長過程にあるベンチャー企業は、銀行にとって貸し倒れリスクが高いと見なされ、融資を受けるのが難しい傾向にあります。
とは言え、ベンチャー企業が資金を調達する手段は銀行融資だけではありません。
例えば、日本政策金融公庫の融資や、返済の必要がない「補助金」「助成金」などの制度を活用する方法もあります。また、投資家やベンチャーキャピタルなどから出資を受けることも可能です。さらに、インターネットを活用してクラウドファンディングによる資金調達もできるでしょう。
このように、手段を選べばベンチャー企業も十分に資金を調達することができます。「まだ事業を始めたばかりで実績が少ない」「小さな会社だから資金集めはできない」などと諦めてしまうのではなく、あなたの会社に合った手段を見つけることが大切です。
では、ここからは実際に資金調達に成功した5つのベンチャー企業をご紹介しましょう。
■【資金調達に成功したベンチャー企業その1】PreferredNetworks

株式会社PreferredNetworksは、2014年3月に設立された会社です。東京都千代田区に本社を構え、「交通システム」「製造業」「バイオヘルスケア」の3つの事業を軸に事業を行っています。
「交通システム」事業はトヨタ自動車と、「製造業」事業はファイナックや日立製作所と、そして「バイオヘルスケア」事業は国立がん研究センターなどとそれぞれ共同研究を実施。
中でも、トヨタ自動車とともに自動運転技術やAI技術などの開発・研究を行う「交通システム」事業では、2017年にトヨタ自動車から約105億円の出資を受けています。
実は、トヨタ自動車からの出資はこれが初めてではありません。PreferredNetworksは、2014年にトヨタ自動車との共同研究・開発をスタートさせていますが、その翌年の2015年にも、10億円の出資を受けています。
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資金調達額 |
約115億円 |
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資金調達方法 |
企業からの出資 |
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公式サイト |
「出資」は返済の必要がないため、ベンチャー企業にとってもメリットの大きい資金調達方法です。PreferredNetworksの場合は共同研究・開発を行っている企業からの出資のため、技術面での実力はもちろん、トヨタ自動車との信頼関係も築けていました。だからこそ、約115億円もの出資が実現したと言えるでしょう。
■【資金調達に成功したベンチャー企業その2】OneTapBUY

株式会社OneTapBUYは、2013年10月に設立した会社です。東京都港区に本社を構え、証券業を行っています。
OneTapBUYの特徴は、スマートフォンを使用して誰でも1,000円から株が買えることです。通常の株式投資では株数単位で購入するためまとまった投資資金が必要ですが、OneTapBUYでは金額を指定して銘柄を購入できるため、株式投資が初めての方でも簡単に投資を行うことができます。
そんなOneTapBUYには、ソフトバンクやモバイル・インターネットキャピタル、みずほ証券、ヤフージャパンをはじめとする複数の大企業が出資を行っています。2017年にはこれらを引受先とする第三者割当増資が行われ、25億円もの資金調達を実現させました。
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資金調達額 |
25億円 |
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資金調達方法 |
第三者割当増資 |
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公式サイト |
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「第三者割当増資」とは、取引先や会社経営に携わる関係者、取引を行う金融機関などに新規で発行する株式の購入権利を付与することで増資を図る資金調達方法です。
前述した「出資」と同じく返済義務がないため、株式を購入してくれる取引先や関係者さえ見つけることができれば、ベンチャー企業でも比較的容易に資金を調達できるでしょう。
また、エンジェル投資家からの資金調達に興味のある方は、当サイト「Founder」の利用もおすすめです。Founderでは、起業家とエンジェル投資家のマッチングを行っているため、資金提供をしてくれる投資家がきっと見つかります。
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■【資金調達に成功したベンチャー企業その3】ギフティ

ソーシャルギフトのgiftee(ギフティ) | ソーシャルギフトサービス
株式会社ギフティは、2010年8月に設立された会社です。東京都品川区に本社を構え、インターネットサービス事業を行っています。
ギフティの主なサービスは、スマートフォンを活用してLINEやメールでギフトやメッセージカードを送ること。全国33,000店以上の店舗が対象となっており、手軽な贈り物として90万人を超える会員が利用しています。
ギフティは、2018年に総額5.84億円の資金調達を成功させました。ギフティが実現させた資金調達方法は、メガバンクとして知られる三菱UFJ銀行からの融資、そしてジェーシービー、未来創生ファンド、丸井グループを引受先とする第三者割当増資です。
調達した資金は海外展開に向けたサービスの開発などに使われます。大手企業との業務提携や協業も予定するなど、今後の活躍に期待が高まるベンチャー企業のひとつだと言えるでしょう。
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資金調達額 |
5.84億円 |
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資金調達方法 |
第三者割当増資、銀行融資 |
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公式サイト |
冒頭でも解説したように、ベンチャー企業が銀行融資を受けるのは容易いことではありません。しかし、ギフティのように銀行を納得させられる実績があれば、銀行融資も実現可能です。
また、銀行融資と同時に第三者割当増資も行ったことで、5億円を超える多額の資金調達が成功したとも考えられます。
■【資金調達に成功したベンチャー企業その4】エブリー

株式会社エブリーは、2015年に設立された社です。本社は東京都港区に位置し、動画メディア事業やタレントマネジメント事業、広告事業などを行っています。
エブリーでは、レシピやライフスタイル、ニュースやエンタメなどさまざまな動画メディアを運営。著名人とのコラボレーションや大手スーパーマーケットチェーンとの提携なども行い、動画を通じて多くの人に魅力的なコンテンツを提供しています。
2015年の創業以来、エブリーは幾度にもわたって資金調達を成功させてきました。例えば、2016年にはグロービス・キャピタル・パートナーズをはじめとする企業や、複数人の個人投資家を引受先とする第三者割当増資により、総額6億6,000万円の資金調達を実現しています。
さらに翌年の2017年にも伊藤忠商事などの企業を引受先とする第三者割当増資を行い、約20.6億円を調達。2018年にはKDDIを引受先とする第三者割当増資によって約30億円の資金調達を成功させました。
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資金調達額 |
約57億円 |
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資金調達方法 |
第三者割当増資 |
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公式サイト |
このように、ベンチャー企業が多額の資金を複数回に分けて調達した例もあります。今後ますますの成長が期待できるスマートフォンの動画市場を視野に入れ、明確なビジョンを持っていたことも資金調達成功の鍵だと言えるでしょう。
■【資金調達に成功したベンチャー企業その5】糖鎖工学研究所

株式会社糖鎖工学研究所は、2012年に設立された会社です。京都府に本社を構え、バイオ医薬品の研究や開発、提供などを行っています。
社名にも使用されている「糖鎖」とは、「糖鎖修飾」が由来。糖鎖修飾とはタンパク質が合成された後に異なる糖類が結合することを指しています。糖鎖工学研究所はその中でも「ヒト型糖鎖」に着目して研究を行う会社です。
糖鎖工学研究所は、2018年に第三者割当増資によって約10億円もの資金調達を実現しました。引受先となったのは、伏見製薬所、大阪大学ベンチャーキャピタル、SBIインベストメントなど5社の大手企業です。
その中には、イタリアに本社を構えるMIATS.p.A.も含まれ、国内外から高い注目を集めていることがうかがえます。
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資金調達額 |
10億円 |
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資金調達方法 |
第三者割当増資 |
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公式サイト |
糖鎖工学研究所のように、海外からの資金調達を検討するのもひとつの手段です。国内だけにとどまらず、広い視野でさまざまな手段を考えてみるのも良いでしょう。
■ベンチャー企業が資金調達を成功させる秘訣とは
これまでは、多額の資金調達に成功した5社のベンチャー企業をご紹介しました。業績が浅い企業や規模の小さな企業でも、このように資金を調達できることがお分かりいただけたでしょう。
冒頭でも解説したように、資金調達にはさまざまな手段があります。資金調達と聞いて多くの方が思い浮かべる銀行融資のほか、補助金や助成金の制度、上記の企業も利用していた出資や第三者割当増資などがその一例です。
特に、出資はベンチャー企業におすすめの資金調達方法でもあります。利息を付けて返済しなければならない融資と異なり、出資は返済の必要がありません。
また、大手企業や個人投資家から出資を受けるということは、会社の商品やサービスに将来性や価値があると認めてもらえたとも言えます。出資を受けた実績は将来的に銀行融資などを利用する際のアピールポイントにもなるため、ぜひ検討してみると良いでしょう。
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では、ここからはベンチャー企業が資金調達を成功させるための秘訣をご紹介します。
■【資金調達の秘訣その1】新しいものを生み出す
ベンチャー企業が資金を調達するためには、多くの企業や個人投資家から興味を持ってもらうことから始めなければなりません。「この会社は将来性がある」「この会社の事業は今後ますます成長するはずだ」と判断されなければ、多額の資金調達にはつながらないでしょう。
そこで、他社と差別化できる新しい商品やサービスを生み出し、企業価値を高めることが重要です。他社にない独創的なアイデアから新しいものを生み出し、世間から評価されると、自ずと資金調達の機会が巡ってくるはずです。
■【資金調達の秘訣その2】既存の問題点を解決できる商品を作る
独創的なアイデアを考える際には、既存の商品やサービスが抱える問題を見極め、解決できるかどうかがポイントです。
例えば、あなたが普段使用している商品やサービスについて考えてみてください。「もっとこうなれば便利なのに」「ここさえ改善できれば良くなるのに」などと感じたことはありませんか?
それらを単なる問題点として終わらせるのではなく、「どうすればこの問題を解消できるのか」と解決への糸口を考えることが新たなアイデアのきっかけになるでしょう。
■【資金調達の秘訣その3】双方に得がある交渉をする
銀行やベンチャーキャピタルからの融資、企業や個人投資家からの出資などによって資金を調達する場合には、相手との交渉が必要です。
交渉において大切なのは、「資金を調達する側」と「援助する側」の双方に得があること。多額の資金を援助してもらう代わりにあなたの会社が相手へ提供できるものは何か、または相手はお金と引き換えに何を望んでいるのかを考えてみましょう。
交渉の際には複数の選択肢を用意し、それぞれの立場に立ってメリットやデメリットを書き出してみるのもおすすめです。あなたの主張を相手の視点から見つめ直すと、双方にとってメリットの大きい答えが見つかるかもしれません。
■【資金調達の秘訣その4】客観的な事業計画書を作る
資金調達の際に欠かせないのが「事業計画書」でしょう。事業計画書とは、事業内容のほかに資金使途や返済方法、返済期間、売り上げ予測、資金繰り表などを記載した書類です。
資金調達を成功させるためにアピールポイントばかりを記載してしまいがちですが、事業計画書の作成ではいかに客観的な視点を持てるかが重要となります。
例えば、ただ「来期には売り上げが上がる見込み」と書くよりも、「この事業によって来期の8月末日までに500万円の利益が得られる」と書いた方が、読み手に具体的なイメージが湧きやすいでしょう。併せて根拠も明記しておくと、さらに伝わりやすくなります。
また、専門的な知識を有していることを見せるためにあえて難しい専門用語を使いたくなるかもしれませんが、読み手があなたの会社の業界を知っているとは限りません。したがって、異なる業界の担当者が読んでもきちんと伝わるよう、分かりやすさを意識するのもポイントです。
■自分に合った方法を選べば、あなたも数億円の資金を調達できる!
今回は、5億円以上の資金調達に成功したベンチャー企業や成功の秘訣などをご紹介しました。
いずれの会社も自分に合った資金調達方法を適切に選んでいることがお分かりいただけたでしょう。
今回ご紹介したように、ベンチャー企業にはベンチャー企業に適した資金調達方法があります。
自分に合った方法を選択できれば、次に5億円の資金調達に成功するのはあなたの会社かもしれません!
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